史上最大のラジオ番組「ゴジラジオ」! in岩屋寺







コンドウ「と、とりあえずあのバランには一応留まって貰えたんで・・・まず最初に、このコーナーから!」



「瞬の二言物申す!」



隼薙「こ、このコーナーからやるのかよ!正気か・・・!?」
瞬「正気だ。そして今回のテーマは、『「大怪獣バラン」以外のバランの外部出演・予定だった作品への二言』だ。では早速行くぞ・・・」



・「地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン」
何故、バランが登場予定だった「キングギドラの大逆襲!」で公開しなかった。
ここでバランが活躍していれば、知名度は間違いなく今のような事になっていなかった筈だ。



隼薙「いきなり企画段階のとこから物申すのかよ・・・」
恭介「まぁ、確かにこれはこれで見たかったよな。多分こっちの方が高評価はされやすかったかも。」
穂野香「私も賛成!『怪獣総進撃』でも思ったんだけど、バランが他の怪獣と戦う映像が見たかったのにな~。」
銀河「でもこの時のゴジラシリーズの予算であんな大作が作れたかは疑問だけどな?」
凌「それにアンギラスの役回りを考えたら、出れたとしても爪跡を残せてたかどうか・・・」
綾「リスクを回避し、堅実に結果を残すのもプロのやり方よ。もしトリプルマッチで作っていたら、ガイガンはここまで人気は出なかったかもしれないわ。」
朱雀「身の丈以上の事をするなら、それ相応の失敗を覚悟する必要がある。しかし映画は多人数で作るものだ。基本的に失敗をしてはならない。」
アーク『穂野香様には大変申し訳無いが・・・これは致し方無き事なのかもしれない・・・』
優介「魔神ツール・・・宇宙怪獣モグ・・・一体何者なんだ・・・」



・「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」
何故、検討用人形まで作っておいて「地味」と言う理由でバランをモスラに変えた。
アンギラスをギドラに変えた点もそうだ。バラゴンは出しておきながら、知名度を優先したとまだ言うのか?



穂野香「最珠羅は好きだけど、これは私も思う!アンバーが地味だって言うの!?世界で一番美しい怪獣なのよ?なのに、そんなのおかしいわよ!!」
アーク『穂野香様、落ち着いて下さい。現実と創作が混ざっています。』
凌「まぁでも、どれだけいい作品を作っても客が来てくれないと続けられないのは、平成ガメラが証明してるからなぁ。」
綾「作品外の都合って事?それは世知辛いわね。」
銀河「もしバランとアンギラスでやって大コケしてたら、シン・ゴジラどころか機龍二部作もやれてたかどうか分からないんだからな?」
朱雀「護国聖獣伝記にも名が残るバラダギを、自分達の都合で闇に葬ろうとは、身勝手な連中め・・・今からでもこの世界に行って・・・」
隼薙「やめろって、おい!勝手に抜け出して別世界行こうとすんな!」
恭介「そういや、バラン・バラゴン・アンギラスって俺と優介がメカゴジラで二度目の出撃をした時の組み合わせか・・・バラゴンとは戦わなかったけど。」
優介「アンギラスの事も、忘れないであげて下さい・・・」



・「ゴジラ電撃大作戦」
何故、ラストの怪獣ランドのバラン登場シーンをカットした。あの編集によってバランの出番は5秒も無くなってしまった。
他の怪獣はラストシーンに出していると言うのに・・・編集者はバランに恨みでもあるのか?



