Chabangeki
「甦れ!ウルトラチャバン」
2023年7月18日、正午。
いつものように、仕事で偶然訪れた町・降星町で怪しい腕時計を子供に配ろうとしていたヒト「G」・スペル(自称)を捕らえた凌一行。
スペル(自称)を警察に引き渡し、スペル(自称)が思いの他楽勝に捕らえられた事から暇を持て余す一行は、偶然出会ったコンドウから「どうせ降星町まで来たんですから、何かしてから帰りませんか?」と提案される。
だが、彼らは気付いていなかった。
このスペル(自称)を巡る事件こそが、約5年振りとなる茶番の新作の幕開けだった事を・・・
コンドウ「・・・と、言うわけで今から『スペル(自称)の再封印で降星町までせっかく来たんだから何かやってから帰りましょう企画第一弾!』、つまりはサイコロの旅をやろうと思います!」
凌「・・・はっ?」
綾「久々にいつもの流れと言うわけ?」
一樹「ちょっと待て、何で水曜でもねぇのにどうでしょうの流れになってんだよ!今日は火曜日!つうかここから普通にタクシーでも帰れるっての!」
八重樫「第一弾?続きをやるつもりがあるのか?」
コンドウ「それは神(作者)のみぞ知る、と言う事で・・・では、ルール説明を!」
6つの選択肢が書かれたボードに現在地・現時点で乗車可能な交通機関と行き先をリストアップ。
どこに行くのかは運命のサイコロを振って決定。
出た目に書かれた行き先がたとえ都内某所と逆方向であっても、そこに行かなければ次のサイコロは振れない。
つまり、交通機関があるかぎり都内某所にゴールするまでは常に移動し続けるという超過酷な企画なのだ。
(ナレーション:藤村D)
一樹「いや、知ってるわ!知ってるから反対してんだろ!ミスターと大泉とディレクターがどれだけ苦しんだと思ってんだ!」
八重樫「俺はよく知らないが、つまりコンドウは今からわざわざ火中の栗を拾いに行くような真似を、俺達にさせるつもりなのか?」
凌「まぁ、そんな所です・・・一応聞きますけど、どうします?綾さん?今の所コンドウさんしかいないっぽいですから、今なら阻止出来ますよ?」
綾「えっ、やらないの?東條君?」
凌「・・・そう言う気がしました。」
八重樫「火中の栗を拾いに行く者が、ここにもいたか・・・」
一樹「いやいや、正気ですか綾さん!?綾さんってば、サイコロの旅見た事ないでしょ!何なら、今からハッキングでも何でも使って見せま・・・」
綾「宮代君、私水曜どうでしょうの企画なら大体見てるわよ?DVDも全巻買ってるし。」
一樹「は、藩士だった・・・だと・・・!」
綾「楽しみね?電車やバスやフェリーにひたすら乗せられ続けて、体も心も疲弊して行く貴方達の姿を見るのが・・・特に東條君。」
凌「そうですか・・・」
一樹「もうダメだぁ、おしまいだぁ・・・」
八重樫「決して抗えない筋書き、これが茶番の恐ろしさ・・・」
コンドウ「さて、皆さんが覚悟、決めるぜ!になったと言う事で・・・最初の行き先の発表です!」
1 夢の直行便! 都内某所
2 降星町の次と言ったら? 雫ヶ丘
3 カレー豆が食べたい。 弥彦村
4 魅惑のアイランド☆ ゴジラアイランド
5 同じ島でもこれは遠いぞ? 鹿児島
6 謎のまち 真地町
凌「なんか・・・色々混ざってないか?」
一樹「本当にUPGの基地があってマナちゃんに会えるんなら、オレ雫ヶ丘に行ってやるぞ?」
八重樫「1は当然として、比較的まともな目的地は3の弥彦村か。都内某所からは遠のくが。」
綾「私としては、コンドウさんに忖度して6の真地町を希望するわ。と、言うわけで元ダイスさんの八重樫さん、サイコロお願い。」
八重樫「・・・『サイコロ君』と呼んで来るパレッタもそうだが、俺はあと何回サイコロネタを振られればいい?」
コンドウ「教えてくれ、五飛・・・ってわけで八重樫さん、サイコロの旅伝統の明治製菓のサイコロキャラメル(の箱)をどうぞ。」
一樹「ちなみに今、サイコロキャラメルは北海道でしか買えない地味にレアな品なんだぜ?これ、トリビアな。」
凌「へぇー。」
コンドウ「・・・それでは、サイコロ一回目!行ってみましょう!
