Chabangeki
コンドウ「ってわけで、映画を撮るで!」
隼薙「ってわけ、じゃねぇよ。人によっちゃ何番煎じか分からねぇ台詞だぞ、それ。」
弦義「そもそも、お前は何者だ?」
コンドウ「あれ?この「G」専門の情報提供屋にして作者のアバターでもあるこの俺、コンドウさんを知らん?あっ!そうかお前『此処変』の出演断ってたんやった!ってか俺、ゴジラジオin東京とか「G」クロ第一章番外編にも正式に出てんねんけど・・・」
弦義「あいにくだが、そんなものに興味は無い。」
コンドウ「うわ、ひっど!相変わらずバッサリいくなぁ・・・まっ、それはさておいてとにかく映画撮るで~!」
隼薙「だから、なんでそうなるんだよ!」
コンドウ「あっ、もしかして適当にノリだけで作るって思ってるやろ?ちゃう!俺は『全米が泣いた!アカデミー賞最有力候補!ご家族揃って楽しめる空想科学映画の決定版!』な作品にするつもりや!」
隼薙「キャッチコピーから聞いた事しかねぇ単語のあり合わせじゃねぇか!ハリウッド映画なのか昔の特撮映画なのかはっきりしろよ!」
弦義「ありきたりだな。」
コンドウ「なんとでも言え!ストーリーもだいたい考えてんねんからな!」
『舞台は近未来の地球・・・争いが繰り返された時代は遠い昔となり、人々は平和な日々を過ごしていた・・・』
隼薙「頼んでもいねぇのに話し出しやがった・・・」
『だが、そんな日々に突然終わりが訪れた・・・きっかけは、南極で起こった謎の大爆発。それによって南極の氷は全て融解し、海水面上昇により人々は・・・』
隼薙「早速聞き覚えのある話が出てきたぞ・・・セカンドインパクトかそれ、使徒でも来んのかおい!」
『瞬く間に地球は侵略者の手に落ち、地獄すら生ぬるい家畜のような日々が始まった・・・
だが、人々は信じていた。
「地球が心無き者の手に落ち、人々が涙する時、勾玉に選ばれた九人の究極の救世主が地球を救う」
と言う伝説を!』
隼薙「その文、ほぼ今やってる戦隊のやつだろうが!」
『そしてその救世主を求め、通りすがりの天才ゲーマー「S」は宇宙の星々を巡る旅に出た。「S」はゲーマー先輩の力をお借りして、二つのパワーを合わせて戦う能力を持っていた!』
志真「俺の名は『S』!闇を照らして、悪を撃つ通りすがりの天才ゲーマーだ!覚えておけ!」
隼薙「今度はライダーとウルトラじゃねぇか!しかもライダー二作混ざってやがるし!」
弦義「志真さんだから『S』、なのか。」
『「S」の前に待ち受ける、様々な死闘!』
健「地球を救って欲しいなら、俺にお前の力を見せてみろ!行くぞ623(ムツミ)!俺と合体だ!」
623『うん、分かった!いくよ、おじちゃん!わたしとおじちゃんの意思をドリフトさせる・・・トランスフォーム!』
健・623「『そして・・・ファイナル、フュージョン!!』」
瀬上「俺は「G」ハンター瀬上、廃人ゲーマーを狩る者だ!さぁ、やり込みショーの時間だぜ!」
菜奈美「だけどゲームは一日一時間!よい子のみんなはこのバカ2人みたいにならないようにね♪」
ガラテア『ギャラクシー殿が動くまでもない、従者たるこの私が相手を・・・』
銀河「待て、あいつは俺がやる。
銀河の光が、我を呼ぶ!ウルトライブッ!!
