Chabangeki







志真:司会枠「さぁ!本日始まりました!よろしくお願いします!」

瞬:もはや常連枠「また何か始まったな」

瀬上:安定の常連枠「いい加減にしろよ…もう終わったんじゃないのか!」

綾:唯一の良心枠「あの、これは一体?」
瞬「気にするな。時が過ぎるのを待つんだ」



志真「ここは、プレゼンターが自らの提唱する様々な「説」を紹介、その「説」を検証した模様をVTRで紹介し、スタジオでパネラーとトークを行う番組でございます!さぁ記念すべき一人目のプレゼンターはこの方です!」

一樹「ど~も~」

志真「宮代一樹さん、電脳の爾落人です!」
瀬上「お前かよ…」
綾「この流れはあれかな。水曜日にやってるアレね」
瞬「また妙なコネができてしまう…」



一樹「早速ですが皆さん、自分の持ち物は大切にしてますか?」
瞬「当たり前だ」
綾「してるけど」
瀬上「お前が言うかよ」
一樹「そうでしょうそうでしょう。さて皆さん。馴染みのあるものでも、想定外の形で出てきた時気付かないんじゃないかと思いまして、こちらの説を持ってまいりました!」



【自分の私物が外で登場しても意外と気づかない説】



瀬上「うん」
瞬「それは私物によるだろう」
綾「洋服とかってこと?」
志真「さぁ映像始まるよ。皆モニター見て!」



検証方法

仕掛人パレッタが呼び出した三人の男がターゲット。事前に留守中の自宅から四ノ宮世莉氏の協力のもと私物をピックアップ。本人を喫茶店に呼び出し、私物を様々なシチュエーションで登場させてみる。まず一人目のターゲットは…



隼薙「呼び出してどうしたんだ?」
パレッタ「急にゴメンねぇ」



瀬上「こいつか。奴も常連になりつつあるな…」
綾「この人は?」
瀬上「シスコンの大バカ野郎だ」
志真「この人、前にどこかで見たことある気が…」
瀬上「というかパレッタが仕掛人なのか。どちらかと言うと仕掛けられる側じゃないか?」
一樹「ノンノン。パレッタはクリエーターなだけあって実はこういうのには敏感なんすよ」



パレッタ「とりあえず先にごはん頼んどいたから☆」
隼薙「気がきくじゃねぇか。ちょうど腹が減ってたんだ」



一樹「ちなみに出てくる料理は経費削減のため、昨日ハイダさんが作った晩飯の残りを再利用しております」
瀬上「手抜きが過ぎるだろ」



私物1自宅のスプーン



パレッタ「ほら、カレーがきたわよ。美味しそうね~」
隼薙「なら自分も頼めばいいだろ」もぐもぐ



瞬「これはいきなりレベルが高いな」
志真「スプーンは気づかないでしょ」
瀬上「お前これ、説立証するためにわざと難易度上げてないか?」
一樹「そんなことないすよ。次見て次」



私物2アーク



瀬上「これは分かるな!」
綾「あの、アークって?」
瀬上「奴が普段身につける相棒の「G」だよ」
瞬「そんなもの、バレるに決まってる」
一樹「そこは、工夫してあるんで」



パレッタ「ちょっと暑いわねぇ。店員さ~ん、あのサーキュレーター点けてもらえますか?」



瞬「なるほど、土台を後付けで増設してサーキュレーター風に改造してあるのか」
一樹「改造っていっても、土台を取ってつけただけだから見た目は9割8分原型のままなんすよ」



隼薙「あ、ちょっと涼しくなった…あれ?あのサーキュレーターは…」
パレッタ「どうしたの?」



瀬上「これはバレたな」



隼薙「小型なのに風量すごいな。ちょっと距離もあるのに。おぉ、さらに強くなった」



瀬上「違う違う。怒ってるのか気づいてほしいかの二択だよ」
綾「後で荒れそうね」



私物3穂野香



瀬上「私物じゃねえだろ!」
一樹「ウィッグとかカラコンとか使ってウェイトレスに変装してもらうんで」
瞬「そういう問題じゃないと思うが」
瀬上「これ元の面影なさすぎだろ」
志真「この子もどこかで…?」



パレッタ「すいません店員さ~ん!」
穂野香(変装)「どうされましたか?」
パレッタ「追加で注文を…」
隼薙「……」



志真「うわめっちゃ見てる…」
綾「ちょっと気味が悪いわね…」
瞬「判断に迷っている表情もあって不審者染みているな」
瀬上「これ事案だろ」



穂野香(変装)「お待たせしました。追加のカレーになります」
隼薙「ちょっと待て。穂野香、こんなところで何してんだ?」
穂野香(変装)「人違いじゃないですか?」
隼薙「俺には分かる。ちょっと声を変えているつもりだろうが、時折戻る元の声色。カラコンで誤魔化してるつもりだろうが、目元は人それぞれ唯一無二の特徴たり得るからな。
派手なウィッグと化粧でガラリと印象を操作しているが無駄だ。そのパターンをイメージしたことがあるからな」
穂野香(変装)「お兄ちゃん…それはちょっと……」



