小説
20:24
「ゴメンネ、ヨワクッテ。」
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さて、今日はかなりお待たせしましたが、「婆羅陀魏グラフティー」の未完作品について解説して行きます。
今回も長いので、興味の無い方は回れ右でf^_^
・「Through of the Monster Trainers ~通りすがりの怪獣使い~」
本作はサイト4周年記念作品として、約10年前に書こうとしていた作品です。
タイトルや劇中の志真の台詞でお分かりの通り、「東宝特撮版仮面ライダーディケイド」を目指して歴代ゴジラ・東宝特撮作品の世界に志真達が行き、それぞれの行動は分岐として個別に描き、「もしも・・・」の続きとして「テラの民」による世界の改変を防ぐ・・・と言う内容にする予定でした。
ただ、これまたお分かりの通り内容の一部は「GREATEST」として形になってはいます。
ちなみに執筆前に日記で「志真達に行って欲しい作品・シチュエーション」を募集した所、Aさんが「『東京SOS』の機龍が故障し、修理に向かった中條義人が地下鉄構内の崩壊に巻き込まれ工具箱を探す件に志真達が干渉する。」と言う案を下さいまして・・・志真・機龍編だけある程度出来上がっていた理由及び、「婆羅陀魏グラフティー」と言う形で未完作品を公開しようと決心したのは、この案の存在に因ります。
折角案を頂きながら結局没にしてしまった本作とAさん、他の未完作品へのせめてものお詫びですね・・・
機龍編のストーリーやメカ怪獣軍団の元ネタは、「東京SOS」の超全集に載っていた「特生自衛隊が保管する怪獣のDNAが招く危険性の告発」のページからで、同ページにはしらさぎがメカバラゴンやメカガニメを搬送したり、軍事利用目的で機龍だけでなくメカサンダ・ガイラやメカバラン、空飛ぶメカカメーバ(!)が街を破壊する姿・・・と言う、相変わらずいい意味でやりたい放題なイメージイラストがありまして、これの小説化を目指しました。
その後の展開として、機龍編は志真が「結晶」から「‐」ゴジラを呼び出してGMMGゴジラと共にメカニコングと戦う間に、義人が既に機能停止していた機龍を修理し、家城さんが操作する機龍が加勢して三体でメカニコングを破壊。モスラ・小美人は人類を再び許し、機龍とGMMGゴジラは海に去って行く・・・と言う展開に。
瞬ルートは「対ガイガン」の世界で「キングギドラの大逆襲!」に近い展開でバランと共に、遥ルートは平成モスラの世界で強大になって復活したデスギドラにモスラ・レオと「‐」モスラで共に立ち向かい、冒頭の世界で志真達が合流してテラの民と最終決戦・・・と言う流れを予定していました。
あと、冒頭の戦いは「CRゴジラ~破壊神降臨~」のスペシャル演出を、ゴジラパーティーで見た際のメモを元に文章化したもので、この映像について詳しくは2018年10月30日の日記を見て頂きたいのですが、本当の映像ではゴジラが三怪獣を倒して勝利の雄叫びを上げて終了・・・となっており、ラストが違う時点でテラの民による介入があった事を示しています。
・「誕生‐Varan`s Birthday‐」
本作は約6年前にバラン生誕56周年作品として書こうとしていたもので、本来ならヒジュラスはここで初登場となる予定でした。
一応、ヒジュラスの初登場やバランとの怪獣体での対決は「絆‐Varan's bonds‐」に、アンバーを交えた三角関係の始まりは「Give me‐君の心を解き放つ物語‐(擬人怪獣シリーズ作品)」、「バランの誕生日」を祝うシチュエーション自体は「エピソード・オブ・バラン(擬人怪獣シリーズ作品)」で描いてはいます。
ヒジュラスのキャラがやや違ったり、アンバーが「Give me」とは違うタイミングで想い人がいる事を打ち明ける等、少々のパラレル要素はありますが、バランの人間界隈の知識を知る手段が明かされたり、穂野香とバランとの会話もあって、その辺りの補完になってはいるので公開した意義はあったかな?と思います。
