「Twelve Beast」第0話「ようこそっ、真地町へ!」
主人公名変更
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「・・・これで、参拝は終わりですっ。章造さんに、神様のご加護がありますようにっ。」
「どうだ?お願いはちゃんとしたか?」
(はい!何だか、本当にご利益がありそうな気がします!)
「それは良かったですねっ・・・あっ、わたしと斗真さんが出会ったのも、この本堂の前なんですっ。この『十二使盤』はわたしのひいおじい様の代からお寺に納められていまして、おばあ様にお母さん、そしてわたしに受け継がれて来ました。」
「そこに人間サイズの小型デストロイアが来て、ひなたを助ける為に俺はひなたの前に現れて・・・久々にゴジラに戻ったんだ。それから他の十二使獣達も続々と現れて、今は力を合わせてデストロイアから町やみんなを守ってるんだ。」
(そうなんですか・・・じゃあひなたさんって、元から十二使獣と繋がりがあったんですね。)
「そうですねっ。ただ、本当なら十二使獣さんは『大いなる滅び』と言う、いずれこの町に現れる恐ろしい『何か』に立ち向かう為に、この町に留まっていらっしゃるのですが・・・斗真さんがずっと昔からこの町を愛して、見守って下さっている事もあって、こうしてデストロイアさんから守って下さっています。」
「デストロイアは『大いなる滅び』とは無関係だけど、この町やみんな、それにひなたを傷付けるなら・・・俺達十二使獣が、絶対に許さない。それに俺はあの日、ひなたと出会って思ったんだ。きっと俺は、ひなたと巡り会う為にずっとこの町を見守って来た・・・これは、運命なんだってさ。」
「・・・わたしも、斗真さんとの出会いは偶然では無く、必然・・・そう思っていますっ。」
そう言いながら、互いを見つめ合うひなたさんと斗真さんを見ていると・・・イチャ付いてるとか、ラブラブ自慢だとか、そんなひねくれた事は一切思わなかった。
だって・・・僕も、この2人は運命の赤い糸で結ばれていたんだって、思えたから。
(僕も・・・そう思います!)
「そうですか♪ありがとうございますっ、章造さんっ!」
「俺からもありがとな!章造!」
それから、おみくじを引いてみた。
結果は「吉」。「大吉」級の事にはもう出会ったから、ちょうどいいかな?
おみくじはひなたさんからの勧めで持って帰る事にして、一礼してから神社を出て、隣の民家・・・ひなたさんと斗真さんの家の前に来た。
「じゃあ、章造?これから特別に、お前にこれまでの俺達の事を話してやるけど・・・入る前に、一応念押しだぜ?」
「これからお家の中でお話する事と、これまで見たり話したりした、斗真さん・・・ゴジラさん関係の事は、他の方にはないしょにして下さいねっ。」
もちろん・・・今日のこれまでの事も
、これからの事も誰にも言わない。
誰に頼まれたって、絶対に喋らない。
これは、僕だけの秘密・・・ひなたさんと斗真さん・・・ゴジラとの、特別な約束なんだから。