Chabangeki
翌日、いつもの喫茶店・・・
志真「・・・」
瞬「さあ志真、好きなだけ説教してくれて構わない。俺も妃羽菜も、覚悟は出来ている。ただ、妃羽菜がいればキャラクターの崩壊は起こらないだろうとの慢心で連れて行き、結局妃羽菜の暴走を止められなかった俺にこそ責任がある。どうか、妃羽菜には寛大に接してやってくれ・・・!」
遥「ごめんなさい、志真さん・・・ですが『新しい自分』に出会えると聞いて、行くと決めたのは私です!羽目を外しすぎて、自分を抑えられなかった私の責任です!なので、瞬さんを責めないで下さい・・・」
志真「・・・まず、この場を借りて瞬と遥ちゃんを参加させてくれた事への感謝の意を示します。ありがとうございました・・・それから瞬、遥ちゃん。俺から2人に言いたい事は、ただ一つ。」
瞬・遥「「・・・!」」
志真「・・・なんで、俺も連れて行ってくれなかったんだあっ!!」
瞬・遥「「・・・えっ?」」
志真「今まで10年、一緒にやって来た仲なのに酷えじゃねぇか!こんな美味しい話に混ぜてくれねぇなんて!ってか、俺が主人公なんだぜ?」
遥「で、では説教は・・・」
志真「するわけないじゃん、特に遥ちゃんには。そんなにキャラ崩壊してなかったし、台本通りやっただけなんだろ?」
遥「は、はい。ですけど瞬さんも・・・」
志真「いいんだよ、あいつはあれくらいやった方が。つーかホント、あいつが泣き出した時はもう笑いが・・・」
瞬「・・・返せ。」
志真「えっ?太陽を?それか綾波・・・」
瞬「・・・俺の涙を、返せ!」
志真「な、涙?」
遥「し。瞬さん!?」
瞬「あの時の俺は演出でも演技でもなんでもない、ありのままの俺だったんだ!それをお前は鼻で笑い、そんな下らない事を・・・」
志真「んだと!人気者のお前に、俺の気持ちなんて分かるわけねぇんだよ!そうだ、瞬!お前には言いたい事がもう一つある!2人が出演した『アヤコについての100のこと』の第八十一問、『アヤコが回答者女性陣で一番モテると思うのは?』の回答後にお前が言った、この台詞・・・」
ガラテア「私が多いな」
遥「だって、ほんっとうに綺麗な方ですから」
『瞬「それでいて軍人気質がある。現代の弱々しいだけの女とは違うからな。好感が持てる」』
遥(あれ、じゃあ私は?)
志真「この台詞は何だ!これ、遠まわしに遥ちゃんも馬鹿にしてるよなあ?」
瞬「ま、待て!その台詞は妃羽菜を馬鹿にしたわけでは・・・」
志真「俺はお前に失望した!悲しいぜ・・・前に遥ちゃんは今時いない正統派で清純な純粋無垢な女の子だって、熱く語りあったってのによ!」
遥「へえっ!?」
瞬「おい志真!この事は秘密にしろと言ったのはお前だったはずだ!何を血迷っている!」
志真「もうこの際どうでもいい!遥ちゃんがちょっと黒(ブラック)になった日に『確かに妃羽菜は品がある上に気遣いも出来る娘だ。それに・・・だから、放っておけない所があるのは事実だ。』とか! 」
遥「ええっ!あ、あの・・・」
志真「アイスクリーム症候群だった日に遥ちゃんの水着姿について聞いたら『・・・新鮮だった。どうも水着姿は扇情的になりがちだが、それをあまり感じない健全さは妃羽菜らしいと思った。』とか言ってやがったくせに!いざエキゾチックなエジプトレディが来たらそっちに乗り換えすんのかよ!」
瞬「お前と言うやつは一言一句コピー&ペーストしてまで・・・!そもそも妃羽菜との交際も恋愛感情も無い以上、お前の屁理屈は通用しない!」
遥「し、志真さんも瞬さんも落ち着いて下さい!そんな事を話す為に来たわけでは・・・」
瞬「いや、ここはお前への疑念をはっきりさせるいい機会だ・・・妃羽菜を正統派美少女と誉め称えながら実は妃羽菜への邪(よこしま)な気持ちがあり、隙を突いて間違いを犯そうとしているのではないかと言う疑念をな!」
遥「ま、まちが!?」
志真「それこそお前の屁理屈じゃねぇか!どっかの反向の爾落人と一緒にすんな!」
エザヴェル『・・・へっくしょい!
・・・あぁ、なんだこの寒気は・・・ま、まさか、殺ス者が近くに!?』
瞬「具体例を出して誤魔化すな!お前の本心について聞いているんだ!」
遥「も、もう2人とも!喧嘩を止めないなら私、どうなっても知りませんよ!」
志真「ならやっぱ、遥ちゃんに直接聞くしかないな!遥ちゃんは、こんな合理主義な恋愛をする男は嫌だよな?」
瞬「妃羽菜、正直に言え。これまで志真から本当に何か性的な言動はされなかったのか?」
遥「・・・ほんま、男って生きもんはしょ~もない、どすえ?けどモスラも言ってはったけど、正統派美少女って設定はほんま便利やわぁ~。」
志真・瞬「「・・・!!」」
か、カメラ止めろぉ!!
早く終わるんだ!早くぅ!!
コンドウ「いやー、すんません。お目汚しのお目汚しを。関口さんには・・・ナイショにしときます?」
冬樹「・・・うん、考えとこう。と言うか早くゴジラ誕生祭のレポート書いた方が良くない?今年は書く宣言しちゃったんだし。」
コンドウ「勿論ですよ!・・・ただ、ムツキ20インチさんが言ってた『バラン・バラゴン・バルゴン 冷血地底探検隊』を見ながらって事で。」
冬樹「いや、あれ出オチ一発ネタみたいな映画だから!・・・いや、いいのか。片手間で見るような映画だったし。」
コンドウ「ってわけで、今度こそ終わりです!ここまで見て下さって、ありがとうごじます!」