ちなみに、バランの「風の便り」にあった「わたし、気になります!」はもしかしなくても某チタンダエルです(笑)
あちらも舞台が飛騨・高山なので、一時期は古典部がバランと遭遇するコラボ作品を考えていたりもしましたね・・・
この後の展開としては、バランとアンバーでヒジュラスを追い払い、岩屋村奥地の「神域(バランが潜んでいた湖)」で志真・瞬・遥を交えてバランの誕生日を祝う・・・と言う予定でした。
・「the「G」memorial ‐trial version‐」
本作はサイト10周年記念作品として約4年前に書こうとしていたもので、分岐有り小説第二弾として当時の歴代婆羅陀魏女性キャラと仮想恋愛をする内容・・・まぁ、要は学園パロも兼ねたギャルゲー小説ですf^_^
触りまでしか書いていない癖に人物紹介を載せたのは妙に気合いが入っているからと(笑)、なんとなく内容を把握して頂きたかったからです。
また、ギャルゲーと言う事でルート分岐だけでなく、初めてドリーム機能も付ける予定でした。主人公の名前「正博」はドリーム機能で名前の変更をしなかった時のデフォルト名です。
一応、ギャルゲー・分岐要素は「四ツ葉家の四姉妹」で改めてやる予定で、萌えやセクシャルを意識したと言う点では小悪魔シリーズや「Made in Maid」に受け継がれたと言えますが(汗)、この頃からそう言う小説が書きたい欲求があったと言う事で・・・
ちなみにタイトルに「trial(トライアル、お試し版)」とありますが、多分完成していようと正規版(シリーズ化)は無かったと思いますf^_^
展開としては、なんやかんやあって攻略対象ヒロイン全員から翌日の花火大会に誘われてしまい、読者に誰の所に行くかを決めて頂く予定でした。
・「‐Gloovy‐ 湯けむり大事件」
本作もサイト10周年記念として書こうとしていた作品で、「GREATEST」で意図的に出さなかった「Next「G」」キャラと「GREATEST」版「G」クロキャラとの交流を中心に、「‐」キャラも交えて軽いオールスター作品とする予定でした。
今でこそ「Next「G」」10周年記念三部作の存在でパラレルになりましたが、「アイスクリーム シンドローム」ではあちらとは違う形で健とみどりさんの交際の始まりが描かれており、その続きも描く予定でしたが・・・まぁ、10周年記念三部作の事を考えると没にして正解だったかもしれません。
温泉ネタは擬人怪獣シリーズの「ロダン温泉湯煙事件 前編・後編」で、バトスピネタは「社会距離拡大戦略」内の「テレワーク」でやや形を変えて書いてはいますが、久々の健による弥彦村あれこれや巫子+みどりさん、遥に縁のある将治・樹の会話はこの作品独自の要素なので気に入っています。何気にチェリィの百合ネタも出てますし(汗)
展開としては、樹が露天風呂に入った後に手違えで遥を含めた女性陣が入って来てしまい・・・だったと思います。
この作品については記憶があやふやで、遥は志真・瞬・「‐」ゴジラ親子と弥彦村に向かっていて、パレッタは憐太郎・隼薙(アーク)・弦義を連れて弥彦村の観光をしていて、バランは山奥で一人天然風呂に入っていたらそこにアンバーがいて、だったような・・・
・「DESTROY ALL MONSTERS!」
本作はゴジラ55周年作品として、約10年前に今は無き(汗)リアル友人からキリ番35000リクエスト作品として書こうとしていたものです。
タイトルは「怪獣総進撃」の英題で、そのタイトルに相応しく全ての東宝特撮映画の怪獣・兵器を出し、同時に本家や「‐」シリーズで実現していない夢の対戦もなるべくやろうとしていた、今で言えば「怪獣黙示録」「プロジェクト・メカゴジラ」のような超大作でした。
世界観としては「ゴジラアイランド」を下地にして、ゴジラVSマンダを初めとしたゴジラ版大怪獣バトルや、こちらも本家ではやらなかった某喧嘩番長ミュータント(笑)の舎弟を連れての暴れっぷりは、書いていて楽しかった記憶があります。
じゃあ、なんで未完になったんだと聞かれると・・・余程のスランプに陥ったから、あまりのスケールの大きさに投げ出したから、リアル友人と疎遠になって書く意義が無くなったから・・・そのどれか、いや多分全てだと思います。