・・・銀河の覇者、光の巨人のギンガマンとは、俺の事だっ!!」
『こうして、苦難を乗り越えて「S」は救世主を集める事に成功。「S」は救世主達と共に地球へ帰還した・・・
あっ、ちなみにメンバーは瞬・健・パレッタ師匠・チェリィ・瀬上・菜奈美・銀河で、あとの2人は隼薙と弦義にやって貰うんでよろしく。』
隼薙「はぁ!?なんで俺が電磁バカと一緒にやんきゃなんねぇんだよ!また勝手に他人のキャラ使いやがって!」
弦義「まぁ、そうなるか・・・」
『・・・だが、帰還した地球は既に二万年の月日が過ぎてしまっており、怪獣王ゴジラを頂点として数多の怪獣が地上を支配する「怪獣惑星」になっていた。
「S」と救世主達は怪獣達から地球を取り戻す為、果敢にもゴジラ達に戦いを挑む・・・!』
隼薙「ちょっと待て、それなんか聞いた事が・・・って、おいこらぁ!!それ、今年やるアニメのゴジラのストーリーだろうが!それだけはやめとけって!つうか、最初の侵略者うんぬんはどうなったんだよ!」
弦義「完全に整合性を捨てたな・・・」
コンドウ「・・・と、まぁこんな感じや。詳しくは撮影入ってから教えるんで、楽しみにしててや~。あぁ、あとエンディングはみんなで踊るんで、ダンスの練習も頼むで?」
隼薙「それも戦隊恒例のやつじゃねぇか・・・はぁ、こんなパクりにまみれたのなんて全然楽しみじゃねぇよ・・・弦義もそう思うよな?」
弦義「・・・余りの杜撰(ずさん)さに、言葉も出ない。」
コンドウ「そんなん言っててええんか?せっかく穂野香とジュリアが主役の同時上映の短編もあるのに、お蔵入りにすんで?」
弦義「なにっ?」
隼薙「・・・それ、どういう話なんだ?」
コンドウ「えっと、廃部寸前の軽音部を建て直しながら、カードを使ってアイドル活動しつつ、変身して妖精と一緒に悪と戦うプリティーでキュートな、女子高生5人のサクセスストーリーやけど。」
隼薙「結局パクリじゃねぇか!しかも今度はお前が好きな、女がメインのアニメで固めやがって!」
コンドウ「でもこのストーリー、同じく主役の紀子がノリノリで膨らませたんやで?俺はあくまでアイドル活動がしたかっただけやねんけど・・・残りの主役メンバーの遥と樹、あとおやっさん的な役のみどりさんもOK出してるし。」
隼薙「おいおい、樹までどうしちまったんだよ・・・」
弦義「そんな低俗な映画にジュリアを出させる気は毛頭無い。あいにくだが・・・」
隼薙「・・・ただ、穂野香は絶対に主人公かセンターにしろ。なら許す。」
弦義「隼薙、お前と言う奴は・・・!」
???「そうだ!こんな映画は許されない!」
「「「「断固反対!!」」」」
隼薙「ほら見ろ、ボイコットが起こりやがった・・・って、えっ?」
亨平「なんだ、樹のあの姿は!樹の男としての尊厳を踏みにじるのか!これはれっきとしたマイノリティの差別!私は強く抗議する!」
隼薙「うわぁ・・・ある意味面倒臭ぇのが来たぞ、こりゃ。」
弦義「逸見さんは分からなくもないが、あの連中は何故一緒に抗議しているんだ?」
将治「僕も、僕達も、強く声を上げてこの映画に、総合製作担当者のコンドウ氏に抗議させて頂きまーす!」
世莉・凱吾・憐太郎「「「そうだー!!」」」
将治「僕達の主張はただ一つ!
何故、原作小説における主人公、もしくはメインキャラクターであった僕達に、出演オファーが来ないのかー!」
世莉「私と桐哉の、サクセスストーリーはどうしたー!」
凱吾「俺と姉さんの、禁じられた愛の物語はどうしたぁぁぁっ!!」
憐太郎「僕と紀子の、正統派ラブロマンスはどうしたー!」
将治「僕達の出番を、返せー!!」
世莉・凱吾・憐太郎「「「かーえせっ!!」」」
将治「緑をー!青空をー!」
世莉・凱吾・憐太郎「「「かーえせっ!!」」」
弦義「・・・駄目だ、全く理解出来ない。」
隼薙「いや、しなくていいなありゃ。突っ込み所あり過ぎでキリねぇけど、とりあえずよ・・・逸見のオッサンと後ろのガヤの言ってる事、明らかにズレてるよな?」
コンドウ「あっ、言い忘れてたけどレンは短編で紀子の相手役として出番はあるで?」
憐太郎「・・・だから言ったじゃないか、みんな!やっぱりボイコットなんてやめよう!」
隼薙「あっさり掌返しやがった!自分の出番があるって知った途端に態度変えやがったぞ、あいつ!」
桐哉「やっぱりこんな所にいた・・・ほら、世莉。前の茶番でもっと演技がしたかったからって、他の人に迷惑掛けないで。」
遥「将治君ー!何とか短編の方に出れないかコンドウさんに相談してみるからー!もうそんな事はやめてー!」
五月「凱吾?第五章でも言ったけど、私との禁じられた愛なんてとっくの昔に成立してないのよ?だから無駄な抵抗は止めて、とっととローシェとくっつきなさい?」
凱吾「ね、姉さ・・・じゃない、レイア!?」
世莉「と、桐哉がそう言うなら・・・特別に許してやる。」
将治「遥さんがその妥協案を提示するのなら・・・応じるしかないですね。と、言うわけで一同、解散!!
