クイズ アンバーの100のコト
志真「えっと、次は58問目ですが・・・『58』と言う事で、次の問題はバラダギチャンスです!!」
「‐」バラン『?』
ヒジュラス『ひ、卑怯だぞ!バランに優位な問題を出すなど!』
遥「ですが、逆に言えば『バラダギ』になって考えれば分かる問題です。他の人にもチャンスはありますよ?」
マイン『なるほど・・・なら、ある意味公平ですね。』
蓮浦「大丈夫だ、アンバーさんの調査の副次要素として、バランについての調査も万全・・・いける!」
志真「では・・・問題です!」
Q.58 アンバーが、最近気になってしょうがない事は?
志真「解答、オープン!」
「‐」バラン『何時に為ればヒジュラスが自分に付き纏わ無く為るのか。』
ヒジュラス『いつ、我のこの想いを受け入れるのか!』
マイン『恋焦がれているあの人は、いつプロポーズしてくれるのか。』
蓮浦「『大怪獣バラン』のブルーレイは、いつ出るのか。」
ヒジュラス『バラン!貴様と言う奴はどこまで・・・も・・・!』
「‐」バラン『性懲りも無いのは、御前の方だろう・・・』
蓮浦「恋焦がれている!?そ、それは本当か!?」
マイン『ええ。相手は・・・一応予想の範囲なのでシークレットですが、恋焦がれている人がいるのは確かですね。』
蓮浦「なんと・・・!?黄龍との戦いの時、首藤が言っていたのは事実だったのか・・・!確かにアンバーさんが一瞬動揺していた様に見えたが、また奴の冗談だと思っていた・・・!首藤め、何時気付いたんだ・・・!」
遥「ええっと、蓮浦さんが袋小路に陥っていますが・・・では、正解の発表です。」
「‐」モスラ『貴女が最近、気になってしょうがない事はあります?』
アンバー『それなら・・・再び「ウルトラマンR/B」からですが、現在行方不明になっている主人公の家族である湊家の母親のお名前が、「湊ミオ」様と言うらしいのです。
ですが、「アイカツフレンズ!」にも「湊みお」様と言うアイドルがいらっしゃいまして、両者に関係があるのかが気になって仕方がありません。
どちらもメインスポンサーはバンダイ様なのに、偶然の一致にしては放送時期が・・・』
A.「ウルトラマンR/B」と「アイカツフレンズ!」に、同姓同名の「湊ミオ(みお)」がいる事。
志真「残念っ!バランさん含めて、全員不正解!」
ヒジュラス、蓮浦『「こんな回答、分かるかぁ!!」』
「‐」バラン『バラダギチャンスと言う因り、「バラダギ」が個人的に遣りたいだけの問題じゃ無いか!ふざけるな!!』
マイン『流石の私も、この回答には納得がいきませんねぇ・・・』
「‐」バラン『御前も、其う思うか!』
マイン『・・・何故、湊ミオさんと湊みおさんの顔写真を出さない!どんな素敵な女性なのかが、分からないでしょう!』
「‐」バラン『其う言う問題じゃ無いっ!!』
蓮浦「遂に催眠術士のマイン・シーランまでもが、支離滅裂な事を言いだした・・・げに恐ろしきコーナーだ・・・!」
ヒジュラス『とにかく、コンドウとやらが帰って来たら直談判してやる!』
「‐」バラン『其の提案、私も乗って遣ろう・・・!覚悟して措け、コンドウ!』
遥「コンドウさん、ここに来るとは言っていませんでしたけど・・・大丈夫でしょうか?」
志真「まぁ、某土管神みたいにコンティニューがあるらしいから、数回くらいならご臨終しても大丈夫だろ。」
遥「数回で済めば、いいのですが・・・」
Q.68 アンバーが、最近行った催し物は?
遥「回答、オープン!」
「‐」バラン『特撮のDNA展・アカシ、68バランの展示が去れて居た貴重な展示だ・・・此しか無い!』
ヒジュラス『天神祭、姫に近い場所での大きな催し事ならこれだ!』
マイン『特撮のDNA展・蒲田、アンバーさんなら・・・えっ?蒲田じゃない?』
蓮浦「特撮のDNA展・明石、68バランの復元版吊り人形だけでなく、あの幻のGMKバラン検討用雛形が展示されていた会場だ・・・これの筈・・・!」
遥「バランさんと蓮浦さんが全く同じ、マインさんが会場違い、ヒジュラスさんは無難な祭りを挙げましたが・・・では、正解の発表です。」
ラピス『アンバーが最近行った催し物ってある?』
アンバー『・・・特撮のDNA展in明石です。沢山のスーツや造形物だけで無く、わたくしの原型となったGMKバランの検討用雛形や、あの村瀬継蔵様が復元した68バランの吊り人形までも展示されていて、心底嬉しかったです・・・!』
A.特撮のDNA展in明石
志真「バランさんと蓮浦さん、正解!」
蓮浦「よし!!」
「‐」バラン『当然の結果だ。』
マイン『やはり、明石展の方でしたか・・・オー、マイ・・・』
ヒジュラス『DNA?そんな下等な怪獣共の遺伝子を見て、何が楽しいのか我には分からん・・・』
「‐」バラン『御前は何か勘違いして居る様だが、其んな事だから何時迄もアンバーに嫌悪され、私に勝て無いんだ。』
ヒジュラス『なんだと、貴様めが!その催し事を見た所で、何が変わると言うんだ!』
「‐」バラン『否、変わる。彼の会場に有ったバランは、此の世に存在擦るバランの造形物と一線を画すモノだ・・・!何せ、「大怪獣バラン」で私のキグルミを造形したニンゲン・ムラセケイゾウが直々に手掛けた造形物、其れだけで稀少だ!加えてアカシで最初に展示去れ、会場では壱階で展示、更に冊子(パンフレット)では満を持して殿(しんがり)に解説去れて居るのだぞ!だから・・・はぁ。』
マイン『長話になると思いましたが、ここまでが限界でしたか・・・』
蓮浦「まぁ、力説したい気持ちは分かる・・・」
「‐」バラン『詰まり・・・独自(オリジナル)怪獣の御前には、生涯実感出来無い感覚だ・・・』
ヒジュラス『き、貴様っ!monster Rに土下座しろ!・・・海外の何処にいるかは分からんが・・・』
志真、遥「「ひとまず、代わりに私達がこの場で謝罪します・・・Rさん、もし見ておられましたらどうか、バランと作者の無礼をお許し下さい!」」
Q.72 アンバーが、最近おかしいと思っている事は?