隼薙「だから、細けぇよ!これ、『怪獣総進撃』の再編集版だろうが!」
銀河「単に尺の都合だろ?もっとバッサリと色々カットされてる作品なんて他にもあるからな?」
朱雀「東宝チャンピオン祭り版、とも言ったな。あれは他にも短編映画作品が2、3作は入っている以上、多少は遺憾だが致し方ない事ではないか?」
アーク『否、瞬殿はその事では無く元々から出番の少ないバランのシーンを何故カットしようと判断したのか、と言う点を紛糾しているのだろう。』
穂野香「そうよ!これはみんながやっぱりバランなんて二の次だ、って思ってた証拠よ!」
凌「なら変に目立ってたゴロザウルスはともかく、同じくらいの出番だったバラゴンなら正直カットしても気付かれないんじゃ・・・」
綾「それは駄目よ?あのシーンは『ウルトラQ』と『ウルトラマン』で散々改造され、使い回され続けたバラゴンのスーツを、わざわざ元通りにしてまで撮影したシーンなのに・・・絶対にカットしたらいけないわ。」
恭介「なんでそんなにバラゴンに拘ってんだよ・・・でもこれは再編集版ってだけだから、まだ自分の目で確認出来るな。」
優介「ちなみに『ゴジ全』でこの『ゴジラ電撃大作戦』のマガジンが発売中!気になる人は今すぐ書店へ!」



・「ゴジラアイランド」
何故、ガバラさえ地名に引用しながらバラン関係のネタを使わなかった。
平成中心のラインナップながら、アンギラスとバラゴンとゴロザウルスもいたと言うのに・・・何故だ!



銀河「うわ、これまた懐かしいのが来たな?俺も毎日学校行く前に楽しみに見てたっけな・・・あの頃は土曜も学校があってだな・・・」
恭介「ただの懐古トークになってんぞ、あの人・・・そういやあれのOP、まだ歌えるか?優介?」
優介「もちろんだぜ、恭介!ガバラ~♪バラン~♪スペースゴジラがまちにやってきたぞ~♪」
隼薙「ほら、こうやって毎回OPでちゃんと呼んでただろうが!言ってやんなって!」
穂野香「私もゴジラアイランド、大好き!特にガイガンがクールでニヒルでかっこ良かったわね~。」
綾「ちなみにこの作品に『怪獣自動販売機』って言う、怪獣をそれこそ自販機のジュースみたいにお金で買える機械があるんだけど、その中にバランもラインナップされてるらしいわよ?」
朱雀「金でバラダギを買うだと?現代人め、バラダギをどれだけ軽んじれば気が済む・・・!今すぐその世界に・・・」
凌「だから、勝手に異世界に行くのは止めて下さいって!」



・「アニゴジシリーズの年表」
何故、最初のゴジラ出現時に現れていた怪獣の一体がバランなのに名前を伏せた。
ドゴラやダガーラ等のマイナー怪獣の名前が出ているのだから、特に隠す必要も無い筈だろう。もしや・・・これは陰謀か?



隼薙「いや、ぶっちゃけさっきのGMKと同じ理由・・・」
穂野香「はあっ!?まさかお兄ちゃんまでアンバーが地味だって言うの!?そんな事言うお兄ちゃんなんて嫌いっ!燃えちゃえ!!」
隼薙「ま、待て穂野香!そう言う事じゃねぇし、こんなことで炎出すな!」
アーク『どうか怒りを抑えて下さい、穂野香様!ここでの火炎の「G」の使用は隼薙はともかく、私にまで引火する可能性があるので危険です!』
隼薙「んだと、アーク!てめぇだけ助かろうとしてんじゃねぇぞ!」
朱雀「あの女、まるで荒ぶる神のようだ。伊達にバラダギに敬意を表しているわけではないと言う事か。」
綾「本当に火傷しそうな子ね。でも私、ああいう子は嫌いじゃないわ。」
凌「今の綾さんなら火傷どころか、自然発火現象(パイロキネシス)とか使いそうだし・・・」
綾「何か言った?東條君?」
凌「いえ、なぁんでも。」
銀河「本題が忘れられてるけど、これもう隼薙の言った事が正解でいいよな?」
恭介「そういや、残りの二体がバラゴンとアンギラスなんだっけか。これもやっぱり、あの話と同じ組み合わ・・・(省略)」
優介「ほんっと、バラゴンとアンギラスの事を忘れないであげて下さい・・・」