・・・でも、やっぱり君が羨ましいよ!桐城・・・!」
憐太郎「楽しみだなぁ、紀子との映画!」
凱吾「・・・分かってる、分かってたんだ、そんな事・・・っ!だが、せめて茶ば、じゃないフィクションでだけでもって・・・!!」
コンドウ「ひゅ~、穏健派のお陰でグダグダにならずに済んだわぁ。」
弦義「あの五月と言う女は本当に穏健派なのか?やけに辛辣な言い草だったが・・・」
隼薙「凱吾って奴、超落ち込みながら帰ってったぞ・・・」
亨平「ふん、若造共が懐柔されよって!だが俺は違う!偏狭と呼ばれようと、最後までたたか・・・」
樹「と、父さん!もうやめてよ、こんな事っ!」
亨平「なっ!い、樹!お前、なんて格好をしているんだ!!」
コンドウ「えっと、樹は今短編で着る衣装を着てるんやけど・・・どんな服なんかはこれを読んでいる貴方の妄そ・・・想像にお任せします。あんな服でもこんな服でもOK!貴方のお好みで、思うような服を着せちゃって下さ・・・」
亨平「貴様ぁ!!それ以上言えば実力行使に出るぞ!!」
コンドウ「ひ!」
樹「た、確かに正直ボクも嫌だし、恥ずかしいし、こんな服慣れないし・・・」
亨平「なら、どうしてだ!辱めを受けてまでこんな茶番をやる理由など無いだろう!」
隼薙「あ~、遂に茶番って言っちまった・・・何とかみんな言わねぇようにしてたのによ。」
樹「みんなが、言ってくれたんだ。これはボクにしか、出来ないって。性のコンプレックスを抱えながらそれに立ち向かう、この役はボクじゃないと駄目だって。それにみんな、ボクが頑張るたびに褒めてくれるんだ。じゃあこれも悪くないかなって、思えるようになって。」
弦義「・・・これは穏便に済みそうだな。」
コンドウ「うんうん、まさにスパロボの碇シンジみたいな感じやなぁ。周りに恵まれたらこうも違う、って言う。まあ、樹と共通点は多いなって前々から思ってたし、そう考えたら亨平もなんかゲンドウみたいやし・・・」
隼薙「いやいや、ゲンドウはお前だろ、お前。生みの親が首謀者で子供に無理矢理酷い事をさせてやがる○ンドウさんがよ。」
○ンドウ「・・・すまなかったな、イツキ。」
隼薙「だからって乗っかるんじゃねぇ!」
弦義「エヴァはそんなに知らないんだが・・・」
樹「・・・だから、父さん!ボクにやらせて欲しい!ここで諦めたくないんだ!逃げちゃ駄目なんだよ、父さん!」
亨平「・・・分かった。お前を信じよう。だが、男に二言は無いぞ!例え投げ出したくなろうとも、最後まで逃げずにやりきれ!俺との、約束だぞ!」
樹「うん、分かってるよ。ありがとう、父さん・・・!」
遥「おめでとう、樹君。」
紀子「おめでとう、樹。」
穂野香「おめでとう!樹!」
ジュリア『いつき~!おめでと~!』
パレッタ『おめでとっ!樹君☆』
みどり「おめでとう。」
健「おめでとうだな!」
将治「おめでとう。」
睦海「おめでとう。」
瞬「おめでとう。」
憐太郎「おめでとう!」
隼薙「おめでとう。」
弦義「おめでとう。」
瀬上「おめでとう!・・・誰だか知らねぇけど。」
世莉「おめでとう・・・私も知らないが。」
菜奈美「おめでとう!・・・私はパレッタに2017年にも付き合わされたから一応知ってるけど。」
銀河「おめでとう・・・って言っとけばいいんだよな?」
ガラテア『おめでとう・・・それで銀河殿、この言葉がゲシュタルト崩壊してきたのだが?』
凱吾「おめでとう・・・そしてさよならだ、弱き俺と、姉さんとの思い出・・・」
父にありがとう。
姉にさようなら。
そして、全ての出演者(キャラクター)達に
おめでとう。
終劇
隼薙「・・・って、待てえええええええええいっ!!
なにしれっとエヴァみたいに終わらせようとしてんだ、こらぁ!!いい加減にしろよ、お前!」
コンドウ「あっ、バレた?」
隼薙「当たり前だろうが!」
コンドウ「いやぁ、まさかNHKが旧劇までやってくれるなんて思わんくて・・・まぁでも、いい加減茶番は終わらせんとな・・・」
このチャバンを再び終局へと導いて下さった
スタッフ、キャスト、そして、5人の女性に
心から感謝いたします。
ありがとうございました。
終劇
隼薙「って!!だからエヴァ風に終わらせようとしてんじゃねえぇっ!!つうか何にも終わってねぇだろうが!」
弦義「理由なんてどうでもいい、流石に悪ふざけが過ぎるぞ・・・!」
コンドウ「分かった、分かったって!もう次やったら消されそうやからもう止める!やからその鎌鼬と羅無蛇をしまって下さいお願いします!」
弦義「・・・」
隼薙「本当だろうな?おい?」
コンドウ「ほんまやって!・・・はぁ、命拾いした・・・
じゃあ、最後にほんまの事を・・・
今日「G」クロ第二章と三章に、短編を追加しました。それぞれモンスターさん、宇多瀬さん向けの短編になっていますので、時間が空いた時に読んでみて下さい!
・・・と、言いたい所ですが色々あって無理でした!真面目に考えてはいますので、またの機会のお楽しみとします!
それでは、島根オフ会楽しんで行きましょう!」
隼薙・弦義「「結局未完かーっ!!」」
チェリィ『・・・ほんとにこれでおわり、デスよ?』