史上最大のラジオ番組「ゴジラジオ!」 in福岡












2025年・11月3日、朝10時。
福岡県・福岡市、「福岡シェアホテル」前・・・







朱夏「『ゴジラジオ』をご覧のみんな、おはようございま~す♪『ゴキゲンな蝶』こと、鳳朱夏です☆
ってワケで、あたしは今福岡に来ていま~す!元々観光目的で来ていたんですけど、昨日この福岡に巨大「G」・・・怪獣が現れまして、それを収める為に『#バタフライエフェクトの出番です!』伝いであたしが呼ばれて、そのままもう一泊して今日のゴジラ71周年を祝う事にしました!今日はゴジラに限らず色んな聖地を巡る予定なので、お楽しみに!
ちなみにあたしをハッシュタグで呼んだその人こそ、今日あたしと一緒に聖地巡りをするゲストだったりするのですが・・・ではでは、お入り下さ~い!」









亜弥香「ある時は、戦国乱世の娘・亜弥・・・
またある時は、謎の科学者・真壁沙綾・・・
しかして、その実体は・・・!未来の国からはるばると!時空を越えて私、遠野亜弥香参上!」
朱夏「ってワケで今日のゲストは『Next「G」』でもお馴染み!未来人の遠野亜弥香さんで~す!」
亜弥香「この公開収録を見てる皆さん、宜しくね!今日はWあやかで、超アゲてくわよ♪」
朱夏「もう、それはあたしとあげはさんの台詞ですって~。それにしても、昨日騒動があったからとは言えいきなり泊まる事にしましたから、中々ホテルが見つからなくて苦労しました・・・」
亜弥香「昨日は休日で今日は祝日だから、市内中心部のホテルは全部埋まってたのよね・・・だからここ『福岡シェアホテル』にしたけど、中心部から離れてるとは言え宿泊費も格安で助かったわ。」
朱夏「ホテルの職員さんも外国人だったのを考えると、旅行や短期留学で一時期に日本に来ている外国人がメインなのかもしれませんね。駐車場が5台分だけで早い者勝ちだったり、部屋が土足方式だったり、共用シャワーとトイレが同じ部屋だったりしましたし。」
亜弥香「言われてみれば、確かに外国のホテルみたいだったわね。まぁ最寄駅の千代県庁口駅からも距離はあるけど、私の次元転移装置があれば車も交通費も不要でどんな場所へもひとっ飛びよ!」
朱夏「流石は未来人!ハイテクさがダンチ過ぎて超ワンダフル☆」
亜弥香「タイム・イズ・マネー、とも言うからね♪今日は行きたい所が沢山あるから、早速だけど最初の目的地に向かうわよ!」
朱夏「お願いします!じゃあ、バラエティあるあるの・・・」
朱夏、亜弥香「「せ~、のっ!!」」










???「・・・さてと、まずは中洲の『ラドン』と『VSキングギドラ』スポットでも回ろっかな?『ガメラ』スポットは夜の方がいいし・・・」










太宰府天満宮、楼門前・・・



朱夏、亜弥香「「・・・よっと!」」
朱夏「はい、ってワケでまずは太宰府天満宮に到着で~す♪『学問の神様』こと菅原道真公がいらっしゃる事で有名な、福岡を代表する古参名所ですね!」
亜弥香「この年だと本殿が改装中だから、仮殿になっている頃ね?まぁ、ある意味この頃しか見られない光景ではあるけど。」
朱夏「まだ参拝道の店もそんなに開いてませんし、先に激レアな仮殿で参拝しませんか?」
亜弥香「そうね。それに太宰府天満宮に来たら『飛梅』も見ておきたいし。」
朱夏「それ、菅原道真公がここに左遷された時に道真公が気に入っていた梅の木が道真公の事を想って、一晩でここまで飛んで来た・・・と言うお話でしたよね?」
亜弥香「そうよ。でもこの『飛梅』には、歴史には記録されていないストーリーがあるの。実は梅以外にも菅原道真が気に入っていた松と桜の木があって、松の木もここを目指して飛んだんだけど今の兵庫の地で力尽きて落下して、桜の木は悲しみの余りそのまま枯れてしまった・・・それからも梅の木の精霊は菅原道真の子孫を守り続けながら、末裔の男と共にこの地にいたんだけど、2013年頃に桜の木の精霊は女に転生して松の木の精霊・・・通称『バラガミ』を連れて福岡に来て、末裔に宿る形で一度だけ現世に現れた菅原道真と再会した・・・と言う話。」
朱夏「それ、コンドウさんのサイトで聞いた事があります!まさに現代のおとぎ話、って感じで心キュンキュンしたなぁ~♡今も梅の精霊はここにいるのかと思うと・・・」
???『なんや、そないうちにいと会いたかったんどす?』
朱夏「そうなんですよ・・・って、えっ?」





