Chabangeki







数時間後(昼間)、大阪・阿乃護路(オノゴロ)市。



凌「・・・結局、聞いた事のない街に着いた。」
一樹「オノゴロ?淡路島かオーブ中立国の間違いじゃねぇの?」
綾「ところがぎっちょん、間違いなくここは大阪なの。」
八重樫「付近に『与物(ヨモツ)山』があり、街の通りの名前が『那実(ナミ)』と『那木(ナギ)』、『ひらさか』と言う名前のホームセンター・・・この街の各所が、国生み神話に因んだ名前なのは確かなようだ。」
一樹「なんか、目の前にアンファンスだかジュネッスだかよく分からねぇ、見てからに名門っぽい高校があるけどよ、それ以外は何も変哲も無い街っぽいから早くスペシャルゲスト様を呼んで、さっさと次の目的地なりゴールなり行くぞ!」
コンドウ「・・・あっ、スペシャルゲストが到着しました!こちらへどうぞ!」






チハル「皆様、初めまして。私は四ツ葉チハルと申します。宜しくお願いしますね。」
一樹「なっ・・・!!」
凌「お、俺は東條凌と申します、宜しくです・・・」


ーーお、お嬢様だ・・・
見て分かる美人と言うか、超可愛いと言うか、とにかく絵に描いたようなキレイなお嬢様が来た・・・!


綾「・・・私は二階堂綾よ。宜しくね。」


ーー東條君?後で覚悟決めなさい?


凌「ひえっ!?」
八重樫「・・・俺は八重樫大輔だ。」
コンドウ「えっとですね、わざわざ来て貰った所悪いんですが早く次に行きたい人がいるんで、早速サイコロ・・・」
一樹「初めましてチハルちゃん!オレは宮代一樹、『電脳』の爾落人さ☆オレは君が来るのを、ずっと待ってたんだ!この街に行ける事が楽しみ過ぎて、昨日はもう一睡も出来なかったよ・・・そう言うわけだから、今日は宜しくね!チハルちゃん!」
チハル「は、はい。宜しくお願いします・・・」
凌「・・・」
八重樫「・・・」
綾「・・・じゃあ私、サイコロ振るわね。」
一樹「ちょっと待った綾さんんんんっ!!チハルちゃんの出番を強制的に終わらせないでぇ!!」
凌「『何も変哲も無い街っぽいから早くスペシャルゲスト様を呼んで、さっさと次の目的地なりゴールなり行くぞ!』って言ったの、そっちだぞ?責任取れよ?」
一樹「ぐっ・・・そ、それなら・・・!」







_| ̄|〇<これで許して下さい・・・!






八重樫「・・・」
凌「・・・とりあえず、前がいつだったか記憶に無いくらい久々に真剣に土下座した、って事だけは凄いと思う。」
綾「・・・このAA、久しぶりに見たわね?」
チハル「・・・顔を上げて下さい、宮代さん。間違いは誰にだってあります。大切なのはその間違いを受け入れ、繰り返さない事なのです。サイコロの旅は私はあまりよく存じ上げませんが、移動尽くしの長旅でお疲れだったのでしたら、一刻も早くゴールしたいお気持ちも分かりますわ・・・私がご一緒出来る時間は僅かですが、宮代さんにとって良い時間となるように精一杯努めますので、今は楽しみましょう?」


一樹ーー・・・て、天使だ・・・!
今、オレの目の前に天使がいる・・・!
まさに、「天使降臨」!!


