‐GENOCIDE‐「負」、再ビ ダイジェスト版
『ギドラ・・・いえ、レリック。貴方はやり過ぎたのよ。』
「安心しなさい。レリック、貴方は私の手で・・・根源的な死を与える。」
これが、次元の佛。
そして、これが絶対的な死の恐怖なのか・・・
嗚呼・・・ありがとう・・・
――・・・ハハハハハ!
別の次元の「私」は満足して「死」を迎えたようだが、この世界の「私」は違う。
私は、「殺ス者」・・・「真理」も、「万物」も、「時空」さえも、全てを悉く「殺ス」・・・「私」とは、そうで無ければならない!
何者かに「死」を与えられる等、あってはならない・・・!
だから、私はこの世界の全てを「殺ス」・・・そう、私がこの世界のあまねくモノ共に、「‐(マイナス)」を与えるのだ。
「G」の宇宙の因子を持つ、この世界にな・・・
さぁ・・・私を、愉しませてくれ!!
「蛾雷夜が正、レリックが負を持つと考えてください。『1』という数字に正の数をかけるのが蛾雷夜の「複製」で、負の数をかけるのがレリックです。解は前者が正で後者は負です。
しかし、相手が『-1』ならどうでしょう?
・・・はい。そうです。レリックはマイナスに負の数をかけた。結果、あの場にはプラスが召喚された。こう言えば分かりやすいですか?」