ハイ!何が出るかな!何が出るかな!」
八重樫「・・・」
サイコロの目:3
八重樫「『3』、弥彦村か。妥当だな。」
一樹「のっけから田舎かぁ・・・それならやっぱ、雫ヶ丘に行きたかったなぁ~。モノホンのウルトラマンが見れたかもしれねぇし。」
綾「ちなみに、弥彦村ってGnosisの蛍の生まれ故郷よ?」
一樹「前言撤回!弥彦村、サイコー!!」
凌「ほんとブレないな、あいつ・・・それより、弥彦村って言えばあのゴジラと拳と拳でダチになった『天下無敵の喧嘩番長』がいるって噂、本当かな?」
八重樫「そんな者がいるのなら、俺もその村に興味が出て来たな・・・それで、移動手段は?」
コンドウ「新潟行きの『We ライナー』、つまり高速バスです。」
一樹「やっぱバスかよ!」
コンドウ「あと全席予約制なんで、事前に取ったチケットの時間まであと30分です。」
一樹「30分!?ちょっと待てよ(「電脳」を使って検索中)・・・オイ、この町からそのバスに乗ろうとしたら、今からだと自転車使っても3分ぐらいしか時間の余裕ねぇぞ!変なとこでウルトラマンかよ!」
八重樫「走り続けば十分間に合う。一刻も惜しい、行くぞ。」
凌「やっぱり、こうなるかぁ・・・」
綾「時間ギリギリは、サイコロの旅あるあるよ?それに宮代君のトレーニングにもなるし。」
一樹「こんな形でのトレーニングなんて、望んでないですよぉ!」
コンドウ「あっ、ちなみに自分は『ナラク』使って先にバス停に行ってますんで・・・じゃあ、お先!」
一樹「な!?オイ待て!ズル過ぎんぞコンドウ!オレも連れてけぇ~!!」
凌「コンドウさん、いつ究極生命体アブソリューティアンの戦士タルタルソースになったんだ?」
30分後、某所バス停前。
一樹「ぜェ、ぜェ・・・つ、着いたぁ・・・」
コンドウ「お疲れ様でした!さぁ、早く乗りましょう!」
一樹「お、お前はいいよなぁ・・・どうせ、オレなんか・・・」
凌「地獄兄弟になってる暇が会ったら乗るぞ、一樹・・・」
八重樫「宮代には、更に本格的な体力作りが必要だな。」
綾「・・・まわるよ、まわる。地球はまわる・・・」
10分後、「We ライナー」車内。
一樹「・・・zzz」
凌「・・・綾さん、イビキがうるさいんでこいつの鼻摘まんで起こしていいですか?」
綾「これから多分寝たくても寝れなくなるから、余裕がある内に寝かせておきなさい?」
八重樫「・・・」
数時間後(夕方)、新潟県・弥彦村。
一樹「と、言うわけでやって来ました弥彦村!いや~、古き良き日本が残る地って素晴らしいっすね~!」
綾「バス停から更にそこそこ歩いたのに、宮代君ったら元気ね?」
八重樫「この活力を他に活かして欲しい所だが。」
凌「・・・結局、全然寝れなかった・・・やっぱあいつ、起こせば良かったな。」
コンドウ「さて、そんな一樹さんのテンションをもっとアゲアゲにするであろう、スペシャルゲストをお呼びしています!どうぞ!」
蛍「こんにちは、皆さん。わざわざここまで来てくれて、嬉しいわ。」
一樹「よっしゃ!やっぱし蛍さんが、来たぁ!!こんちわっす!」
凌「こんにちは。」
綾「久しぶりね、蛍・・・それと、選択肢に弥彦村があったのはこれが理由ってわけね?」
八重樫「コンドウによる、作為的なものがあると言う事か?」
一樹「今回は蛍さんに会えたんだから、いいじゃないっすか!つうかコンドウさん、さっきはクソミソに言ってすんません!こんな嬉しいサプライズがあるなら、先に言って下さいって!感謝!シェイシェイ!」