凌「チハルちゃんが寛大な子で良かったな、一樹・・・でも、何であの子が今回のスペシャルゲストなんだ?」
綾「東條君、知らないの?チハルさんと言えば作者の最近の推しの子で、最強で無敵な美少女姉妹としてこの『聖アンファンテ学園』で大人気の『四ツ葉四姉妹』、その四女にしてキュート担当なのよ?」
凌「またまた作者の推しの子?光さんと言い華ちゃんと言い、やっぱりコンドウさんの作為的なのを感じる・・・」
一樹「いいじゃないか、凌君!こうしてチハルちゃんと言う天使に巡り合えたのだからね・・・ちなみに『四姉妹』の四女、って事はチハルちゃんにはお姉さんが3人もいるの?」
チハル「はい。クール担当の三女のアキミお姉様、セクシー担当の次女のトウカお姉様、そしてポップ担当の長女のフウナお姉様です。どのお姉様も本当に素晴らしい女性でして・・・あっ、ありました。この写真の私の左から順にアキミお姉様、トウカお姉様、フウナお姉様ですわ。」
一樹「・・・オイオイオイ、死ぬわコレ。世の男達が。こんなかわいさ400%な光景見て、まともでいられるヤツいんのか?」
綾「まぁ世の男達の大抵はまず、見て分かるアニメ体型でかつ色っぽいトウカさんに目が行きそうね・・・宮代君みたいに。」
一樹「ちょ、ちょっと綾さんったら何言ってるんですかぁ!チハルちゃんの前でそんな誤解を生む発言は止めて下さいってば!」
八重樫「・・・」
一樹「ほ、ほら!あの八重樫さんすら夢中に・・・」
八重樫「・・・僅かに見える腹周りを見れば分かる。三女の四ツ葉アキミ、相当己を鍛え上げていると見た。」
一樹「・・・うん。いつもの八重樫さんだったわ。」
凌「んんっ、この子が本当に長女のフウナちゃん?チハルちゃんとあまり変わらないように見えるけど・・・」
一樹「いや、オレには『視て』『解かる』・・・フウナちゃんは間違いなく、姉妹一オトナだ。逆にトウカちゃんは、実は一番子供っぽいかな?アキミちゃんはパッと見はイケメン男子系、だが乙女だ・・・」
チハル「正解ですわ!直接お会いしていないのにも関わらず、お姉様方の内面的特徴を言い当てるなんて・・・宮代さん、凄いです!」
一樹「ま、まぁオレってば元刑事だからね!これくらいは楽勝楽勝!」
綾「そのクーガーさん並みの『視解』能力、特捜課の時にもっと生かして欲しかったわね?」
凌「それは無理でしょうね・・・あいつ、興味のある事にしか自分の能力を全力で使わないんで。」
一樹「それでチハルちゃんは・・・これからチェックしよっと!ってわけでチハルちゃん、自己紹介ヨロシクゥ!」
チハル「えっ、自己紹介ですか?では・・・
改めて、私は四ツ葉千晴(チハル)と申します。
4月6日生まれの16歳で、聖アンファンテ学園1年3組、所属している部活は弓道部です。
幸運の四葉の1葉なら「幸福」、春夏秋冬なら「春」、花鳥風月なら「花」、四大元素なら「地」、とよく言われます。
好きなものは占い・読書・日記を書く事・特撮全般でして、苦手なのは怒られる事・無礼な人・知ったかぶりをする人・乾燥です。
好きな食べ物は団子、特に桜餅団子で、苦手な食べ物は脂っこい食べ物全般ですね。
好きな四字熟語は「鉄樹開花」、これは「いつまで経っても見込みは無い、もしくは常識を越えた奇跡が起きる事」を意味しますの。
好きな大阪の観光地は新世界、もしくは天王寺界隈で、大阪で最もディープでかつ古きと新しきが混ざった、独特的な場所なのが理由ですわ。他は特撮怪獣ファン御用達の会社・キャスト様の本社がある寝屋川も・・・」
凌「無茶振りからの凄くちゃんとした自己紹介が来た・・・」
一樹「え、と言うかチハルちゃんって特オタなの?」
チハル「はい♪特撮は日本が世界に誇る、素晴らしき財産なのですから・・・!」
凌「しかも、この見た目でガチの特オタと来た。」