瀬上「ほら気づいた。これは騙せないって」
綾「これは兄妹愛…なのかしら?」
瞬「そんな綺麗な言葉で言い表せられるものではない」
瀬上「それより不憫なのはあの風車だろ」
志真「あの子…思い…出せない…」
瀬上「そういえば今日遥嬢はどうした?」
瞬「再登場は阻止した。なんとしてでもな」



と、ここでネタばらし。



隼薙「当たり前だ!穂野香に気づかないわけがないだろ!」
穂野香「それは…そうなんだけど…」
隼薙「くだらない茶番になんか付き合わなくていい!帰るぞ!」
アーク『くだらないとはなんだ!貴様、私に気づかないとは何事だ!』
隼薙「お前は出てこなかっただろ」
アーク『』
穂野香「お兄ちゃん…本気で言ってるとしたら…ひどい…」
パレッタ「これも気づいてほしかったんだけどなぁ…」
隼薙「なん…だと…」



ーーー


一樹「さぁ、二人目はこの子だ!」
志真「なんでこの人は何事もなかったかのように振る舞えるんだろう」



憐太郎「こんなところに呼び出してどうしたんですか?」
パレッタ「実はね、紀子ちゃんと甘々な映画を撮ろうとオファーがきててね」
憐太郎「ほんとですか!」



瞬「お前はあんな男の子を騙して心が痛まないのか?」
一樹「いや、まったく。いや~こういうの楽しいなぁ」



私物1自宅のコップ



パレッタ「ちょっと喋り疲れたわね。ジュースを頼んでおいたわよ」
憐太郎「ありがとうございます」ちゅー



綾「ありふれた小道具は無理があるわよ」
瞬「欠けてたり目印がなければ気づかないはずだ」
志真「ましてやまだ子供だもんなぁ」



私物2フィギュア



パレッタ「あれ、レン君の好きなものじゃないかしら?」
憐太郎「あれ、バイラスだ!僕も同じフィギュア持ってる!」
パレッタ「そぉなの?」



瞬「同じものだと気づいても、量産品であればさすがに自分のものが飾られているとは思わないだろう」
瀬上「お前ぇ…結構意地が悪いな」
一樹「そ、そんなことないっすよ!さぁ最後はこれだ!」



私物3守田紀子



瀬上「だから私物じゃ…いや、こいつの場合はそうなるのか?」
綾「本人登場じゃさっきみたいに気づくでしょ?」
一樹「そこは工夫してあるんで」



ピンポンパンポン♪



紀子『迷子のお知らせです。黒髪のポニーテールで猫耳のカチューシャをつけた女の子を預かっております。保護者の方は…』



志真「なるほど、声だけか」
綾「これは彼氏として気づいてほしいわね」



憐太郎「紀子だ!」ガタ
パレッタ「どうしたの?」
憐太郎「今のアナウンスは紀子だったんですよ!」
パレッタ「聞き間違いじゃないかしら?」
憐太郎「聞き間違いなんてありえない!なんでアナウンスしてるんだろう?」



志真「気づいた!」
瀬上「即答か。子供の癖にませやがって」
綾「やったわね紀子ちゃん」
瞬「正直驚いた」
瀬上「守田が言ってた迷子の特徴、チェリィぽいな。そういや今回出てこないな」
一樹「チェリィちゃんはコンタクト方法が分からなくて…」
瀬上「初対面の女もいるんだし、連れて来なくて正解だよ」
一樹「オレは会いたかったんだけどなぁ」



と、ここでネタばらし。



憐太郎「そういう趣旨だったんですか?コップはともかく、バイラスは同じものだって気づいたんだけど…」
パレッタ「同じなんじゃなくて、レン君家に飾ってあるものをここに持ってきたの」
憐太郎「えぇ!」
紀子「レン…気づいてくれるって、信じたよ」
憐太郎「当たり前だよ!」
パレッタ「紀子ちゃんについてはよく気づいたわねぇ。さすがと言うべきかしら♪」
憐太郎「えへへ。それほどでも…あれ?じゃあ、紀子と映画を撮るって話は…」
パレッタ「これもドッキリなの。ごめんね」
憐太郎「そんなぁ!」
紀子「そこもドッキリなんて、聞いてません!折角脚本に口出ししてあんなシーンやこんなシーンを追加したのに…レンに撮影だとかこつけてあんなことさせたかったのに…皆さんに見せつけられないじゃないですか!」
憐太郎「の…紀子?」



