コンドウ「さぁて、リモート飲み会はまだまだ続くで！そう言うわけで、ここからは・・・『爾禍錬成～フシシャノイシ～』クランクアップ記念飲み会やぁ～！！」
パレッタ、ラズリー、穂野香『『『いえ～いっ！！』』』
験司『コンドウの奴、完璧シラフの癖によくあそこまで飲んだくれに着いていけるよな？そこは尊敬するぜ・・・』
蛍『オフ会あるあるらしいわよ？飲み屋に行ったら大抵飲んだくれに囲まれて、クッション役を強いられるらしいし。』
引田『もしくは、コンドウさんにとってあの作品の存在自体がアルコールに等しい存在なのかもしれないわね。』
パレッタ『そうだねぇ～♪あたしもみぃちゃんに久々に会えたしねぇ～♪みぃ～ちゃ～んっ♪』
引田『もう、まさか貴女まで珍しく飲酒するなんて。まぁ、あの時は色々あり過ぎてあまり話す時間が無かったから、仕方無いわ・・・例えば、隼薙さんの無断外出とかね。』
隼薙『うっ！ま、まぁいいじゃないっすか！俺が桐哉をあそこまで送ったから、エリクシアが改心するきっかけが出来た・・・つまり、俺の活躍で世界は救われたようなもんですよ！人質になりやがった何処ぞの電磁バカとは大違いってもんよぉ！！』
ラピス『活躍って、あの簡易onちゃんがムササビになったみたいなのを着たやつ？』
ラズリー『わたし、あのはやて見てちょっと安田さんみたいって思ってたんだよね・・・ぷぷぷ。』
隼薙『簡易onちゃん言うなぁ！！最高のカッコいい特製バランウィングスーツだ！つうか俺はヤスケンじゃねぇし、タバコも吸わねぇよ！』
アーク『しかし、あの活躍が極めて偶然が重なった末の結果論なのも事実だ、隼薙。もしあの時ナノメタルの砲台が無限復活していたら、お前はともかく桐哉殿や我が主が死に、全ての取り返しが付かなくなった可能性もあるのだぞ。だから生存率を0.1％でも引き上げる為に、「隼舞些」と共にデガンジャから教わった「草薙」を即座に使えるようになれと・・・』
隼薙『うるせぇぞ、アーク！俺にツキが回って来てるって事・・・つうか今、さりげなく俺はともかくとか言ったなぁ？』
穂野香『はい、そこまで！お兄ちゃんもアークも祝いの席で喧嘩しないっ！もしそれ以上するなら、私の「火炎」の新技の練習台になって貰うわよ！』
隼薙、アーク『『！？』』
隼薙『わ、分かった！分かったからあのレオキック的なアレだけは止めてくれっ！』
アーク『申し訳ありません、穂野香様。なので、お気を確かに・・・！』
穂野香『分かれば宜しい♪さっ、それじゃあ宴を続けるわよ～っ！』
ラズリー『お～っ！！』
パレッタ『風神の隼薙君とアークちゃんをも止める穂野香ちゃんって、まさに女カグツチ様だね☆』
ラピス『いつの世も、女は強し！は不変の真理って事よ♪』
ラズリー『おねぇちゃんは、「ぶっしてき」に強いけどねぇ～！』
ラピス『「物理的」ね？ラズリー。でも、それあんまり大声で言うなら物理的にお口チャックするわよ～？』
弦義『カグツチ、火の神か・・・華、次は愛宕神社に行くぞ。』
華『またそうやっていきなり神社参りに行かせるなんて、しんっじられないくらい強引ね・・・まっ、毒を食らわばなんとやらだし、黄泉比良坂でも何処でも付き合うわよ。』
弦義『ありがとう、華。あれから北条さんを交えて八重樫・ガラテア両名と鍛練が出来たのは、実に良い経験だった・・・共に戦う機会があれば、今度こそは大切なモノを守りきる、折れぬ剣となる・・・！』
華『張り切ってるわね、弦義。確かに私も、負け知らずの弦義がエリクシアに負けたって知った時はショックだったけど・・・貴方にアルカエストに勝てる、クーガーさんが視ただけで解る強さがあったから、事件は解決に動けたのよ？そこは誇っていいと思うわ。』
弦義『あいにくだが、俺は慢心も卑下もするつもりは無い。あの時は俺よりエリクシアの方が強かった、それだけだ。それに、アルカエストに勝てたのはお前がいてくれたからこそだろう？華。』
華『弦義・・・もう！いきなり私まで褒めるなんて、カルシウム採りすぎなんじゃないの？いいから飲むわよ・・・たまにはお酒を、ね♪』
弦義『・・・あぁ。』
パレッタ『ガンバだよ、弦義君っ！華ちゃんが珍しくお酒飲むんだからね～♪』
ラピス『弦義君と華ちゃんも、地味にラブラブじゃない♪まぁ、華ちゃんも良く出来る女よねぇ。旅立つ前に依頼で竜宮島に連れて行って貰った縁で、人見知りなあの世莉ちゃんとの仲を取り持ったって聞いたし。』
ラズリー『まさに「りょうせい」と「タンゴ」、だねぇ～！』
ラピス『「良妻賢母」ね、ラズリー。でも、まだ付き合っても無いのにそこまで言っちゃっていいのかしら～？』
ラズリー『そだね～？でもでも、み～んな分かっちゃってるよね～！』
華『ちょっと、もう！姉妹でしんっじられない！「良妻」はともかく「賢母」はなんか止めて下さいっ！』
弦義『・・・？』