八重樫「戦場の兵士並みに、目が据わっているな・・・」
綾「こんな美少女お嬢様が嫌味の無い超特撮オタク、と言う時点でこの界隈で重宝されないわけがないのよね?」
チハル「ところで、宮代さんに特撮絡みで一つお聞きしたい事がありまして・・・先程、この聖アンファンテ学園の校門を見ながら『アンファンス』と『ジュネッス』と仰っていたように聞こえたのですが、もしや宮代さんは『ウルトラマンネクサス』、ひいてはウルトラシリーズがお好きなのですか?」
一樹「ウルトラシリーズと言うか、サブカル系は大体好きって感じかな?『広く浅く』って聞いたら印象悪いかもしれないけど、逆に言えば色んな人の色んな話に合わせられるって事だし、社会人としちゃそっちの方が有利な事も多いし・・・まっ、特撮もアニメも好き度は高めだから、よっぽどディープは話題じゃなければ十分イケるクチだと思うよ?」
チハル「そうなのですね・・・!つまり、宮代さんはサブカルにおいてはさしずめ『器用万能』な方、と言う事なのでしたら・・・宮代さんは『ウルトラマンレグロス』、ご覧になりましたでしょうか?」
一樹「見た見た!レグロス、やっぱりカッコいいよなぁ~!『ウルトラマンレオ』の前日談にもなってて、面白かったよ!でも、分かっていた事とは言えスピカちゃん達がみんな死んだのは悲しかったし、つうかあの金ピカマッチョ野郎のディアボロ、ぜってぇ許さねぇ・・・!」
チハル「ですわよね!『運命の衝突』で示された伏線をほぼ全て回収しただけでなく、結末が分かっていても心動かされるドラマと、坂本監督の十八番のキレキレのカンフーアクションが存分に堪能出来て、これが前後編合わせて一時間にも満たないなんて・・・この満足度と完成度、流石ギャラファイ系統の作品ですわ!私としては、サプライズでマグマ星人達に捕らえられたアストラや、グエバッサーとバラバが出て来たのが・・・」
コンドウ「あの~、チハルさん?こっちも聞きたいのは山々なんですが、一樹さんが手の平返ししたとは言えそろそろ次の目的地へ行かないと・・・」
チハル「はっ!も、申し訳ありません・・・つい、オタク気質故の悪癖が・・・恥ずかしいですわ・・・」
一樹「いいんだよ、チハルちゃんみたいな天使過ぎるオタクなら全然。可愛いは正義!それよりコンドウさんよ、またチハルちゃんの出番を奪う気かぁ?」
コンドウ「いや、今の時点でテキスト数なら蛍さん・華さんパートを十分超えてると言うか、次の目的地とかスペシャルゲストとかの都合もあるんで・・・」
一樹「いや、オレはこのままチハルちゃんと一緒に隣のホテルで特撮について朝まで語り明かすからな!会社にも自腹で帰るし、オレ達をほっといてくれ!」
凌「おい一樹、いい大人がゴネるなって・・・」
綾「宮代君、もしかしたら脈ありとか自惚れているなら無駄よ?チハルさんには弥杜ヒロフミ君と言う、生まれた時から巡り合う事が決まっていた『花婿』になるかもしれない男の子がいるの。」
一樹「・・・ゑ?」
綾「しかもお姉さん達四姉妹全員で、誰がヒロフミ君の花嫁になれるか同棲しながら競っている、絶賛かわいさ500%ラブコメ中なの。だから大人しく帰るわよ。」
一樹「」
凌「徹底的にトドメ刺されたな・・・かと言う俺もかなりビックリしたけど・・・」
八重樫「相変わらず無慈悲だな。」
一樹「・・・オイオイオイ、死ぬわオレ。もうラブコメと言うか、ギャルゲーって言うか、いっそエ〇ゲー状態じゃんか・・・だったら大人しく帰るしか無いだろ、ちっきしょう!!羨まし過ぎるぞ、弥杜ヒロフミ!!会った事もねぇけど!!」
チハル「あ、あの・・・」
コンドウ「さぁ、一樹さんがサ・ヨ・ナ・ラ大阪する決心が付いたと言う事で、次の目的地の発表です!」
凌「コンドウさんも中々に無慈悲だな?」






