小説

16:14
『待っていたよぉ!!』
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さて、今日は先日公開した拍手短編「社会距離拡大戦略」の諸々について解説・・・と言うか補足をして行きます。
本当は前回の日記に書くべきだったのですが、いかんせん日記を書き始めたのが遅くなって日付変更線を越えそうになったので、報告だけにとどめました。
これより先は、短編を見た前提で書いて行きます。未見の方はご注意下さい。
また、「リモート飲み会」に「決着の日」の最新の状況を反映して1名追加していますので、既に読んで下さった方もなるべく再度読み返して頂ければとf^_^









「ソーシャルディスタンス」
この話を思い付いた事が、この短編を書いたきっかけでした。
ただソーシャルディスタンスを描写しても小説と言う媒体では分かりにくいので、逆転の発想で台詞の方をソーシャルディスタンスしてみたわけです(汗)
それ以外にも、SSS程度の文章を離し離しで掲載してみたらそれなりに長く見えるかな?と思ったのもあります。
遥の手作りマスクは母が実際に作っていたもので、僕も使っています・・・まぁ、顔が大きめな僕にとってアベノマスクが小さかったのもありますがf^_^
それにしても、今年の始めに書いた前拍手短編も殆ど同じシチュエーションなのに、約八ヶ月経ったらマスクやらソーシャルディスタンスやらが必要になってしまうとは・・・改めて、新型コロナウィルスの影響力の大きさを思い知らされます・・・



「リモート飲み会」
この話は最後にレンが突っ込んでいる通り、「リモート飲み会を文章にしたら、ゴジラジオシリーズみたいな感じになるんじゃないか?」と思って書きました。実際、その通りになりましたが(汗)
「G」クロキャラにしたのは単純にキャラ数が多いからで、最初はメインキャラ+コンドウだけにする予定でしたが、書いている内に「これって『決着の日』に登場した面子とほぼ同じ?」と思い、急遽サブキャラを含めて「決着の日」に登場した婆羅陀魏キャラを全員出す事にしました。
多分、コンドウが出ていなかったらこうはならなかったでしょう・・・Aさんの神采配に、感謝!(^^ゞ
代わりに「G」クロ本編では死亡済のジュリアが浮いた感じになったものの、そこは逆手に取ってでも出す事にしました。「GREATEST」を連載してから、当サイトの「G」クロ関係ではジュリアは欠かせないキャラになっていますし、巫子で1人だけ出さない方が違和感がありますからね。
逆に、何故掲載時点で「決着の日」に出ていなかった亜衣琉がいるのかと言うと・・・公開した12日に、亜衣琉の追加登場が決まったからですf^_^
現在は既につがる市での戦いに亜衣琉の出番が追加されていたり、こちらも追加された婆羅陀魏キャラ達のエピローグでも登場していますので、遂に本家以外に登場した「小悪魔なお姉ちゃん」に注目して頂ければと・・・!
ちなみに本作がメタ作品だからとして色々ガン無視していますが(笑)、コンドウが言う通り一応「決着の日」後のイメージで書いていますので、レンは大人のイメージで書いていたり、験司・蛍に子供がいたり、引田・岸田の結婚を匂わせたりしています。
あと、一部キャラは同じ部屋でリモート飲み会に参加している設定でして・・・

能登沢家・台所:レン、紀子、亜衣琉、晋
初之家・隼薙の部屋:隼薙、穂野香、アーク
逸見家・居間:樹、亨平
蘭戸家・弦義の部屋:弦義、ジュリア、華、響人
験司・蛍の家の居間:験司、蛍
岸田の家の洋室:岸田、引田、首藤、蓮浦、角兄弟
診療所「SIN」個室:マイン、スピリーズ姉妹
アトリエの物置部屋:パレッタ、チェリィ
大阪某所の自室:コンドウ

・・・と、なっています。一発ネタの癖に細かい(汗)
まぁ、それだけ「決着の日」での婆羅陀魏キャラの登場・活躍が嬉しかったと言う事で、だからこそAさんお気に入りキャラの華の台詞を多めにしたり、オチ役にしましたf^_^



「テレワーク」
一番長く、一番悪乗りした話です(笑)
「リモート飲み会」でどうしてもアンバーが出せなかったので、それなら他の四神人間体を・・・から「僕の擬人化キャラを全員出そう!」になり、テレワークでそれぞれ違う仕事・相手をさせる事になりました。
僕自身がテレワークと無縁の仕事をしているので、他にも合う仕事があったかもしれませんが、ねじ込んだネタの都合もあると言う事で。
各自のテレワークについて補足して行くと・・・

・アンバー
本人が言っている通り、テレビ番組のオンライン出演ですね(汗)
ただただ「クイズ アンバーの100のコト」ネタがやりたかっただけで、あの時出られなかった某余所のアンバー好き怪獣達(一人は事情が変わったので代理)を、今回出しました(笑)

・ギャオス
多分一番まともなテレワークをしていますが、これは外出自粛が始まった頃から増え始めた、様々な有名人・声優さんによる絵本・昔話の読み聞かせ動画が発想元です。
チャイルド(子供)が相手なら、子供が好きなガメラの方がいいんじゃ?とは僕も思ったのですが、後述のガメラのテレワークの都合と、ギャオスには「面倒見が良いので意外と子供から好かれる」、と言う設定があるのでそちらを押し出してみました。
「シダール弾きのカルナ」の締めの部分は、しれっと擬人怪獣シリーズ第七弾「LAST TRAIN ー新しい朝ー」のラストの先を描いていたり。

・マンダ
他と違い、題材からオチの着地点まで全て行き当たりばったりですf^_^
レガシィコングが出れそうなシチュエーションありきなので・・・ほんと、手間がかかるやつです(汗)
ただそこも含めて、喋り方でキャラ付けをする場合は気を付けろ!と言う点はまさに「しくじり先生」でしょうか・・・何だか、歌ネタやリアクション芸をする芸人さんみたいな悩みです(笑)

・ガメラ
オンラインを使うと言う体で、バトスピネタがやりたかった・・・それだけです!(笑)
書くに当たって、ゴジラ側はプレミアムバンダイ限定コラボスターター「東宝怪獣総進撃」を、ガメラ側はコラボブースター「ウルトラ怪獣超進撃」を元に実際に僕が作ったウルトラ怪獣デッキを使い、場の状態を再現しながら書いています。
ガメラがウルトラ怪獣デッキを使っている理由は、バトスピでまだガメラシリーズが商品化していない世知辛い事情と、やはり怪獣VS怪獣・・・なおかつゴジラ怪獣VSウルトラ怪獣と言う、バトスピでだけ出来る夢の対決をやりたかったからです。
書いていて思いましたが、1ターンの場の状態を考える時点で意外と煩わしいですのに、デッキ内容まで想定した上で最新の商品の催促に従いながら、ちゃんとストーリーと絡むように毎週カードバトルの進行を考えている、カードアニメのスタッフの方って凄いなぁ・・・と。
とりあえず宣伝にはなったと言う事で(汗)、これを見て興味を持った方はバトスピ始めましょう(ステマ)!
シン・ゴジラとゴモラとウルトラマンティガと仮面ライダーディケイドとオメガモンとフリーダムガンダムと星宮いちごちゃんと一緒にバトル出来るのは、バトスピだけ!



以上で、解説・補足を終わります。
ノリはともかく(汗)、今まで擬人怪獣シリーズだけでやっていたオムニバス短編をこちらでもやれて、楽しみながら書けました。
だからこそ、たった一日で書けたのでしょうねf^_^
また、こういったオムニバス短編を書きたいです。
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好釦