とは言え、皇さんやAさんからは好評の声を頂きましたし(両名共に偶然ながら「DAM!」と言う略称を使っておられました)、リクエスト作品ではある事を考えると・・・未完作品の中では一番、完成させるべき作品なのかもしれません。
展開としては、砂浜には宇宙(ヴィラン)怪獣軍団(モンスターX・ハイパーメカギドラ・スペースゴジラ・デスギドラ・オルガ・へドラ・デストロイア)が、世界中に残りの怪獣や侵略者達の円盤が出現し、世界各地で全ての東宝特撮兵器が出動。
砂浜にはモスラ・ラドン・バランに双子モスラ幼虫が、ガバラに狙われたミニラにはベビー・リトル・ジュニアのゴジラ三兄弟が加勢に。
更にバトラが復活してモスラの味方になり、モンスターXが変貌したカイザーギドラには総部隊長(志真)は旧轟天号で出撃して応戦。「Gガード」の新兵器として機龍、そしてジェットジャガーが現れる・・・と言う予定だったと思います。
確か「ジェットジャガーを出してくれ」と言うリクエストだった筈ですのでf^_^
しかし、今やったら無人在来線爆弾やらアニゴジ関連やらタイタンズやらも入れないといけないので、もっと凄い(大変な)事になりそうですね・・・(汗)
・「THE BIRTH OF LEGACY KONG」
本作は「中断中」作品で、「ゴジラVSコング」の公開後に必ず完成させる都合、内容については完成してからまた書きますので、ここではオリジナルキャラであるワヒネとプロメテについて。
レディコング・ワヒネはハワイ語の「女性」が名前の由来で、擬人怪獣シリーズ「レガ母蘇・愛の物語」内の一編「渡る世間」でレガシィが言った、「初恋相手だった近所のお姉さん」をそのまま具現化させた存在です。
なのでキャラは母蘇羅に寄せたお姉さんタイプにし、レガシィ(キコ)の様々な思想を形作った、この後待ち受ける残酷な運命も合わせて、基本的に本作の物語での役割に準じさせた言動をさせています。
よって、彼女に特定のモデルやイメージキャラはありません。強いて言えばモデルは母蘇羅と言えますし、外見ならみかんさんが描いて下さったので、キャラとしては確かな形がありますが・・・
ちなみにもし「ワヒネ」と言う名前が浮かばなければ、05キングコング公開時に偶然深夜で放送していたのを見た伝説のB級映画「クイーンコング」にするつもりでした(笑)
その点では、「ワヒネ」と言う名前が浮かんで良かったです(汗)
ファイヤーコング・プロメテはギリシャ神話に登場する火の神・プロメテウスが名前の由来で、とあるサイトで「ゴジラKoMのエンドクレジットの新聞記事に『髑髏島で有機巨獣の研究がされていた』と言う表記があり、これは『キングコング対ゴジラ』の元になった企画『キングコングVSフランケンシュタイン』に登場する、フランケンシュタイン博士の孫が造った人造コング・プロメテウスの事ではないか?」と言う仮説があるのを見て思い付きました。
「貧弱な体」を理由の一つにしてキコの求愛を断ったワヒネの夫となる以上、筋肉モリモリマッチョマンなへんた・・・コングである事は決まっていましたが、前述の説を見た後にギリシャ神話のプロメテウスから「燃える炎のような体毛をしたコング」を思い付き、怪獣体のイメージで62コングを、キャライメージとしてヒロアカのエンデヴァーが浮かび、一つにする事でプロメテが生まれました。
彼にも残酷な運命が待っていますが、「キング」になれるかもしれなかったコング族としての、かっこいい生き様を見せるつもりです。
あと、何気に書いている両者の肩書きである「レディコング」は「キングコング2」、「ファイヤーコング」は仮面ライダースーパー1の最初の敵・・・では無く「魔弾戦記リュウケンドー」が元ネタだったりします。
解説は以上です。
もし、解説を見て「やっぱりちゃんと完成したのが見たい!」と思われましたら、遠慮無く僕に言ってみて下さい。
最後の注意喚起テロップで書いた通り「特別な創作意欲」が出て、未完作品で無くなるかもしれませんので・・・
