史上最大のラジオ番組「ゴジラジオ」! in令和












11月2日、ゴジラ誕生祭2019。



11月3日、ゴジラフェス2019。



そして・・・
戦いは、まだ終っていないーー










ゴジラ誕生祭2020、開催決定!



いまだ、誰も知らぬゲスト。










6時40分、みなみ会館前・・・



さくら「嵯峨野さくらです・・・
す、凄かったね。真ちゃん・・・ゴジラ誕生祭2020の予告。」
真「う、うん。まさか、あの小林清志さんのナレーションがゴジラ関係でまた聞ける日が来るなんて・・・」
遥「本当に『VS』シリーズの後付け予告みたいだった・・・リアルタイムで観ていた人も、今の私達みたいな気持ちだったのかな?」
岸田「東京の方で『VS』シリーズの予告編集をやるって言うてたけど・・・もしかして、これの伏線やったんか!?」
お梅『あの声、確かルパン三世はんの相棒の・・・あっ!そうそう、次元はんの声と一緒やんな?随分手の込んだ事をしはるやないの。』
バラン『其のルパン参世とやら、今日江戸に現れて初代ゴジラの大切なモノを窃盗掏るらしいな?全ては計画の内と言う訳か・・・』
真「とりあえず、この驚きは置いておいて・・・さっき観た、京都みなみ会館の開館と同じ年に公開された『三大怪獣 地球最大の決戦』について話しましょう。キングギドラ初登場とか色々魅力はあるけど、おれはアベンジャーズやモンスターバースよりずっと前から実写キャラのアッセンブル・・・つまり、集合モノをやったのが本当に凄いと思います。」
さくら「わたしは幼虫モスラちゃんが健気で可愛かったですけど、ゴジラさんとラドンさんもそっぽ向いてたりしたのが面白かったですね~。学校の男子のケンカを、クラスの委員長の女子が止めてる感じかな?」
岸田「これが擬人化ってやつなんやろか?けど、おもろい事言うやん!キミ!誰か小説にせえへんかな?」
お梅『他力本願する前に、自分でしなはれや?まぁ、なんかこの映画のラドンもそんな感じやったけどねぇ。さっきのインタビュウで話になってた「キング・オブ・モンスターズ」とこの映画の面子が似てるおもてんけど、ラドンなんか性分までそっくりやないの。』
バラン『ギドラに服従し、手先と為った其のラドンと一緒に掏るな。此のラドンはゴジラとモスラと結託し、ギドラに闘争を挑んだんだぞ?』
岸田「ラドンもそうだそうだと言っていま・・・」
お梅『なんか言うた?岸田はん?』
岸田「い、いや・・・何でも無いです・・・はい。」
遥「えっと・・・話を戻しますね。最近はアッセンブル要素が注目されていますけど、私はサルノ王女辺りが独特的な魅力があっていいと思っています。やんごとなき人の逃亡劇に、先祖が金星人で、記憶喪失の予言者になって、最後は『ローマの休日』を思わせる刑事さんとのほのかなロマンスがあって・・・ドラマチックですよね。」
さくら「わたしも、王女様は他人に見えませんでした・・・刑事さんとはお別れになりましたけど、また何処かで再会してたらいいなって思います。それと、刑事さんに助けて貰った事は覚えている所がいいですよね~!」
お梅『ほんまやなぁ~。そこはかとない感じがたまらんどすなぁ♪でも、あの二人の距離は平安と太宰府より遠いから・・・これ、再会する話で一作いけそうやねぇ。さくらはんが太宰府に来た時の話みたいに♪』
遥「私もそう思います。セルジナ公国にはまだ暗殺者達のボスがいますから、サルノ王女はあの後も危ない目に遭い続けたと思うんです・・・だからその危機を救いに今度はセルジナ公国に行く、みたいな。これは真君が京都に戻って来た時みたいね。」
さくら「あの時の喜びは、今も忘れられません・・・!だよね、真ちゃん!」
真「えっ!?う、うん・・・本当は、おれが先にさくらの所に行きたかったから。だから、おれが次にさくらの所に行くなら・・・ずっと一緒にいたいって思って。」
バラン『姿や時代は変わろうと、ドウシンがヘイアンの地に帰還し、我等も再び一同に会したと言う事は事実だ。私とウメは土地神と成って仕舞った都合、セッツとダザイフからは離れられ無いが・・・マコト、御前は永久にサクラの元に居て繰れ。』
真「はい!勿論です!」
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好釦