ーーー


一樹「さぁ、ラストはこの人!」
綾「あの子相当がっかりしてたけど…」
瞬「この男は何事もなかったかのようにプレゼンするな…」
綾「サイコパスね…」
志真「ちょっと見てて可哀想になってきちゃったなぁ」



八重樫「こんなところに呼び出してどうしたんだ?」
パレッタ「ごめんね、実は相談があって」
菜奈美「今後の日本丸の方針についてなんだけど」



綾「えぇ!」
瀬上「待て!あいつやっぱり反省してねえ!」
瞬「この男はあの時(アヤコ100のコト)のナレーターか。中々警戒心が強そうな男だったが」
志真「よく分からないけど、ドッキリなんかにかけたらすごい怒りそうな人だな…」
一樹「本当は弦義君に仕掛けたんだけど、初っ端カメラに気づいちゃって撮れ高なかったんで急遽呼びました!ちなみに今からはライブ映像になります。八重樫さんを呼ぶにあたりパレッタだけじゃ弱かったんで、菜奈美さんにも協力してもらってますんで」
綾「人選には気をつけましょ?」



菜奈美「とりあえず、先にカレー頼んどいたから食べて」
八重樫「お言葉に甘えるぞ」もぐもぐ
パレッタ「実は日本丸を改装しようと思ってるんだけど」
八重樫「……」
菜奈美「どうしたの?」



瀬上「どうしたんだ?」
瞬「急に殺気が出たな」
一樹「まだ何も仕掛けてないはずなんだけど…」



八重樫「…ハイダはここで働いたことがあるか知ってるか?」
菜奈美「え?分からないけど…」
八重樫「……」
パレッタ「キョロキョロしてどうしたの?」
八重樫「なんだこれは」ガサガサ
菜奈美「あ!そこは!」



瀬上「うぉ!」
一樹「うわ!」
志真「が、画面越しに目が合った…」
瞬「隠しカメラに…気づいただと…」
綾「ほら」



パレッタ「それは…その…」
八重樫「ハイダがさらわれたかもしれない」
菜奈美「え?」
八重樫「ここで出てきたカレー、これはハイダが作るものと同じだ。彼女がここでカレーを覚えたのなら別だが、そうでないなら何者かに捕まって作らされているんじゃないのか?このカメラを仕掛けた何者かに」
菜奈美「え?(なにこの斜め上の展開…)」
パレッタ「そ…そうよ!きっとそう!」
菜奈美「ちょっと(怒られたくないからって)何言ってるの!」
八重樫「ハイダが無事な内に救出するぞ」
菜奈美「無事って分かるの?」
八重樫「死んだかどうか程度なら捕捉圏外でも分かる。急ぐぞ!」ガタッ
パレッタ「ま、待って!」
菜奈美「これ、どう収拾つけるの…」



志真「なんだったんだ?」
瀬上「これはこれは…」
綾「結局私物で検証し損ねてるわよ」
一樹「折角世莉に用意してもらったのになぁ」
瞬「何を用意したんだ?」
一樹「ランニング用のシューズと、実戦用のライフルと、月夜野さんの協力でハイダさんになってもらうつもりだったんだけど」
瀬上「だからハイダはあいつの私物じゃねぇだろ!それに捕捉でバレる!」
綾「どんなシチュエーションで出すつもりだったのかしら?」
一樹「それは…聞かないで…」
瞬「爾落人というのは皆こうなのか?」
瀬上「こいつと一緒にすんな。宮代、お前八重樫にシバかれてこい」
一樹「( ͡° ͜ʖ ͡°)?」
瞬「自分に悪い節が見当たらないような顔をするな」
瀬上「お前度が過ぎると執行するぞ」
一樹「ちょ、瀬上さんリアルドミネーターなんすからシャレにならないすよ!」


綾「それにしても料理でハイダさんに気づくなんて、男前というか何というか」
瀬上「羨ましいか?東條、鈍そうだもんな」
綾「いえ。それくらいなら私の東條君にも仕込んであるから」
志真「自信あるんだね」
瀬上「逆ならどうだ?」
綾「言い当てられるわよ。例え東條君が女装して出てきたとしてもね」
一樹「……」
瀬上「……」
瞬「……」
志真「……」
瞬「そっちの世界の人間は皆そうなのか?」
瀬上「違う…と言いたい…」



検証結果

愛の力(?)は、すごい。



瞬「憐太郎はそうだろうが、論点がズレてるぞ」
瀬上「って、Vのオチは八重樫かよ!」
瞬「結局コンドウの誕生日とはなにも関係がないな」
綾「そういう趣旨だったんですか?」
志真「全然分からなかった」
瞬「お前は司会だろう」
綾「…というわけで、コンドウさん、お誕生日おめでとうございます!」
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好釦