「ゴメンネ、ヨワクッテ。」
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さて、今日はかなりお待たせしましたが、「婆羅陀魏グラフティー」の未完作品について解説して行きます。
今回も長いので、興味の無い方は回れ右でf^_^
・「Through of the Monster Trainers ~通りすがりの怪獣使い~」
本作はサイト4周年記念作品として、約10年前に書こうとしていた作品です。
タイトルや劇中の志真の台詞でお分かりの通り、「東宝特撮版仮面ライダーディケイド」を目指して歴代ゴジラ・東宝特撮作品の世界に志真達が行き、それぞれの行動は分岐として個別に描き、「もしも・・・」の続きとして「テラの民」による世界の改変を防ぐ・・・と言う内容にする予定でした。
ただ、これまたお分かりの通り内容の一部は「GREATEST」として形になってはいます。
ちなみに執筆前に日記で「志真達に行って欲しい作品・シチュエーション」を募集した所、Aさんが「『東京SOS』の機龍が故障し、修理に向かった中條義人が地下鉄構内の崩壊に巻き込まれ工具箱を探す件に志真達が干渉する。」と言う案を下さいまして・・・志真・機龍編だけある程度出来上がっていた理由及び、「婆羅陀魏グラフティー」と言う形で未完作品を公開しようと決心したのは、この案の存在に因ります。
折角案を頂きながら結局没にしてしまった本作とAさん、他の未完作品へのせめてものお詫びですね・・・
機龍編のストーリーやメカ怪獣軍団の元ネタは、「東京SOS」の超全集に載っていた「特生自衛隊が保管する怪獣のDNAが招く危険性の告発」のページからで、同ページにはしらさぎがメカバラゴンやメカガニメを搬送したり、軍事利用目的で機龍だけでなくメカサンダ・ガイラやメカバラン、空飛ぶメカカメーバ(!)が街を破壊する姿・・・と言う、相変わらずいい意味でやりたい放題なイメージイラストがありまして、これの小説化を目指しました。
その後の展開として、機龍編は志真が「結晶」から「‐」ゴジラを呼び出してGMMGゴジラと共にメカニコングと戦う間に、義人が既に機能停止していた機龍を修理し、家城さんが操作する機龍が加勢して三体でメカニコングを破壊。モスラ・小美人は人類を再び許し、機龍とGMMGゴジラは海に去って行く・・・と言う展開に。
瞬ルートは「対ガイガン」の世界で「キングギドラの大逆襲!」に近い展開でバランと共に、遥ルートは平成モスラの世界で強大になって復活したデスギドラにモスラ・レオと「‐」モスラで共に立ち向かい、冒頭の世界で志真達が合流してテラの民と最終決戦・・・と言う流れを予定していました。
あと、冒頭の戦いは「CRゴジラ~破壊神降臨~」のスペシャル演出を、ゴジラパーティーで見た際のメモを元に文章化したもので、この映像について詳しくは2018年10月30日の日記を見て頂きたいのですが、本当の映像ではゴジラが三怪獣を倒して勝利の雄叫びを上げて終了・・・となっており、ラストが違う時点でテラの民による介入があった事を示しています。
・「誕生‐Varan`s Birthday‐」
本作は約6年前にバラン生誕56周年作品として書こうとしていたもので、本来ならヒジュラスはここで初登場となる予定でした。
一応、ヒジュラスの初登場やバランとの怪獣体での対決は「絆‐Varan's bonds‐」に、アンバーを交えた三角関係の始まりは「Give me‐君の心を解き放つ物語‐(擬人怪獣シリーズ作品)」、「バランの誕生日」を祝うシチュエーション自体は「エピソード・オブ・バラン(擬人怪獣シリーズ作品)」で描いてはいます。
ヒジュラスのキャラがやや違ったり、アンバーが「Give me」とは違うタイミングで想い人がいる事を打ち明ける等、少々のパラレル要素はありますが、バランの人間界隈の知識を知る手段が明かされたり、穂野香とバランとの会話もあって、その辺りの補完になってはいるので公開した意義はあったかな?と思います。