凌「あいつ、Gnosisと協力し合う前からハッキング経由で光さん推しだったからなぁ・・・でもこの人、今や立派な人妻で母親だぞ?」
一樹「そこがいいんだよ、凌・・・!人妻だからこその、こう・・・色気とツヤがあるって言うか・・・まぁ、綾さんにゾッコンのお前には分からん世界か!」
綾「発言によっては浦園リーダーと色々ややこしい事になるから、自分に正直になり過ぎるのも程々にね?宮代君?」
一樹「分かってますって!それで、これからは蛍さんと一緒に観光タイムだよな!」
コンドウ「いえ、蛍さんによるサイコロタイムです。」
一樹「・・・は?折角わざわざバス使ってここまで来て、蛍さんまで呼んどいてサイコロタイムとかふざけろよ!需要とか取れ高とかオレへのご褒美とか考えろよ!」
凌「いや、本当に考えて欲しいのは自分へのご褒美だけだろ。」
綾「サイコロの旅は基本的に目的地に到着したら、『一泊』の目が出るか時間に余裕がある時以外は即サイコロタイムよ?だって、あくまでもゴールに辿り着くのが目的なんだから。」
一樹「そ、そんなぁ・・・!絶望が、オレのゴールだ・・・」
凌「地獄兄弟の次は、バイクになれる不死身の刑事ライダーにでもなる気か?少しなら作者が着いて行けるって分かったとは言え、ライダーネタは程々にしろよ?」
蛍「ごめんなさいね、宮代さん。せめて弥彦村名物、あの『天下無敵の喧嘩番長』も大好物って噂のカレー豆をあげるから、元気を出して。」
一樹「あ、あざっす・・・!はぁ、やっぱり仕事がデキて気さくで美人な人妻からのプレゼント・・・いいね!」
凌「何処のシン二号ライダー?」
綾「宮代君?次『人妻』って言ったら、物理的にボッシュートするわよ?」
八重樫「・・・何処か、俺の故郷を思い出す地だな。」
蛍「確か、八重樫さんって武士の家系の生まれでしたよね?しかも角兄弟の先祖に当たる家系と同じだとか・・・」
凌「えっ?じゃあ八重樫さんとあの兄弟、遠い親戚って事になりません?」
八重樫「そうらしいな。まぁ、だからと言って特にあの兄弟に親近感は感じないが、『誰に見られても恥ずかしくない生き方をしろ』、と言う教えが今も受け継がれている点は時代の流れを感じたな。」
蛍「そう言う家訓、いいですよね。私は両親を早くに亡くして孤児まっしぐらでしたから、ちょっと羨ましいです。」
凌「光さん、孤児だったんですか?」
綾「そうよ。だから強さと優しさを兼ね備えた光蛍と言う女性は、間違いなく孤児だった日々から培われたのね・・・」
一樹「綾さんがやっとまともな事言った・・・」
綾「聞こえてるわよ?宮代君?」
一樹「アッ、ハイ。」
八重樫「家を捨てた俺が言える事では無いが・・・家族の大切さを知るお前なら、良い母親になれるだろう。浦園と共にこの地で、子を立派に育ててやれ。」
蛍「・・・ありがとうございます、八重樫さん。」
綾「そうだ蛍、怜ちゃんと憲明君の最近の様子はどう?」
蛍「どっちも毎日元気いっぱい過ぎて、ほんと参っちゃうわ。けど、こっちも愛情をいっぱい貰えるから不思議と疲れも吹き飛んじゃうの。綾もやっぱり、子供が欲しかったりする?」
綾「とりあえず、一応の夫があの調子じゃ子供どころか結婚式もまだまだ無理ね?」
蛍「ふふっ、東條さんには申し訳ないけど言えてるわ。それで・・・」