1 地底超特急「いなずま号」 東京・あきる野市
2 人類滅亡特急列車「アラトラム号」 くじら座τ(タウ)星e
3 地獄の深夜バス「はかた号」 福岡
4 頼むから出して! 阿乃護路市一泊
5 直行便10分待ち・・・ 都内某所
6 新幹線8分待ち・・・ 鹿児島



八重樫「・・・俺の本能が言っている。『2』だけは出してはならないと。」
綾「宇宙旅行、と言うかアニゴジの世界に連れて行ってくれるのかしら?」
凌「『1』は『1』で、星人じゃなくて石松の方のガッツか浜田雅功似のヘンな生物と一緒に、『私はカモメ』式宇宙旅行になりそうな気がする・・・」
一樹「つうかまた『はかた号』あるしよ・・・殺してやるぞコンドウ・・・!」
チハル「私としては、怖いもの見たさもあって『2』にも興味をそそられますが・・・出来れば『1』で!」
コンドウ「それではチハルさん、サイコロールお願いします!
ハイ!何が出るかな!何が出るかな!それはサイコロ任せよ♪」
チハル「・・・参ります!しゅわっ!」






サイコロの目:1



チハル「まぁ・・・!本当に『いなずま号』が来ましたわ!」
凌「『私はカモメ』コースか・・・まぁ別の星行きとか、はかた号に乗らされるよりはマシか。」
綾「もし本当に『2』が出たら、どうするつもりだったのかしらね?」
一樹「なんでもいいや、もう・・・」
コンドウ「ところで、皆さんにちょっと重要な報告が・・・」
綾「明日から三連休で混んでて、予約券が1人分だけ取れなかったから1人だけ自由席で、一番体力のあって若い東條君が自由席に行く、と言う事よね?」
コンドウ「せ、台詞全部取られた・・・三連休はもう過ぎてるけど、なんたる藩士・・・!」
凌「いや、待って下さいよ綾さん!なんで俺が自由席・・・」
綾「行くわよね?東條君?」
凌「」
綾「東條君?行くわよね?」
凌「」
綾「行くと言いなさい。」
凌「」
綾「お行きなさい。」
凌「」
綾「地球をあなたにあげます、と言いなさい。」
凌「・・・行きます。」
八重樫「・・・時々思うのだが、東條は何故異様なまでに二階堂に逆らえないんだ?」
一樹「絶対遵守のギアスでも掛けられてるんじゃないんですかね?まっ、オレも何故かいつかの未来で他人事じゃなくなる気が・・・」
チハル「二階堂さんはいつ、釈由美子さんか初代メフィラス星人になられたのでしょうか・・・?
とにもかくにも、皆様ともうお別れになるのは本当に寂しいですが、いつか再びお会い出来ると信じて・・・この街のご案内やお姉様方との対面は、次の機会とさせて頂きますわ。
是非またこの街に、いらして下さいね!
そして、最後はこのナレーションで締めさせて頂きます・・・






『これから30分、あなたの目はあなたの身体を離れて・・・この不思議な世界へと、入ってゆくのです・・・』










数十分後、「いなずま号」自由席。



M1号『・・・』
凌「・・・ほんとにいたよ、ガッツ石松似のヘンな生物。」
M1号『ちがうよ~?ボクM1号だよ~!』
凌「キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!!」






一時間半後、東京都・新東京駅ホーム。




凌「私はカモメ・・・私はカモメ・・・」
一樹「おぉい、しのぐぅ・・・ちゃんと生きてるかぁ・・・?」
八重樫「・・・東條と宮代の目から、生気が消えている。」
綾「東條君はずっとガッツ石松or浜田雅功似のヘンな生物の相手をさせられる羽目になって、宮代君はうたた寝したらチハルさん絡みの悪夢を見て・・・つまりは、どっちもノイローゼね?これぞサイコロの旅の醍醐味だけど。」
八重樫「妙に嬉しそうだな、二階堂・・・しかし、ここからあきる野か。都内某所の方が距離としては近いのだが。」