ちなみに、バランの「風の便り」にあった「わたし、気になります!」はもしかしなくても某チタンダエルです(笑)
あちらも舞台が飛騨・高山なので、一時期は古典部がバランと遭遇するコラボ作品を考えていたりもしましたね・・・
この後の展開としては、バランとアンバーでヒジュラスを追い払い、岩屋村奥地の「神域(バランが潜んでいた湖)」で志真・瞬・遥を交えてバランの誕生日を祝う・・・と言う予定でした。
・「the「G」memorial ‐trial version‐」
本作はサイト10周年記念作品として約4年前に書こうとしていたもので、分岐有り小説第二弾として当時の歴代婆羅陀魏女性キャラと仮想恋愛をする内容・・・まぁ、要は学園パロも兼ねたギャルゲー小説ですf^_^
触りまでしか書いていない癖に人物紹介を載せたのは妙に気合いが入っているからと(笑)、なんとなく内容を把握して頂きたかったからです。
また、ギャルゲーと言う事でルート分岐だけでなく、初めてドリーム機能も付ける予定でした。主人公の名前「正博」はドリーム機能で名前の変更をしなかった時のデフォルト名です。
一応、ギャルゲー・分岐要素は「四ツ葉家の四姉妹」で改めてやる予定で、萌えやセクシャルを意識したと言う点では小悪魔シリーズや「Made in Maid」に受け継がれたと言えますが(汗)、この頃からそう言う小説が書きたい欲求があったと言う事で・・・
ちなみにタイトルに「trial(トライアル、お試し版)」とありますが、多分完成していようと正規版(シリーズ化)は無かったと思いますf^_^
展開としては、なんやかんやあって攻略対象ヒロイン全員から翌日の花火大会に誘われてしまい、読者に誰の所に行くかを決めて頂く予定でした。
・「‐Gloovy‐ 湯けむり大事件」
本作もサイト10周年記念として書こうとしていた作品で、「GREATEST」で意図的に出さなかった「Next「G」」キャラと「GREATEST」版「G」クロキャラとの交流を中心に、「‐」キャラも交えて軽いオールスター作品とする予定でした。
今でこそ「Next「G」」10周年記念三部作の存在でパラレルになりましたが、「アイスクリーム シンドローム」ではあちらとは違う形で健とみどりさんの交際の始まりが描かれており、その続きも描く予定でしたが・・・まぁ、10周年記念三部作の事を考えると没にして正解だったかもしれません。
温泉ネタは擬人怪獣シリーズの「ロダン温泉湯煙事件 前編・後編」で、バトスピネタは「社会距離拡大戦略」内の「テレワーク」でやや形を変えて書いてはいますが、久々の健による弥彦村あれこれや巫子+みどりさん、遥に縁のある将治・樹の会話はこの作品独自の要素なので気に入っています。何気にチェリィの百合ネタも出てますし(汗)
展開としては、樹が露天風呂に入った後に手違えで遥を含めた女性陣が入って来てしまい・・・だったと思います。
この作品については記憶があやふやで、遥は志真・瞬・「‐」ゴジラ親子と弥彦村に向かっていて、パレッタは憐太郎・隼薙(アーク)・弦義を連れて弥彦村の観光をしていて、バランは山奥で一人天然風呂に入っていたらそこにアンバーがいて、だったような・・・
・「DESTROY ALL MONSTERS!」
本作はゴジラ55周年作品として、約10年前に今は無き(汗)リアル友人からキリ番35000リクエスト作品として書こうとしていたものです。
タイトルは「怪獣総進撃」の英題で、そのタイトルに相応しく全ての東宝特撮映画の怪獣・兵器を出し、同時に本家や「‐」シリーズで実現していない夢の対戦もなるべくやろうとしていた、今で言えば「怪獣黙示録」「プロジェクト・メカゴジラ」のような超大作でした。
世界観としては「ゴジラアイランド」を下地にして、ゴジラVSマンダを初めとしたゴジラ版大怪獣バトルや、こちらも本家ではやらなかった某喧嘩番長ミュータント(笑)の舎弟を連れての暴れっぷりは、書いていて楽しかった記憶があります。
じゃあ、なんで未完になったんだと聞かれると・・・余程のスランプに陥ったから、あまりのスケールの大きさに投げ出したから、リアル友人と疎遠になって書く意義が無くなったから・・・そのどれか、いや多分全てだと思います。