志真「解答、オープン!」
「‐」バラン『此の世界での「招待」が、此処数年間無いのは何故なのか。』
ヒジュラス『何故、バランはいつまでも我と姫との仲を引き裂こうとするのか。』
マイン『世界が未だ、嘘や争いで満ちているのはどうしてなのか。』
蓮浦「作者はいつになったら、「‐」シリーズと「G」クロの続きを書くのか。」
志真「都合の良い発言や、耳が痛い発言が目立ちますが・・・では、正解の発表です!」
ラズリー『アンバー、最近これっておかしい!って思った事ある?あっ、「おかし」じゃないよ。』
アンバー『・・・何故、いつまで経っても「バトルスピリッツ」の東宝怪獣コラボカードで、バランがカード化されないのでしょうか?マタンゴやサンダ・ガイラすらありますのに・・・このままでは、瞬様かバランが直談判しかねませんが・・・』
ラズリー『・・・へっ?』
A.バトスピで未だバランのカードが作られない事。
遥「残念ですが、全員不正解です。」
ヒジュラス『ふ、ふざけるな!こんな回答、コンドウの直権乱用だ!こんな事、姫が言う筈が・・・ない・・・』
マイン『アンバーさんの回答としては、いささかおかしいです・・・あれ?おかしい?確か問題はアンバーさんがおかしいと思っている事で・・・あれ?何が本当におかしいんだ?』
「‐」バラン『・・・私は、同情擦るぞ。』
蓮浦「これはむしろ、『瞬の二言物申す!』でやるべきなのでは・・・?」
Q.87 アンバーが、最近嫌だと思った人は?
遥「解答、オープン!」
「‐」バラン『ヒジュラス、カントと悩んだが・・・矢張り、御前しか居ない。』
ヒジュラス『バラン、本当にしつこい奴だよ・・・』
マイン『ヒジュラス、今会った私ですらそう思いますね。』
蓮浦「ヒジュラス、むしろそれ以外の回答が見つからなかった・・・」
ヒジュラス『貴様らめっ!!どこまでも我を愚弄・・・しよって・・・』
「‐」バラン『事実は事実だ。堂々と公表しろ。』
マイン『単純に女心を、アンバーさんの気持ちを理解していないのは明白ですからね。』
蓮浦「流石に報復されるかとためらったが、ろくに反論出来ない今にこの問題が出たのが幸いしたな・・・」
志真「もう答えは出た気がしますが、正解の発表です!」
「‐」モスラ『アンバーが最近、嫌だと思った人はいらっしゃいますか?まぁ、わたくしは大体分かりますが・・・』
アンバー『・・・あまり、実名は出したく無いのですが・・・傲慢で、相手の話は聞かずに自分の考えを押し付けて、仲間に攻撃して、わたくしを「姫」と呼ぶ・・・あっ。』
A.ヒジュラス
遥「やは・・・ヒジュラスさん以外、正解です。」
「‐」バラン『矢張りな。』
蓮浦「ふう、決断してみて良かった・・・」
マイン『私も残酷だと思いましたが、これ以外の解答は全く浮かばなかったので・・・申し訳ありません。』
ヒジュラス『・・・ふ、ふふふ・・・姫からの罵倒は冷たくて病みつきになるなぁ・・・ははは・・・』
遥「あの・・・これ以上参加させて大丈夫でしょうか?」
志真「大丈夫だろ。あと13問だけだし、多分罵られ慣れてるだろうし。」
遥「そ、そうです・・・ね・・・」
Q.94 アンバーが、今考えている事は?
志真「解答、オープン!」
「‐」バラン『何時、此の下らない問答が終わるのか。』
ヒジュラス『我がいつ・・・迎えに来てくれるのか・・・』
マイン『明日のバランの誕生日は、誰がどうお祝いしてくれるのか。』
蓮浦「誰がこのクイズを制するのか。」
志真「さぁ、この中に以心伝心した人はいるのか?」
遥「では、正解の発表です・・・!」
ラピス『アンバー、今何考えてた?』
アンバー『・・・このクイズを見て下さっている全ての方への、申し訳無い気持ちです。ここまで見て下さり、本当にありがとうございます・・・』
A.このクイズ(小説)をここまで見てくれた、全ての人への感謝と謝罪。
志真「残念、全員不正解!」
「‐」バラン『外れか・・・』
ヒジュラス『何故だろう・・・違う気はしていたよ・・・微かに・・・』
蓮浦「すまないが、今の我々に他人を気にする余裕は無いんだ・・・」
マイン『アンバーさんの海よりも深い配慮の心には、脱帽ですねぇ・・・』