小説②

23:03
グウィゥゥゥゥゥゥゥゥウウン・・・
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今日は「大怪獣バラン」の公開日・・・つまり、バランの誕生日です。
実はハンドルネームを「婆羅陀魏」にしたり、小説であれほどバランを活躍させている身でありながら、彼の誕生日を祝ったのは始めてなのです(汗)
誕生日には敏感な男ですのに、画竜点睛を欠くような事をしてしまってましたね・・・
記念イラストも小説も用意していませんが、とりあえずこの場でバラン54周年を祝おうと思います。
おめでとう、バラン!



また今日は、散々先延ばしにして来た「GREATEST」最後の一件について。
やはり長くなりました(汗)


「GREATEST」について語る、の時から何度か言っていましたが、劇中に登場する「ディメンション・タイド」のもう一つの役割・・・それは時事列の違う「‐」シリーズ、「Next「G」」、「G」クロの三作の世界を矛盾なく繋ぐ事です。
「くる年!」の時はメタフィクションのノリでごまかしていましたが、時事列が近い「‐」とNext「G」はともかく、「G」クロは2016年と違いがあり、この時だけは「G」クロのオリジナル世界と繋がっていた事になります。
更に「GREATEST」に登場する「G」クロキャラがパラレルの存在となり、ややこしくなってきたこの設定を解消する為、「ディメンション・タイド」の「次元が溶け合う」設定が生まれました。
つまり、「‐」世界にいる「G」クロキャラはディメンション・タイドの実験でオリジナルの「G」クロ世界と繋がった事により、「G」クロ世界にいる自分の一部の記憶が入って来ている・・・と言う設定で、「GREATEST」の「G」クロキャラが本来なら参加していない「くる年!」の出来事を覚えていたり、「G」クロの要素が「‐」世界に存在しているのも、この影響です。
これでもややこしい話ですが、とりあえず「くる年!」の際に「‐」世界での「G」クロ絡みのあれこれに上書き更新がされた…と言う事にしておいて下さい。


「Next「G」」キャラについては、一応「Next「G」」世界に「‐」キャラはいますが、「‐」世界に「Next「G」」キャラはいません。
なので「くる年!」及び「アイスクリーム シンドローム」に登場する「Next「G」」キャラはパラレルとも、オリジナルとも取れるわけです。
オリジナルの場合、「アイスクリーム シンドローム」の時点でまだ彼らは「‐」世界にいるわけですが・・・大ざっぱなこじつけながら、パレッタ一行が帰った時に戻れた、と言う事でf^_^;
あくまでこれらの作品は個人の創作ですので、「Next「G」」正史に入れたくない方はパラレルとして扱って下さい。


そして「‐」シリーズキャラは特に問題はない…ように見せかけて、実はかなりややこしい立場だったのを「GREATEST」執筆中に気付きました。
そう、志真が「ゴジラ7」より前の時事列で結晶を持っているのです…
「くる年!」だけの話ならパラレル設定で済みますが、これを忘れて「くる年!」と「GREATEST」を繋げてしまい、「‐」シリーズの正史の話として書いていた「GREATEST」が正史として扱えなくなってしまいました。
この事実に、僕が下した結論は・・・「GREATEST」の舞台となった「‐」世界・キャラはパラレルだった、と言う解釈です。
一応、ディメンション・タイドは今いる世界と「極めて近い要素のある」世界に飛ぶ設定なので、今回の舞台になったのは「‐」世界に極めて近い、「G」クロキャラや要素も存在する「‐」世界とは別の世界、と言う解釈にすればとりあえずは解決します。
「くる年!」の時点でちゃんとこの矛盾を解消していれば、そもそも「くる年!」と繋げていなければ、こんなややこしい事にならなかったのですが・・・こうして書いてしまった以上は、仕方がありません。
あと、他に都合の良い解釈が浮かんだ方は是非教えて下さいf^_^;


ある意味、本作はディメンション・タイドが無ければ成立していなかったとも言えますが、逆にこれによって「GREATEST」の「G」クロキャラ達は「G」クロとの繋がりからある程度解放された立場にあるので、四神や巫子達を中心にした「G」クロとは違う、独自の物語を書いてみるのも良いかもしれません。
勿論、実現させるにしても流石に「G」クロが落ち着いてからの話ですが(汗)



最後までややこしい話で申し訳ありませんが、「GREATEST」についての話は今度こそおしまいです。
これから本家「G」クロを進めますので、本家「G」クロを読んでから再び本作を読んで頂ければ、また違った感じで読めると思います。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
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好釦