とは言え、皇さんやAさんからは好評の声を頂きましたし(両名共に偶然ながら「DAM!」と言う略称を使っておられました)、リクエスト作品ではある事を考えると・・・未完作品の中では一番、完成させるべき作品なのかもしれません。
展開としては、砂浜には宇宙(ヴィラン)怪獣軍団(モンスターX・ハイパーメカギドラ・スペースゴジラ・デスギドラ・オルガ・へドラ・デストロイア)が、世界中に残りの怪獣や侵略者達の円盤が出現し、世界各地で全ての東宝特撮兵器が出動。
砂浜にはモスラ・ラドン・バランに双子モスラ幼虫が、ガバラに狙われたミニラにはベビー・リトル・ジュニアのゴジラ三兄弟が加勢に。
更にバトラが復活してモスラの味方になり、モンスターXが変貌したカイザーギドラには総部隊長(志真)は旧轟天号で出撃して応戦。「Gガード」の新兵器として機龍、そしてジェットジャガーが現れる・・・と言う予定だったと思います。
確か「ジェットジャガーを出してくれ」と言うリクエストだった筈ですのでf^_^
しかし、今やったら無人在来線爆弾やらアニゴジ関連やらタイタンズやらも入れないといけないので、もっと凄い(大変な)事になりそうですね・・・(汗)
・「THE BIRTH OF LEGACY KONG」
本作は「中断中」作品で、「ゴジラVSコング」の公開後に必ず完成させる都合、内容については完成してからまた書きますので、ここではオリジナルキャラであるワヒネとプロメテについて。
レディコング・ワヒネはハワイ語の「女性」が名前の由来で、擬人怪獣シリーズ「レガ母蘇・愛の物語」内の一編「渡る世間」でレガシィが言った、「初恋相手だった近所のお姉さん」をそのまま具現化させた存在です。
なのでキャラは母蘇羅に寄せたお姉さんタイプにし、レガシィ(キコ)の様々な思想を形作った、この後待ち受ける残酷な運命も合わせて、基本的に本作の物語での役割に準じさせた言動をさせています。
よって、彼女に特定のモデルやイメージキャラはありません。強いて言えばモデルは母蘇羅と言えますし、外見ならみかんさんが描いて下さったので、キャラとしては確かな形がありますが・・・
ちなみにもし「ワヒネ」と言う名前が浮かばなければ、05キングコング公開時に偶然深夜で放送していたのを見た伝説のB級映画「クイーンコング」にするつもりでした(笑)
その点では、「ワヒネ」と言う名前が浮かんで良かったです(汗)
ファイヤーコング・プロメテはギリシャ神話に登場する火の神・プロメテウスが名前の由来で、とあるサイトで「ゴジラKoMのエンドクレジットの新聞記事に『髑髏島で有機巨獣の研究がされていた』と言う表記があり、これは『キングコング対ゴジラ』の元になった企画『キングコングVSフランケンシュタイン』に登場する、フランケンシュタイン博士の孫が造った人造コング・プロメテウスの事ではないか?」と言う仮説があるのを見て思い付きました。
「貧弱な体」を理由の一つにしてキコの求愛を断ったワヒネの夫となる以上、筋肉モリモリマッチョマンなへんた・・・コングである事は決まっていましたが、前述の説を見た後にギリシャ神話のプロメテウスから「燃える炎のような体毛をしたコング」を思い付き、怪獣体のイメージで62コングを、キャライメージとしてヒロアカのエンデヴァーが浮かび、一つにする事でプロメテが生まれました。
彼にも残酷な運命が待っていますが、「キング」になれるかもしれなかったコング族としての、かっこいい生き様を見せるつもりです。
あと、何気に書いている両者の肩書きである「レディコング」は「キングコング2」、「ファイヤーコング」は仮面ライダースーパー1の最初の敵・・・では無く「魔弾戦記リュウケンドー」が元ネタだったりします。
解説は以上です。
もし、解説を見て「やっぱりちゃんと完成したのが見たい!」と思われましたら、遠慮無く僕に言ってみて下さい。
最後の注意喚起テロップで書いた通り「特別な創作意欲」が出て、未完作品で無くなるかもしれませんので・・・