コンドウ「あの~。公式でやれ、なドラマを繰り広げてるとこ悪いんですが、そろそろ行き先決めないと行けなくなる場所が・・・」
蛍「あっ!ごめんなさい、すぐ終わらせるつもりがつい長話に・・・」
一樹「はぁ・・・折角ここまで来たってのに、ひとず・・・蛍さんともうお別れかよ・・・」
凌「『天下無敵の喧嘩番長』も、結局探せなかったか・・・よし、今度探しに行こう。」
蛍「それでコンドウ、次の目的地は何処なの?」
コンドウ「はい、次の目的地ですが・・・」
1 夢の直行便! 都内某所
2 地獄の深夜バス「はかた号」 福岡
3 一回休み♪ 弥彦温泉
4 ふり出しに戻る。 降星町
5 同じ島でもこれは遠いぞ? 鹿児島
6 同じ島でもかなり遠いぞ? 竜宮島
凌、一樹「「は、はかた号!?」」
八重樫「どうした、そのバスに何かあるのか?」
綾「『はかた号』はかつて日本一の運行距離を誇っていた事から、『キング・オブ・夜行バス』の異名を持つ新宿~福岡行きの高速バスなんですけど、『サイコロ5』でとにかくどうでしょう班を苦しめた因縁のバスでして・・・私としては、分かってるわね?コンドウさん?」
八重樫「成る程。差し詰め、高速バスにおけるゴジラのような存在か。道理で宮代はともかく、東條も恐怖するわけだな。」
凌「待ってくれよ・・・こんな所までオリジナルをリスペクトしなくていいだろ・・・!」
一樹「頼むから『2』以外にしてくれぇ!『2』以外ならふり出しでもいいからぁ!」
コンドウ「では、蛍さん!サイコロール、お願いします!」
蛍「私としては、弥彦温泉で一回休みして欲しい所だけど・・・なるべく『1』が出るように頑張るわね・・・!」
コンドウ「ハイ!何が出るかな!何が出るかな!それはサイコロ任せよ♪」
蛍「えいっ・・・」
サイコロの目:一樹「しゃおらああっ!!」
凌「あっ!あいつサイコロ蹴りやがった!謀反ったな一樹!サイコロの目は絶対なんだぞ!」
一樹「HA☆NA☆SE!!」
八重樫「出た目は間違いなく『6』だった。竜宮島行きだ。」
綾「・・・後でお説教ね。『サイコロ1』的にも。あっ、また今度余裕が出来たらそっちに行くから、その時は宜しくね。蛍。」
蛍「分かった、楽しみに待ってるわ。綾。それにしても、本当に貴方達っていつ会っても変わらない・・・最高のチームよね。私達Gnosisも、もっと良いチームになれるように見習わないと。それじゃあサイコロの旅、頑張って!」
数十分後、特急電車内。
綾「宮代君?私達はサイコロの目に従うしかないの。あんな無様なイカサマをした所で結果は変わらないし、カメラにだって残っているのよ?元刑事として、情けないと思わないの?」
一樹「えっ?これ、撮られてるんですか?」
綾「話を脱線させないで。貴方はいつまで経っても良くも悪くも大人らしさを感じないけど、最近は悪い意味で・・・」
凌「・・・本気で説教されてるな、一樹・・・と言うかこれ、ほんとに撮られてるのか?」
八重樫「・・・」
翌日(19日)早朝、小笠原諸島・竜宮島。
一樹「・・・んで、こんな大豪邸と四神の青龍がいるだけの島に、電車に乗りまくってからわざわざフェリーとプライベートボートを使ってまで来て、何をするってんだ?何をさせようってんだ!」
凌「大豪邸があって四神がいるって、十二分に凄い場所の筈なんだけどな?」
華「宮代さん、し~っ!ジュリア様が起きてしまいますよ?」