異界バラン「・・・どの世界でも、私と同一の存在は虐げられているのだな。
我らの戦いに、終わりは無いと言う事か・・・」






コンドウ「えっと・・・小火(ボヤ)騒ぎは収まりましたが、もう他に二言物申す事はありませんか?」
瞬「そうだな。これで大体は終わった。」
隼薙「待てぇ!!ボヤ騒ぎどころじゃねぇよ!火災事故になりかけたんだよ!こっちは!」
穂野香「ごめんなさい。お兄ちゃんにアークに、皆さん・・・」
綾「まぁでも、2人の怒りもごもっともだから・・・ネガティブな話題じゃなくて、ポジティブな話題にしない?」
凌「そうそう、それそれ!流石綾さん!」
穂野香「私も賛成!このままグチグチ言っても嫌になるだけだし、リスナーの為にもいい事で終わらせないと!」
瞬「バランについての、ポジティブな話題か・・・」
銀河「俺が「真理」使ったら、なんでもポジティブになるけどな?」
瞬「それは反則だ。楽をしようとするな、コトダマスター。」
銀河「そのHN、まだ覚えてたんだな?」
朱雀「バラダギについての事?そういえば、関口亮が以前何か言っていたな・・・」
恭介「俺は・・・えーっと・・・」
優介「恭介に同じく・・・」
穂野香「私からは・・・あっ!バランって最近、『ルーラーズ・オブ・アース』って言うゴジラのアメコミでラドンやガイラと戦ったり、あのエメゴジと一緒にラスボスに立ち向かったりしてるのよ!」
隼薙「関東ローカルだったからよく知らねぇけど、去年のシンゴジのテレビ放送前にやった『ゴジラ怪獣総選挙』とか言うやつで18位だったんだろ?それって快挙じゃねぇのか?」
瞬「・・・確かに。」
恭介「それに『特撮のDNA展』の明石会場で、GMKバランの検討用人形と一緒に60年ぶりに復刻された、バランの飛行用人形が展示されてるし!」
優介「『大怪獣バラン』リマスター版サントラも、完全無欠の内容で絶賛発売中!バラダギバラダギ!」
朱雀「・・・思い出した。俺が関口から聞いた所によれば、先程この男が言っていた『ゴジ全』こと『ゴジラ 全映画DVDコレクターズBOX』で特製の『大怪獣バラン』パーカーが抽選方式だが製作されている。」
銀河「そもそも昨年、キャストが『オール大怪獣バランカレンダー』を作ってるしな?」
アーク『キャスト作のバランアイテムならば、特撮大百科(オーナメント)Miniシリーズで「大怪獣バラン」出典のバランが販売されている事も、忘れてはならない。』
コンドウ「少年リックさんからも、ド迫力のバランフィギュアが出てますよ!値段も結構な額やけど、まさに高いが安いっ!」
瞬「そうか・・・バランの逆襲は、既に着実に進行していると言うわけか・・・!」
凌「とりあえず俺はゴジラストアで買っといた、『東宝特撮公式ヴィジュアルブックvol.12 バラン』でも読もうかな・・・」
瞬「俺もゴジラストアでバランの根付(税込1万800円)は即座に確保した。加えてバランのクリアファイルも保存用・鑑賞用・布教用を・・・」
綾「・・・あれ?これって俗に言う『ステマ』じゃないの?このコーナーはいつからバラン関係の宣伝コーナーになったの?答えて、コンドウさん。」
コンドウ「えっ!?お、俺に振るんですか!?それは・・・ですね・・・あっ、貴方どう思います?異世界のバランさん!」
異界バラン「・・・悪い事ではないと思う。同志は多い程良いからな。」
コンドウ「・・・だ、そうです。」
綾「・・・他人に丸投げするなんて、最悪のやり方ね。
そういうわけだからリスナーの皆さん、このラジオが終わり次第『大怪獣バラン』のブルーレイ化のリクエストを東宝に送ってね?貴方の行動が、東宝を動かすのよ。」
凌「あの、綾さん。それもステマ以前にどうかと・・・」
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好釦