コンドウ「まぁ、婆羅陀魏キャラのカップルあるあるのプラトニック枠って事で！と言うか、この2人に関連してさりげなくレンと紀子の事も示唆されてたし・・・ほんと、サンキューッ！！」
験司『何処のリアクション芸人だよ、おい。』
蛍『憐太郎君と紀子ちゃんって言えば、メカゴジラが現れた時に連絡が来てたけど・・・やっぱり青龍のゴジラを知ってる分、凄く焦ってたわね・・・』
験司『ガメラがいないから力になれない事なんざ、もう気にしなくていいのにな・・・宇宙戦神とレギオンが物理的に、オレ達Gnosisと宮代が情報としての存在を消したんだからよ。』
パレッタ『エリちゃんの歪んだ願望、も忘れずにね？トゲトゲ君？メカゴジラは元々はエリちゃんの溢れんばかりの希望、それが歪められちゃって生まれた「悲しみ」と「怒り」と、それでも微かに残ってた「願い」の化身・・・そしてそれを消し去ったのは、桐哉君の「理」をも認める強い優しさなんだから。』
験司『そうだな・・・だが、その「トゲトゲ君」は違うよな？いつまでその腹立つあだ名で呼ぶ気だ？おい！』
パレッタ『え～？だって、何処からどう見てもトゲトゲ君だし、何より面白いよ～☆』
験司『オレはちっとも面白くねぇんだよ！』
蛍『まぁ落ち着いて、験司。私も・・・内心可愛い渾名って思ってたし。』
験司『なん・・・だと？』



ラズリー『宮代って言えば、かずきもひどいよねっ！昔はわたしといっしょに、にげてさけんでおどろいてたのに！このわたしの絵にきょ～みも無いってさ～！』
隼薙『男ってそんなもんだろ？瀬上もそんな感じだったって菜奈美さんが言ってたし、俺も穂野香とラピスにあのバランの絵を見せられるまで、特にお前の絵を見る気にはならなかったしなぁ。』
ラズリー『はやてもひどぉ～いっ！！せっかくいつもいつもキミをさりげなく入れたり、バランを描いたりしてあげてるのにさっ！』
アーク『私は前々から、ラズリー殿の絵は理解を越えて感情を揺さぶる唯一無二のセンスを感じていた。だからコンクールも拝見したいと思っていたにも関わらず、貧困な感性の隼薙が原因で・・・』
隼薙『んあ～っ！！分かりましたっ！俺も宮代も瀬上も悪うござんしたっ！でもな、今の俺は宮代と瀬上と違って、お前のコンクールは毎回ちゃんと見に行ってるからな！』
ラズリー『あったり前だよ！今はねぇ、絵画の世界じゃわたしと知り合いってだけで、「はす」が付くんだからねっ！』
ラピス『「箔」ね、ラズリー。と言うか宮代さん、もしかしてリクエストしてた穂野香ちゃんが元に戻ったら教えて！って言う約束をすっかり忘れられてたから、あたし達に対して拗ねてるんじゃない？』
ラズリー『だからほのかを、いやらしい目で見てたんだね！チカンだっ！』
隼薙『いや、姉にタフブック壊されたらそりゃ妹の事も無意識に避けるわ！まぁ、簀巻きにされた事とここで罵られた事は同情するが・・・穂野香をそう言う目で見やがった事とあの時のティッシュだけは許さねぇぞ・・・！』
アーク『私も彼と然程話してはいないが、弛んだ精神は改善されていなかったようだしな・・・！』
穂野香『もう、みんな瀬上さんと宮代さんの文句はやめっ！！』
隼薙『わ、分かったからブラストバーン的なやつだけは止めろ穂野香っ！褒めりゃいいんだな、褒めりゃ！俺としたら、東條さんとは気が合ったなぁ・・・基本よく出来た奴だし、引田さん引き受けてくれたし・・・俺と志を共にするってだけで背中を押したくなるぜ！打倒瀬上！』
穂野香『東條さん褒めるフリして、また瀬上さんに文句言ってるよ？お兄ちゃん・・・！ブラスト・・・ッ！！』
アーク『れ、冷静になって下さい穂野香様！凌殿もババルウ事件の時と比べて腕を上げていて関心しましたが、綾殿の活躍も目覚ましく思いました。それは八重樫殿がエリクシアの匣への潜入要員として選定した事からも、明確です！』
穂野香『そうね、アーク♪綾さんみたいなスーツをクールに着こなす女性って、私憧れるなぁ～。』
ラピス『あたしも前々から綾ちゃんには、声的なサムシングを感じていたわね～♪』
隼薙『んな事言ったら、俺も宮代と似たサムシング感じたぞ？』
験司『オレは八重樫から、ウォードとか言う昔の知り合いを思い出す声とか言われた事があるな・・・』
弦義『声的な？』
華『はい、弦義は気にしないの。私は八重樫さんの声聞いて、クー先生思い出したわね。あの声で足手まといだ(意訳)って言われたら、悔しくても説得力が増すわ・・・』
弦義『あいにくだが、八重樫さんの判断は正しかった。あそこにお前を連れて行けば、死んでいた可能性が高かった。そうなれば俺も恐らく冷静な判断が出来ず、エリクシアに・・・』
華『だからもう、気にしないの！』
引田『古手さん、こう言う時に「アレ」を使ってみるものなのよ？』
華『弦義・・・めっ！』
弦義『・・・・・・は、華？』
穂野香『効いた！』
パレッタ『みぃちゃんの天下の宝刀in華ちゃんバージョン、炸裂だねっ☆』
隼薙『いや、あいつむしろ混乱してねぇか？』