夏の日の君に・・・in真地町




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パレッタ『やっほ~!みんなもう揃ってるね~!夏が来たっ!!って感じだね~♪』



ジュリア『あっ、えかきのおねえさんだ!』
紀子、樹、遥「「「こんにちは、パレッタさん。」」」
穂野香「こんにちは!」
さくら「あの人がパレッタさん・・・こんにちは、初めまして!わたし、嵯峨野さくらです!」
パレッタ『初めましてだね、さくらちゃん!遥ちゃんから「飛梅」関係の事は聞いてるよ♪また後で、色々聞かせてね~?』
蛍「こんにちは。ようやく、今回のツアーの主催者の登場ね。」
引田「パレッタさん、こんにちは。貴女、今まで何処に行っていたの?それに今回の旅の目的と、その格好は何?」
樹「ボク達が密かに疑問に思ってた事、まとめて聞いた・・・」
パレッタ『も~、みぃちゃんは相変わらず質問が多いな~?じゃあ、順番通りに言うと・・・あたしは今まで、海に潜って採ったど~!!してたの☆』
ジュリア、さくら『「『採ったど~』?」』
穂野香「『採ったど~!!』って、つまり魚とか貝とか採ってたって事?」
紀子「『いきなり!黄金伝説。』の濱口さんね?無人島0円生活。」
樹「このネタ、ボクや紀子はギリギリ分かるけど、ジュリアには絶対分からないよ。」
蛍「あの、パレッタさん?町に無断で漁をするのは犯罪よ?ここは異世界みたいだから、届け出なんてしてないわよね?」
パレッタ『えっ、そうなの?じゃあ、獲物ゼロでがっかりしてたんだけど、ちょうど良かったり?』
引田「ちょうど良かった、じゃないでしょ?法律は守ってこそのものなんだから、ちゃんと反省しなさい!めっ!」
パレッタ『ご、ごめんなさいっ!』
樹「出たね、引田さんの得意技。」
ジュリア『これすると、えかきのおねえさんっておとなしくするよね~?おもしろ~い!』
さくら「引田さんって、わたしのママみたいで・・・素敵です♪」
遥「さくらちゃんのお母さんって40過ぎだから、本当にやってそう・・・」
蛍「私は子供の頃に、母親からされた事はあるけど・・・これもジェネレーションギャップネタの筈よね?」
紀子「少なくとも『けいおん!!』にこのネタが出て来てるから、そっちのイメージの人達もいるかもしれないわね。まぁ、私もそうだけど・・・ゆるしてつくあさいっ!」
穂野香「ほんと、紀子って息をするようにアニメネタを言うわね・・・」
引田「それで、そのデビルフォークに似た物を銛代わりに使っていたのは分かるけれど、その格好は?」
パレッタ『よくぞ聞いてくれました!この水着は「セーラースクール水着」って言って、古き良き女子学生の制服のセーラー服とスクール水着を融合させた、アオハル感マシマシの服だよっ☆』
蛍、遥「「セーラースクール水着?」」
樹「確かにどっちも女子の制服だけど、普通融合させようなんて、考えないよ。」
穂野香「アイドルでもあんな服、見た事ないわね・・・」
さくら「セーラー服とスクール水着が一つになった服・・・変わってるけど、可愛いな~♪」
ジュリア『スクールみずぎって、わたしのみずぎと同じだね!でも、あっちの方がかわいい!』
紀子「じゃあ、後でパレッタさんに造って貰おっか。着たら写真送ってね。」
ジュリア『うん!』
穂野香「もう、紀子ったら勝手に変な話を進めないっ!」
引田「水着のセンスは別として、そのデザインだと潜水には適して無いから、獲物が取れなかったのも無理は無いわね。次は地味だろうけど、スイミングウェアを着る事をお勧めするわ。勿論、漁の許可の届け出は絶対にね?」
パレッタ『アイアイサー!!それで、ここに来た理由だけど・・・その前に、最後の1人のご登場だよっ♪お~いっ!』






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亜衣琉「は~いっ♪みんな、お待たせっ♡レン君の小悪魔なお姉ちゃんのぉ、登場よ~♪」



