史上最大のラジオ番組「ゴジラジオ!」 inゴジラフェス大阪
14時50分、ウメキタ広場・メインステージ付近・・・
チハル「会場に戻って来ましたが・・・会場の皆様の熱気もあって、暑いですわね・・・」
憐太郎「僕、寒さは慣れてるんですが暑さは慣れないです・・・階段を休憩所にして、正解ですね・・・」
志真「そもそも暑さなんて、慣れられるもんじゃねぇんだよなぁ・・・こう言う時は、水分補給をしながらいい思い出を話し合って、気を紛らわせるんだ!いやぁ、それにしてもさっき食った『ゴジラの足跡ハンバーグ』、旨かったな~!」
憐太郎「そうですね!メインのハンバーグは食べ応え満点でしたし、セットメニューのご飯がおかわりし放題なのも嬉しかったです!それと、刺さってる旗は絶対持って帰りますよね。」
チハル「勿論です!私、脂っぽい料理は苦手なのですが、普通に最後まで食べられました。デザインもゴジラとのコラボ料理を食べているのが一目で分かりますし、個人的に副菜のポテトや人参もちゃんと足形に切られていたのが、良ポイントですわね♪」
志真「周りの人も大体頼んでたし、ランダムでシールも貰えるし、こりゃ他の店も含めて最終日まで大盛況間違い無しだな!来るの待ってる時に、窓から『ゴジラ×コング』のラッピングバスが見れたのもラッキーだったし!」
チハル「『UMEGLE』バス、ですね。この奇跡のような偶然を見逃さない洞察力、流石はジャーナリストの志真さんです!」
憐太郎「動いてるの見たいな、って思ってたら・・・ですからね。ありがとうございます!」
志真「いやぁ、だからよせってば・・・照れるぜ。まっ、続々と目的が達成出来て一安心だな!」
憐太郎「一安心と言えば、その後に展示もちゃんと撮れましたね。あくまで『人形劇』で使ってる人形なのに、近くで見るとモスラもビオランテも本家のスーツ並みに大きくて、迫力がありましたし・・・やっぱり、『ゴジばん』は侮れません。」
チハル「新作までの間を繋ぐ、ウルトラシリーズで言う所の『クロニクル』シリーズのような、今のゴジラシリーズの名脇役ですからね。子供向けながらマニアックなネタを容赦なく入れて来ますし、今回の展示にルネ・ルナさんやルルベラさん、エリカさんまでいらっしゃったのが嬉しかったですわ。」
志真「ゴジラ三兄弟にかまちくん、それにマタンゴズとかもいたよな~。『ちびゴジラ』もだけど、こうやって子供達にとってのゴジラシリーズへの入り口があるのはほんと有難いぜ!まぁ、なんでいっつも動画の最後にX星人のおねーさんが踊ってんだろ?って思う時あるけど・・・」
憐太郎「あはは・・・他にも、『ニジゲンノモリ』のブースに手塚昌明監督・西川伸司先生・若狭新一さんのサイン色紙が飾ってあったり、ちびゴジラとクレヨンしんちゃんのコラボイベントのポスターやグッズがありましたね。」
チハル「その色紙のメッセージに、私は心打たれましたわね・・・手塚監督の『あなただけのゴジラになりますように』、西川先生の『ゴジラもみんな違ってみんないい。』、若狭さんの『新世紀ゴジラ造形』・・・素晴らしいです!」
志真「ホンモノのスタッフからの言葉は、やっぱ違うぜ!クレしんも色々コラボやってるけど毎回割と本気でやるし、面白そうだよな。」
憐太郎「クレヨンしんちゃんと特撮って、意外と繋がりが強いんですよね。映画で様々なパロディをやったり、仮面ライダーとは『電王』『フォーゼ』『シン・ライダー』とやってますし、『シン・ゴジラ』の時もコラボ回をやってましたし・・・」
志真「俺、二年くらい前に偶然見たら風間くんが『私の好きな言葉です』、って言っててさ、さりげなく『シン・ウルトラマン』ネタやってんじゃん!ってなったんだよな~。」
憐太郎「その回、僕見れなかったんですよ・・・羨ましいです。」
チハル「・・・恥ずかしながら、私の家では高校生になるまで『クレヨンしんちゃん禁止令』がありまして、私は『シン・ライダー』回しか見れておらず・・・」
志真、憐太郎「「あっ・・・何か、ごめんなさい・・・」」
志真「ま、まぁ逆にチハルちゃんなら『怪獣ランド』とか言うグランピング施設のコラボルームにも行けるだろうし、俺達は絶対行けないヤツだから行ったら報告してくれよな!」
憐太郎「そうですよ!僕もまだ『ゴジラ迎撃作戦』に行けてない、つまり例のブリーフィング映像を見れてませんから、見たいものを見れていないのはチハルさんと一緒です!だから、気にしないで下さいね!」
チハル「志真さん、憐太郎さん・・・私に配慮して頂き、大変申し訳ありません・・・」
志真「さっ、気を取り直して別の話しようぜ!ほら、さっき見たバンダイの展示とか・・・」
チハル「そ、そうですね!バンダイさんの最新フィギュアの展示ブース、まこと良きものでした・・・!