二時間後(夕方)、あきる野市・日東新聞本社。



潤「いらっしゃいませ。日東新聞本社でございます。『警鋭セキュリティ』の東條凌様、二階堂綾様、宮代一樹様、八重樫大輔様ですね?」
凌「は、はい。」
一樹「おっ、親しみやすそうな美人発見・・・!」
八重樫「俺達の来訪を事前に知っていたのか?」
潤「はい。そちらにいらっしゃるコンドウ様から伺っております。それと、恥ずかしながら・・・今回のスペシャルゲストはこの私、佐藤潤が務めさせて頂きます。理由ですが・・・」
綾「某Aさんの推しの子だから、よね?婆羅陀魏キャラ総選挙でも票が入っていたし。」
潤「・・・その通りでございます。」
凌「今回の旅、サイコロの旅と言うより作者の推し巡りの旅なんじゃないか?」
一樹「んなのどうでもいいだろ・・・美人に巡り会えてるのは事実なんだからよ!」
八重樫「宮代の目に、再び生気が漲っている・・・」
凌「ほんと、調子が良いって言うか割り切りが早いって言うか・・・」
綾「前に会った志真哲平さんに一途みたいだから、彼女相手でも脈無しな事には代わりは無いんだけど・・・放っておきましょう。」
一樹「・・・ってわけで、潤さんの自己紹介ヨロシクゥ!」
潤「あの~、申し訳ありません。私は貴方達を出迎えたらすぐに行き先を発表し、このサイコロを振るようにコンドウさんから事前に言われていまして・・・」
一樹「そんなの、守らなくていいですって!それよりここの案内でも・・・」
八重樫「・・・待て、宮代。それ以上その女に話し掛けない方が身の為だ。」
一樹「八重樫さんまでそんなつれない事言うんですかぁ?オレは神にだって従わな・・・」






日東新聞社員A「・・・なんだ、あいつ?俺達の佐藤潤をナンパしてんじゃねぇぞ・・・」
日東新聞社員B「『日東の玄関のマドンナ』を、一人占めすんなよな?」
日東新聞社員C「ここは『日本一嬉しいお出迎えのある会社』なんだよ、お前なんか見たくないんだよ・・・!」
日東新聞社員D「邪魔だなぁ、あの人・・・オレは潤さんが見たいからここにいるんだけど。」
日東新聞社員E「おいおい、始末する相手が増えたか?志真なだけに・・・」
日東新聞社員F「こちらファルコン1、潤ちゃんに付く新たな悪い虫を発見。どうぞ。」
日東新聞社員G「僕、挨拶して貰った事しかないのに!」
日東新聞社員H「僕は落とし物を届けて貰って事しかないのに!」
日東新聞社員I「俺、うっかりの勢いで手繋いだ事あるけど・・・」
日東新聞社員A~H「「「「なにぃ!?」」」」
日東新聞社員J「フッ・・・夜明けのコーヒー、君と一緒に飲みたい・・・」






一樹「ひ!?」
八重樫「俺が『捕捉』した限りでは、このエントランスにこれの倍近い数の敵意に満ちた目線を送る連中がいるな。勿論、その目線は全て宮代に向けられている。」
一樹「・・・すみません、次の目的地の発表とサイコロールお願いします・・・」
綾「・・・宮代君は、いつまで幾つもの出会いと罪を繰り返すのかしらね?」
凌「メビウスの輪に引き寄せられて、抜け出せない限りは続くんでしょうね・・・BEYOND THE TIME(メビウスの宇宙を越えて)的に。あ、佐藤さんは気にしなくていいんで続けて下さい。」
潤「か、かしこまりました・・・こちらが、次の目的地です。」






1 ふり出しに戻る。 降星町
2 ちょっと戻る。 都内某所
3 逃げたら一つ、進めば二つ・・・ アスティカシア高等専門学園
4 ロケットの絵を描いて、宇宙時計を貰おう! 綾香市
5 そこ そこ!
くいを はさんで ひだり がわ!
6 いよいよ九州上陸! 鹿児島



綾「やめな~、さい!!」
凌「それを止めて下さい綾さん。この人殺し。」
一樹「スレッタちゃんとかミオリネちゃんとかに会えるんなら、『3』に進んでやってもいいぞ・・・多分『3』だけは出ないだろうけどなっ!!」
八重樫「『4』はスペル(自称)が使っていた犯行手段だが・・・『5』は暗号か?行き先も書いていないが?」
一樹「これ、ポケモンのちょっと有名な『おとくなけいじばん』ネタですよ?確かに今はリアルカントー地方にいるけど・・・」
コンドウ「では潤さん、サイコロールお願いします!
ハイ!何が出るかな!何が出るかな!」
潤「・・・ごきげんよう?とりあえず、えいっ!」