お梅『何を隠そう・・・うちこそが、あんたらの噂するその梅の精本人どすえ?』
バラン(バラガミ)『御前は尤(もっと)隠れろ。ニンゲンに為った代わりに誰からも見られて居るのだぞ。』
朱夏「・・・あれ?精霊って聞いたからもっとミニマムか幻獣みたいな姿だと思ったんだけど・・・美男美女?」
亜弥香「まさかこんなに早く会えるなんてね・・・朱夏、こっちのお梅は間違いなく梅の精霊だけど本来はお人形サイズで、そっちの美男は松の精霊ことバラガミが人間になった姿なの。ちなみにバラガミには大怪獣バランと言う姿もあって・・・」
バラガミ『「様」を付けろ、ニンゲン風情め。』
亜弥香「・・・バラガミ様には怪獣としての姿もあって、バランと言う怪獣としては記録に登録されているわ・・・めんどくさ。」
朱夏「バランって、四神の白虎ことアンバーに初之隼薙さんが一体化していた時の姿ですよね?じゃあ、この世界にはアンバーは・・・」
バラガミ『存在し無い。アンバー自体は知って要るが、其れは又違う別の世の似て非為る存在だ。』
朱夏「つまりはパラレルワールドの別個体、擬人化ってコトか・・・だいたい分かりました!あたしは鳳朱夏です。宜しくお願いします、バラガミ様!」
バラガミ『分かれば良い。』
お梅『・・・あのさぁ、うちの事忘れてへんか?ここ一応うちの領分なんやけど?』
朱夏「いえいえ、メンゴ・・・じゃなくて申し訳ありません!お梅様も宜しくお願いします!」
お梅『かまへん、かまへん。うちはバランはんと違って「フレンドリィ」やから様付けせんでも、頭下げんでもよろしいんやで?何ならあんさんにほんまの姿、見せたるわぁ・・・』
朱夏「わぁ、ティンカーベルみたいになった!小さくなってもキレイさも可愛さもアゲアゲですね☆」
お梅『あんさん、おもろい事言いはるなぁ?なんか気に入ったわぁ♪』


亜弥香ーー・・・私からはお梅が全然見えなくなったんだけど。
信仰心が低いと見えない、って言うオカルトじみた設定をその身で体感するなんてね・・・


お梅『じゃあ、朱夏はんと・・・』
亜弥香「私は遠野亜弥香、私も『あやか』ですが。」
お梅『あらまぁ、そうなん?まぁ文面で区別出来るからええやろ。そうと決まれば、はようちの御神体まで行くで~!』
バラガミ『待て。其の前に参拝道迄引き返せ。瞬間移動(ワープ)か何か知らんが、鳥居に頭(こうべ)を下げずしての参拝等、絶対に許さんぞ。』
亜弥香「あっ・・・やっぱり、ショートカットって駄目?」
朱夏「あたしは内心ヤバいかも、って思ってました・・・ここは言われた通りに戻りましょう。郷に入っては郷に従え、って言いますし・・・」
お梅『うちは楼門に一礼すればかまへんけど、「ルゥル」ってもんもあるしなぁ。』
亜弥香「・・・おみくじ、大吉確定でお願いしますよ?」