紀子「あ、亜衣琉お姉さん!」
樹「!!」
ジュリア『れんたろーのおねぇちゃんだ~!』
さくら「す、すっごく色っぽいおねーさんが来ました・・・!」
遥「しかも、あの水着って・・・」
穂野香「う、牛水着!?」
引田「あんな水着、実在したのね?」
蛍「ほんと、亜衣琉ちゃんったらいつもいつもやる事が大胆なんだから・・・」
パレッタ『ジャーン!!ってわけで、アイルンちゃんにも来てもらってたんだ~☆まさにダイナミックなダイナマイトボディのアイルンちゃんのモーモー水着、びっくりしたでしょ~?』
亜衣琉「うふふっ、大好きなレン君がいないのが残念ねぇ?レン君を絶対骨抜きのイチコロにしてぇ、お姉ちゃんのモノにしちゃう自信、あるのになぁ♡」
さくら「レン君・・・って、もしかして紀子ちゃんのボーイフレンド?」
穂野香「そうよ、さくら。あの人、レンの実の姉なんだけど・・・どうも、レンの事を本気で愛してるっぽいのよ。」
さくら「そ、それって・・・へっ!?」
紀子「・・・まぁ、ホルスタインネタとしては最適解のキャスティングですね?」
さくら「の、紀子ちゃん!?」
遥「紀子ちゃん、やっぱり亜衣琉さんを相手にすると妙にきつくなるね・・・」
亜衣琉「もう、紀子ちゃんったら相変わらずズバリ言うわねぇ?」
引田「過激な服装は、時に同性の嫉妬心を煽り易くもあるから、気を付ける事ね。」
樹「・・・過激な服装に慣れない、目に入るだけでどうにかなりそうな、一応の異性への事も考えて欲しいです・・・」
ジュリア『わたしもおとなになったら、おねぇちゃんみたいなきれいでぐらまーな女の人になれるかな?なりたいな~♪』
亜衣琉「う~ん、ジュリアちゃんなら確かに素質はあるかなぁ・・・ねぇ、ジュリアちゃん?どうやったらオトナのお姉さんになれるか、教えてあげよっか?」
ジュリア『うん!おしえて?』
亜衣琉「うふふっ、いい意気よ♪じゃあ、そうねぇ・・・じゃあ、まずは中学生の間にヴァージン卒業、しちゃおっか♡」
ジュリア『ばーじん?はなよめさんになればいいの?』
亜衣琉「うーん、初恋の人とそのまま結ばれるのもいいけど、まずは違う子とカラダのお付き合いをしてみるのも、オトナになる為にいいかもしれないわよぉ?お姉ちゃんも・・・」
紀子「亜衣琉さん?レンにはとても言えない実体験を、ジュリアに吹き込むのは止めて下さい。ジュリアへの性教育は私が時期を見て、責任を持ってやりますので。」
さくら、樹「「じ、実体験!?」」
亜衣琉「あら?私、実体験なんて言ってないわよぉ?」
穂野香「と言うか、なんで紀子がジュリアの性教育をするのよ・・・」
蛍「もう、亜衣琉ちゃんも紀子ちゃんもお互いに突っ込み所しか無い発言をしないでっ!」
パレッタ『あたしはよく分からないけど、ジュリアちゃんが巫子のみんなの中で一番色っぽくなりそうのは、あたしも同感かな☆』
引田「そこは問題じゃ無いの。個人的には、亜衣琉さんの実体験が事実なら多少アブノーマルな感じがするから、参考にし過ぎるのは良くないかもしれないわね?」
遥「と、とりあえずジュリアちゃんは好きな人が出来たら色んな事に積極的になっていい、って亜衣琉さんは言ってるんだよ・・・多分。」
ジュリア『そうなんだ~!じゃあかえったらつるぎと、はなと、ひびとと、センセと、マンダにぎゅ~ってしよっと♪』
樹「えっ?それって別に、好きな人じゃ・・・あっ。」
亜衣琉「あらら、そうなっちゃうのねぇ・・・これは、私もお手上げね?」
パレッタ『じゃっ、あたしもみぃちゃんにぎゅ~っ☆』
引田「しなくていいの、パレッタさん。」
さくら「わたし、ジュリアちゃんの答えに何だかとっても安心しました・・・」
遥「そうだね、さくらちゃん・・・」
紀子「最後に勝つのは、やっぱり清純派。これは不変の真理よ・・・!」
穂野香「清純派の筈だった紀子が言わないの。それにしてもジュリアの心が良い意味で子供のままで、ほんと良かったぁ・・・」
蛍「願わくは、その純粋さをいつまでも失わないで欲しいわね・・・それより亜衣琉ちゃん、さっきカフェから出て来たけど、もしかして全員揃うまでずっと待ってたの?」
亜衣琉「ええ♪実は私、パレッタさんの次にここに来てまして、みんなをびっくりさせちゃお?ってパレッタさんに提案して、合図があるまでこっそりカフェの裏側で待ってたんです♪まぁ、それでも声を掛けて来る人がひっきりなしに来て、困っちゃったけど・・・みんな、正直ねぇ♡」
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