UA Monstersのスペースゴジラやコング・スーコ、ムービーモンスターシリーズのオルソ版シンゴジ各形態や初号機・弐号機カラーの機龍、酒井ゆうじ先生の一番くじの超絶造形『ゴジラ×コング』版ゴジラの一等&ラストワン、東宝30cmシリーズの発光・オルソ版シンゴジにマイゴジのデフォリアル、プライズ新シリーズの『怪獣咆哮撃』に『鎮座獣』、S.H.MonsterArtsのゴジラ・コングやドック格納版MOGERA・・・そして、DX超合金魂の74メカゴジラ!嗚呼、全て気になりますわ・・・!」
志真「・・・さ、流石は多々買いに身を投じるチハルちゃん・・・」
憐太郎「展示されていた物、殆ど挙げましたね・・・」
チハル「・・・はっ、またしても申し訳ありません!お2人の前とは言え、無礼講が過ぎてしまいました・・・」
志真「いやいや、気にしないでチハルちゃん!畳み掛けるみたいな感じでちょっと圧倒されただけだから、俺もレン君も不愉快だなんて思ってないよ!」
憐太郎「その通りです!チハルさんが『商品派』なのは知ってますし、チハルさんの情熱がとっても伝わったので、僕も志真さんも嫌だなんて全く思っていません!だって僕らは同じゴジラを・・・特撮を愛する、かけがえの無い仲間なんですから!」
チハル「お2人共・・・!その寛大なお言葉、つい好きな物事に対して一方的に話し過ぎてしまう悪癖が中々治せない私には勿体無いと共に、先程の配慮を含めてそんな貴方達と出会い、こうして共にフェスを楽しめているのが・・・本当に感激です!ありがとうございます・・・!」
憐太郎「それは僕らだって同じですし、そう言うチハルさんだからこそ、こうして一緒に楽しんでいるんです。一つも気にしなくていいですよ!」
志真「俺もそうだそうだ、と言っています・・・っと。もうすぐ予告のイッキ見とグリーティングが始まるから、一緒にあっち行って見ようぜ!チハルちゃん!」
チハル「・・・はい♪」
志真「・・・つうかさ、あそこって警備員が『早く進んで』、とか『写メは一枚だけ』、ってやたら急かしてロクに見せてくれなかったんだよな・・・俺、もっとちゃんと見たかったんだけど。」
憐太郎「僕もそれは思いましたね・・・見るのに気を取られてたらちゃんと写メ出来ませんでしたし、DX超合金魂の74メカゴジラも内蔵音声のお試しボタンがありましたけど、なんか悠長に立ち止まって全部聞いてちゃダメな気がして、結局すぐ離れましたし・・・」
チハル「予想外に人が来られたり、私達が離れていた間にトラブルがあったのかもしれませんし、この暑さの中で比較的行列が出来ていたり、撮影を繰り返す方の影響で列が進まないのを防ぎたい・・・等の諸事情は十分に理解出来るのですが、折角の実物をじっくりと眺められないのは、残念ですわね・・・次の開催の際は、グランフロント大阪内等の屋内での展示を提案致しますわ。」
志真「・・・よし、Webアンケートに書いといたぞ、っと。」
憐太郎「後でステッカー、貰いに行きましょう。」
同時刻、グランフロント大阪・北館6F。
ウメキタフロア、マイゴジ像前・・・
角丈「・・・いない、いないぞ!!チハルちゃんが!能登沢と志真さんも!もう昼メシとして、ここのコラボフードを食べている頃だと思うのだが・・・どの店にも見当たらない!!会場にいる者達が『天使過ぎる緑髪のお嬢様系ゴジラ女子降臨!』とつぶやいている以上、絶対にチハルちゃんはいる筈なのだが・・・こうなったら、まだ在庫のある全ての店に総当たりをするしか無いか・・・?サプライズ故に能登沢に連絡が出来ない以上、直接会って伝えなければならない事があるのだが・・・
そう、グリーティングは実は・・・!!」
16時19分、ウメキタ広場・・・
志真「・・・はぁ。まさか、二回目のグリーティングも中学生以下限定だったとはなぁ・・・」
憐太郎「僕なんて、ギリギリアウトでしたよ・・・まだ小学生だったなら、間近でGFWゴジとジェットジャガーとちびゴジラに会えて、握手出来て・・・」
チハル「こればかりは、致し方ありませんわ・・・ヒーローショーにおける子供限定の握手回のようなものですし、私達中学生以上の人が加わる事でグリーティングに参加出来ない子供が増えてしまう事案は、絶対にあってはならないのですから・・・お気持ちは大変、お察ししますが・・・!」
憐太郎「せめて最後に集合写真を、と思ったらメインステージの前列の人が中々屈んでくれなくて、結局大して撮れず仕舞いに・・・」
志真「大丈夫だレン君、俺は大人のジャーナリストだから何とかちゃんと撮れたから、それで手を打ってやってくれないか・・・?」
チハル「私にも、送信お願い致します・・・とにもかくにも、大丸梅田に急ぎましょう・・・」