サイコロの目:5



凌「・・・えっ?」
八重樫「・・・何処に行けばいいんだ?」
綾「私はポケモンはあまり知らないから、宮代君?案内よろしくね?」
一樹「オ、オレ!?いやいやいや、そう言われてもゲームのネタなんで・・・」
潤「あの~、恐らくあそこのゴミ箱の中ではないでしょうか?そこから、杭(ベルトパーテーション)を挟んで、左側。」
凌、一樹「「あぁ~、確かに!」」
八重樫「的確な考察とアドバイスだな。」
綾「勘がいい女の人って、嫌いじゃないわ。そう言うわけで東條君、行ってらっしゃい。」
凌「そんな気がしましたよ・・・はぁ、大晦日のアレみたいに押したらケツバット食らわされるボタンとか、『ガサゴソ・・・!なかは ゴミ ばっかり!』は勘弁なんだけど・・・んっ?」











しのぐは
リゾチウムを みつけた!
\テテテテーン♪/



凌「・・・・・・」
一樹「・・・まっ、元気出せよ凌。ドーピングアイテムって買おうと思うと無茶苦茶高い、割とレアアイテムなんだからな?」
八重樫「リゾチウム・・・『加水分解酵素』、リゾチームの事か?リゾチーム塩酸塩が2016年頃まで医薬品として販売されていたが、有用性を確認出来ないとして販売は中止され・・・」
凌「・・・とくこうを上げろ、ってか?俺は所詮ザコ専の『ざぁこ♡ざぁこ♡ざこ爾落人♡よわよわ光撃♡キメ台詞すかすか♡一生こーすけに勝てない♡』なんだからドーピングしろ、ってか?瀬上さんに勝ちたかったらもっと強くなれ、ってか・・・!おう分かったよ、100個でも飲んで瀬上より強くなってやるよ!俺をコケにすんのもいい加減にしろよぉ!!」
一樹「お、落ち付け凌!リゾチウムは最大26個までしか使えねぇし、初代仕様なら実質とくぼうも上がるから!」
綾「東條君?多分いくらドーピングしても種族値600族の瀬上さんには勝てないんだから、まず弾道を上げてベッドの上で私に勝てるようにしなさい?」
凌「んんっ!!」
一樹「綾さん、それ最早わからせ!全くフォローになってませんって!と言うか、しのぐゥ・・・お前の(自称)凶暴な愛馬(♂)・・・やっぱ綾さんには、勝てなかったんだなぁ・・・プッ。」
凌「・・・なんで、笑ってるの・・・?この人殺し・・・グスッ。」
潤「こ、これはどう言う状況?私には分からないけど・・・まずは、東條さんを励ました方が良さそうね・・・
東條さん、お辛い事ばかりで打ちのめされそうな毎日みたいですが、私はそんな辛い事にも負けずに毎日一生懸命に頑張る人って、本当に素敵だと思います。なのでとりあえず、ファイト一発!ですよ!」
凌「じ、潤さぁん・・・!う、うおおおおおおおおっ!!
ファイトーーーッ!いっぱーーーーつ!!」



しのぐの とくこうの
きそポイントが あがった!



凌「・・・まず~い、もう一杯!」
一樹「リポDの次は青汁かよ。」
八重樫「・・・東條が精神崩壊する前に、至急綾香市に移動するぞ。昨日捕らえたスペル(自称)の同類がいる可能性が高い。問題はないな?コンドウ?」
コンドウ「あっ、えっと・・・世の為人の為となれば、特例として大丈夫ですけど・・・映して大丈夫なんかな?スペル(自称)。」
綾「そう言うわけだから、私達はそろそろ失礼しますね?」
潤「は、はい。承知しました。では、警鋭セキュリティの皆様。『サイコロの旅』、辛いでしょうがどうか頑張って下さい。ゴールに辿り着けるよう、私も応援しています。本日は当社にお越し頂き、大変ありがとうございました!」






潤ーー・・・久々に茶番に出たけど、何と言うか内容のスケールとか、それ大丈夫?って思う度合いが増えてるわね・・・
とりあえず、今回志真君が巻き込まれてなくて良かった。



※リゾチウム関係の下りに、東條凌及びAWACS氏への侮辱・嘲笑の意図は一切無い事を表明すると共に、ここでお詫び申し上げます・・・(婆羅陀魏)
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好釦