一樹「いや、オレ1人騒いだくらいで・・・って、何で弦義君のお付きの青いメイドさんが!?」
華「いや、私は弦義のお付き以前にグレイス家のメイド長で、スペシャルゲストとして呼ばれた身なんですけど?しんっじられないわ!」
凌「それにしても華ちゃん、妙に自然に会話に入って来たな・・・」
綾「華さんは作者の推しの子で、完璧で究極なメイド長だから当然よ。」
八重樫「古手、あれからナイフ投擲術は向上したのか?」
華「とりあえず、両手で二つずつ正確に投げられるようになりました。ただ、少しスピードが落ちるのでその点はまだまだ課題ですね・・・」
八重樫「そうか。投擲数を増やせたのは上出来だが、一瞬の速度の遅さが命取りになる事もままある。要改善だ。」
華「イエッサー!」
一樹「・・・八重樫さん、いつの間に華ちゃんを弟子にしたんだよ?」
綾「エリクシア事件の後、八重樫さんがガラテアさんと弦義君と時々北条さんと一緒に鍛練と言う名の修行をしていた時、実は華さんも一緒にいて、ナイフの愛用者同士で八重樫さんと華さんが色々共鳴したらしいわ。まさにナイフの友、もしくはナイフレンドね。」
凌「竹馬の友、もしくはマイフレンドみたいに言わないで下さい。」
一樹「しっかし、いつの間にか貴重な青いメイド長の華ちゃんとお近づきになってたなんて、八重樫さんもやりますねぇ?」
凌「おい一樹、八重樫さんにはハイダさんって人が・・・」
一樹「分かってるって、凌。オレが言いたいのはそう言う事じゃなくて・・・あの八重樫さんまでいい女と縁を作るラッキーさがあった、って事なんだよぉ・・・!」
凌「・・・うん、聞くんじゃなかった。」
華「しんっじられない僻み具合ね・・・宮代さんったら、絶対カルシウムが足りてないわ。と言うか何か色々言ってくれてますけど、私の中で八重樫さんは本当に師匠みたいな存在ですよ?アイン教官と声がとても似てる、って言うのもあったりしますけど・・・」
綾「(イメージ)声優ネタもあるわけね?」
一樹「それで言ったら、華ちゃんは喋るAIイヌと一緒にゴジラに小難しい数式で立ち向かったり、アスティカシア高等専門学園の地球寮のイイ先輩とかやってそうだな~。」
華「ぬぬぬ、マジーヌ♪」
コンドウ「一時期、活動休止した時はほんまに心配やったけど、『グリッドマン ユニバース』で今や代表キャラの六花で復帰してくれて、ほんまに安心したなぁ・・・宮本侑芽女史、万歳!」
一樹「あれ、お前いたの?」
コンドウ「いやいやご冗談を、僕は水曜どうでしょうで言うディレクター組なんですから、フレームに映ってなくてもいますよ?」
凌「小説作品に、フレームも何もあるのか?」
綾「(イメージ)声優ネタで言うなら・・・東條君は完璧で究極なゲッターロボに乗ったり、ある時は割と愛嬌のある式神みたいな呪霊を使役する呪術師、またある時は女に抱き着かれると猫になる男子高校生、そしてまたある時はタキシード仮面的にプリキュアを助けるピュアで爽やかな男子中学生、しかしてその実態は仮面を着ける前から色々拗らせてた青トラマン・・・とかやってたわよね?」
一樹「きゃつめッ!!」
凌「何でそんなに俺のイメージ声優について詳しいんですか、綾さん・・・」
コンドウ「実の姉の真礼さんも宜しく!ってわけでそろそろサイコロタイムのお時間ですので、次の目的地の発表です!」
1 ふり出しに戻る。 降星町
2 未知のまち 真地町
3 グレイス家プライベートジェット直行便! 都内某所