数分後・・・



朱夏「・・・ってワケで、ちゃんと全ての鳥居に一礼して来ました・・・」
バラガミ『当然だ。』
お梅『ご苦労さん。じゃあ、改めて仮殿とうちの御神体・・・「飛梅」行こか?』
バラガミ『否、其の前に手水舎で手と口を清めよ。ニホン人なら、遣り方は周知だな?』
朱夏「はい。では・・・」
亜弥香「・・・ちょっとごめん、恥ずかしながら参拝の手順?詳しいやり方を教えて?私の時代だと参拝の風習が廃れつつあって、手順を忘れちゃって・・・でも一つでもミスしたら絶対バラガミ様がうるさそうだし・・・」
朱夏「まさに時代が違いますしね。分かりました、じゃああたしに合わせて下さい。」
亜弥香「流石はあやか仲間、助かるわ・・・」






バラガミ『・・・何?清め方が分から無い、だと?ニホン人の風上にも置けない無礼者め・・・仕方が無い、特別に私直々に指南して遣る。頭に叩き込み、二度と忘却せん事だ。



右手で柄杓(ひしゃく)を持って、水を汲んで左手を洗う。
柄杓を左手に持ち替え、右手を洗う。
又柄杓を右手に持ち替え、左の掌に水を受け、柄杓に口を付けない様にしながら口を濯ぐ。
柄杓を立てて、残った水が持ち手に流れる様に柄を洗い、元の場所に伏せて戻す。



・・・以上だ。二度目は無いぞ?』






本堂、「飛梅」前・・・






亜弥香「・・・あら?季節柄、花は咲いてないのは分かってたけど景観としてはちょっと・・・ね。」
バラガミ『本殿の修復中とは言え、背後の木材と同化して居るな。』
お梅『せやねんなぁ・・・いつもやったらごっつええ感じやねんけど、ごめんなぁ。』
朱夏「いえいえ、見ているだけで気品が伝わるような・・・気分が落ち着いて、清々しくなれて、千年以上前からここにあるんだなぁ、と思うと超エモいです♪」
お梅『やろ~♪』
バラガミ『図に乗るな。』
亜弥香「まぁ、タイムマシンを使えば直に確認出来るけど・・・それはきっと野暮と言うものね。」
お梅『見に来た所で、みちまさはんとちょっとええ感じに過ごしたり、みちまさはんの子供と戯れるうちが見れるくらいやで?』
朱夏「テレビの大家族モノ番組みたいな感じか・・・あっ、そう言えば菅原道真公の生まれ変わりの少年と桜の精霊の生まれ変わりの女の子って、今どうしてるんですか?」
お梅『その2人はな・・・今まさに、この福岡で「でぇと」中なんよ♪』
朱夏「えっ!デートと言うか、ここ福岡にいるんですか!?」
亜弥香「とある情報筋によれば、菅原道真の転生体の麻野道真さんって今、京都にいる桜の精の生まれ変わりの嵯峨野さくらさんと一緒に暮らしているらしいわ。』
朱夏「つまりはワンダフルに同棲中、ってコト!?今度は少年の方から女の子の元に行くなんて、超アガるんですけど~♡」
バラガミ『其れに依り、此の私も態々(わざわざ)移動手段として駆り出される羽目に為ったのだがな。』
お梅『そう言うて、それあんさんから言い出したんやろ?うちやみちまさはんに会いたかった癖に、あんさんもいつまでも素直ちゃうなぁ?』
バラガミ『五月蝿い。』
朱夏「へぇ~、飛梅組の再会の為に自ら出向いて下さるなんて、バラガミ様もまさに神サポートですね♪あたし、そう言ういぶし銀な活躍が出来るヒトに憧れます!」
バラガミ『っ・・・幾ら褒め称えようが、徳は遣らんぞ。其れ因り、早く仮殿に参拝しろ。』
朱夏「承知しましたっ!じゃあ、亜弥香さんも・・・あたしと一緒に☆」
亜弥香「ほんと、助かるわ・・・」



二礼、二拍手、一礼・・・






朱夏ーー・・・どうか、この世界がもっともっと平和になって、世界中の人達がちょっとでもアゲアゲに幸せになりますように。
これはあたしの「因果」でも叶えられなかったコトだから・・・お願いしますね。神様。






亜弥香ーー・・・来年も出番がありますように。
2/3ページ
好釦