婆羅陀魏グラフティー






『・・・今や、ニンゲンの目は宇宙に向かって、新しい歴史の頁(ページ)を紐解こうとして要る。近い将来、ニンゲンの夢で有った宇宙旅行も可能に為るで有ろう。
然し、現在何気無く住んで居る此の地球にも、数えきれぬ程の謎が残されて要る事を、忘れては為らない・・・』











日本全土に、危機迫る!



「あ、あれはなんだ!?」
「ぎゃああああああああっ!!」



人類の滅亡か?



「魚崎さ・・・きゃあああああ!!」



グウィゥゥゥゥゥゥゥゥウウン・・・






山神バラン
‐Varan the Unbelievable‐
予告篇







世紀の謎!
ロケットやミサイルが飛ぶ時代に、そんな言葉が存在するだろうか?



「今の世に、そんな馬鹿げた事があるわけがありません・・・そんな事で、由利子さんのお兄さんが死なないといけなかったなんて、僕は信じない!」
「黙らっしゃい!!バラダギ様を信じないとは、なんと呆れたお方だ・・・帰らっしゃい!!」



だが、日本のチベットと呼ばれる東北地方の秘境に、青年科学者・魚崎健二が発見したものは何か?



グウィゥゥゥゥゥゥゥゥウウン・・・



「まるでトカゲの親分だ、何なんだありゃ一体・・・」



「バラダギ様・・・いえ、僕はこう呼ばせて頂きます・・・バランと!」



戦慄と、恐怖!
スリルと、サスペンス!




「祓い給え!清めたま・・・ああああああああああああっ!!」



山々の彼方の「神域」より現れた婆羅陀巍山神・バランは、凶暴性と想像を絶する破壊力と飛行能力を持って、日本全土を蹂躙!
危機、刻々と迫る!



「由利子さぁぁぁぁぁぁんっ!!」



グウィゥゥゥゥゥゥゥゥウウン・・・



「杉本博士、まさに神です!」
「恐ろしい事だ・・・三佐、断じてこの山から出してはいけません!」




ゴジラより兇暴!!
ラドンより巨大!!




「そうです。常識から考えればある筈がありません。然しバランは、常識を遥かに無視した怪獣です・・・常識の限界で、判断は下せないと思います。」



「長官、バランは東京上陸を狙っておるようです!」



「健二さん・・・本当は私、怖いんです。バランが・・・」
「由利子さん、それは当たり前さ。僕だってバランは怖いよ、でも・・・僕は、バランから逃げない。」



「もう一度、攻撃をかけましょう!」
「攻撃する?」
「爆雷攻撃です。バランが奇襲に出るならこっちも奇襲に出るんです!」




全世界の科学者と防衛軍を総動員して!
海に!空に!陸に!
展開する世紀の攻防!!




「いよいよバランに対峙する時が来たようだ、我々も対策本部を羽田空港に前進さそう!」



防衛軍の勝利なるか?



「これが特殊火薬・・・『VK』です。」



バラン勝つか!



「じゃあいよいよ、東京放棄ですか!?」



結末を決めるのは、貴方!



「おれ・・・バラダギ様、いやバランをもう恐れません!」
「お願いします・・・バラダギ様を、殺さないで下さい・・・!」



「バラン!!僕はお前を・・・」






空想怪獣映画の決定版、「大怪獣バラン」!
管理人・婆羅陀魏が渾身のバラン愛を駆使して、「ゴジラ「‐」シリーズ」・「新世紀超怪獣大戦‐the Next「G」‐」・「「G」 Chronicle」・「擬人怪獣シリーズ」に次ぎ、皆様に贈る一大スペクタクル巨編!
「大怪獣バラン」のリメイク作!
「山神バラン‐Varan the Unbelievable‐」に、ご期待下さい!



グウィゥゥゥゥゥゥゥゥウウン・・・


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好釦