4 同じ島でもこれは遠いぞ? 鹿児島
5 案外いいかも? 大阪
6 夢のヒーロー! ツツジ台
綾「噂をすれば、グリッドマンユニバースへの入口が開いたわね?」
一樹「・・・おいコンドウさんよ、本当にツツジ台に連れてってくれるんだよな?ちゃんと六花ちゃんもアカネちゃんもいるんだよなぁ?それに夢芽ちゃんとちせちゃんと二代目ちゃん、特にムジナさんもいたらもっとイイんだけどなぁ・・・!」
華「私も、六花ちゃんには会ってみたいわね・・・(イメージ)声的なサムシングで。」
凌「リクエストし過ぎだろ、一樹・・・それより、また鹿児島と真地町があるぞ。」
八重樫「鹿児島は三回連続だな。コンドウは相当俺達を鹿児島に行かせたいらしい。」
綾「大阪・・・案外いいかも。」
凌「フラグを立てないで下さい、綾さん。聞いた事がない真地とか言う町に行くよりマシですけど。」
コンドウ「そんな聞いた事がない町に行ってしまうのが、サイコロの旅あるあるなんですが・・・それでは、華さん。サイコロールどうぞ!
ハイ!何が出るかな!何が出るかな!」
華「よいしょ、っと。」
サイコロの目:5
八重樫「『5』、二階堂が言っていた大阪だ。」
一樹「くっそ!アクセスフラッシュ出来なかったぁ!!」
凌「ゴール出来なかった事より悔しがるなよ。」
綾「コンドウさんのお膝元の大阪の、果たして何処に行くのか・・・ミステリーツアーみたいで楽しみね?これからのフェリー旅も。」
一樹「はいっ!?またダラダラフェリーに乗せられるのぉ!?ここはグレイス家プライベートジェットで大阪にひとっ飛びか、せめてグレイス家プライベートボートで大阪湾から上陸だろ!?そうだよね、華ちゃぁん!?」
華「・・・大変申し訳ありませんが、グレイス家としては『3』以外の目的地には、プライベートボート及びプライベートジェットは出さない取り決めとしております。なのでおとなしく、数分後に近海に到着するフェリー『さんふらわあ』に拾って貰ってご乗船下さい。かしこ。」
一樹「完璧で究極なメイドモードで受け答えしなくていいからぁ・・・!」
凌「んんっ、しかもまた数分後とか言ってるぞ・・・」
八重樫「バス停まで全力疾走した、弥彦村よりはマシだ。早く準備するぞ。」
華「八重樫さん、次は時間に余裕を持って来て下さいね。弦義も喜ぶと思います。」
八重樫「分かった。近い内にまた来よう。では、失礼する。」
華「約束ですよ♪それでは・・・私達使用人一同、竜宮島への次のご来訪を、心よりお待ちしております。しんっじられないくらい過酷な、サイコロの旅の続きへ・・・行ってらっしゃい!」
数時間後、フェリー「さんふらわあ」デッキ。
一樹「うーーーあーーーー・・・」
凌「あれ?一樹って、船苦手だったっけか?昨日から一日中バスや電車に乗りっぱなしだったけど・・・」
綾「東條君、これは『サイコロ1』での嬉野D枠よ?いつもカメラを回しているから、基本的に映り込む事の無い嬉野Dが船酔いした事で珍しくカメラに映り込んだ、水曜どうでしょうにおけるレアシーンなの。」
凌「へぇー・・・あ、そう言えば八重樫さんは何処へ?」
綾「ゴリラ顔のヒト「G」を見たから、後を付けるって。」
凌「ゴリラ?猿の惑星かなんかか?」
「さんふらわあ」甲板。
八重樫「落ちろ!」
ブラックホール第3惑星から来た男(自称)『ウヴォアアアア~!!』
八重樫「・・・落ちたな。」