史上最大のラジオ番組「ゴジラジオ」! in岩屋寺
2018年・10月13日夜。
愛媛県・久万高原、岩屋寺。
コンドウ「さて、今年も始まりました!史上最強のラジオ番組『ゴジラジオ』!
司会は今年も、作者のアバター兼非公式「G」情報屋のコンドウがお送りするで!
と、言うわけで・・・」
隼薙「待ちやがれ。何ここで勝手に普通にゴジラジオやってんだ、おい!」
穂野香「今年は作者もゴジラフェスに行くんでしょ?なのにここでやるの?」
アーク『それにゴジラジオは一般的にゴジラの誕生日とされている、11月3日に行う番組の筈だ。だが今日は10月13日、まだ21日も早いぞ。』
コンドウ「まぁまぁ、その理由を今から話すとこなんで・・・突然ですが、今年60周年を迎えるものってな~んだ?」
隼薙「60周年?んっとな・・・あっ、そうだ!東京タワーだな!」
アーク『亀田製菓、野球盤、ファンタ、森永ホットケーキミックス、シーチキン・・・この中に正解はあるだろうか?』
コンドウ「んん~、残念っ!!正解やけど不正解!大不正解!!何の為にここでお前らと一緒に、今日この時間にゴジラジオやったと思ってんねん!ってわけで初之穂野香さん、答えをどうぞ!」
穂野香「えっと・・・バラン?」
コンドウ「正解っ!!よくぞ答えてくれました!そう、今年は『大怪獣バラン』公開60周年・・・そして明日10月14日は映画の公開日・・・つまり、バランの誕生日!!」
穂野香「いよっし!私の正解ね♪」
隼薙「あ~、すっかり忘れてた・・・」
アーク『確かにそうだな・・・これは盲点だった。』
コンドウ「バランがメインの小説の主役をやっときながら、なっさけない奴らやで・・・まぁ、そうやろうと思って今回のゲストとして、『バランと遭遇した、もしくは縁の深い』人達に来て貰ってるから、ここにお呼びしましょう・・・どうぞ!」
「バランと心を通わせる者」、瞬庚!
瞬「隼薙、アーク・・・お前達にはバラン関連についての教育指導が必要だな。」
「バラン(バラダギ)と共に邪神・柳星張(イリス)を討った者」、朱雀火漸!
朱雀「通りすがりの剣客だ・・・覚えなくてもいい。」
「バラン・・・と言うか白虎の幻影と戦った・・・らしい者」、後藤銀河!
銀河「いや、『らしい』っておかしいよな?描写は無いけど、ガメラとゴジラとは戦ってるんだから間違いなく戦ってはいるんだけどな?」
「バラン(とアンギラス)にメカゴジラで立ち向かった者」、田中恭介と前野優介!
恭介「まさか俺と優介がこの茶ば、じゃなかったゴジラジオに出る時が来るなんてな!やったぜ!」
優介「あの時、松澤さんと三島さんが病院送りになっててよかった・・・のか?」
そして「バランとなった事のある兄と白虎の巫子」、初之隼薙と穂野香!ついでにアーク!
隼薙「なんか、空気の読めねぇ事をしょっぱなからしちまった気分だぜ・・・」
穂野香「まっ、ここから巻き返そうよ!お兄ちゃん!」
アーク『軽い・・・私の扱いが、非常に軽い・・・!』
更に特別ゲスト!
「バランに一切関わった事が無い者」、東條凌と二階堂綾!
凌「そういうわけで、勉強しに来ました。」
綾「今日はお手柔らかに、宜しく頼むわね。」
隼薙「・・・って、待てコラ!なんでバランと接点の欠片もねぇ奴を呼んでんだ!こじつけ感のある後藤銀河はともかく、それ以外はちゃんと条件に合ってる連中なのに、これじゃ統一感なくなるだろうが!」
銀河「それ、俺にも聞こえてるの分かっててわざと言ってるよな?」
コンドウ「いやぁ、実は本当にバランと接点あるキャラだけ呼んだら、凌さん達界隈のキャラって誰も出られんくなるねんな・・・作者はかの『特コレ』で『大怪獣バラン』は見てんねんけど、アバターキャラはおらんし。」
朱雀「確かに。去年のゴジラジオとやらで呼んでおきながら、そんな理由で呼ばないのは不平等だな。」
恭介「ってか、その『特コレ』って言う単語がもう懐かしいよな。」
優介「今は『ゴジ全』だよな?・・・えっ、知らない?」
瞬「そもそも、『ゴジラジオ』でありながらバランの誕生日に合わせて開催している時点で、最初から統一感は放棄されている。諦めろ。」
綾「ストーリーラインや作風からして、私達界隈と接点が出来ないのは仕方が無いわ。だからこそ、今回で接点を作っておく事にしたの。いつか役に立つかもしれないと思って。」
凌「「G」クロ関係なら、初之兄妹かアンバーについての『100のコト』をやってくれれば良かったんだけどな・・・あれなら正解出来る方がおかしいから、間違っても大丈夫そうだし。」
綾「私もそれは前から面白そうって思ってたわ、東條君。貴方がいつまでまともでいられるのか、興味あるし。」
凌「えっ?」
瞬「忠告しておく・・・あれは正解でも不正解でも、誰にとっても肉体・精神的ダメージは甚大だぞ。」
穂野香「そういえば、アンバーったら別件があるって言って今朝からいないんだけど・・・もしかして、今回のゴジラジオに出るの?」
瞬「バランも今日は用件があると言っていたが、偶然では無さそうだ。」
隼薙「えっ?『擬人怪獣』とか言う方に行ってんじゃねぇのか?」
コンドウ「いや、実はそっちの方は今年の開催は急遽中止になってな・・・バランとアンバーは別件や。でも代わりに、ちょうどいいシークレットゲストを呼んで来たで!
それでは、「異世界転生した主人公が○○○だった件~流行りに乗っかった擬人化モノを書いてみた~」より、レジスタンスのバランですっ!!どうぞ!」
異界バラン「・・・バランだ。宜しく頼む。」
恭介、優介「「・・・えっ?」」
朱雀「ほう、このバランは男神か。じかし、人の姿をしているとは驚きだ。」
銀河「キェェェェェェアァァァァァァニホンゴシャァベッタァァァァァァァ!!!」
凌「あれが・・・擬人化ってやつ?」
綾「バランと言われればそうかもしれないし、逆にそうじゃないと言われればそうかもしれない・・・複雑ね。」
瞬「俺や初之達はともかく、他は困惑しているようだな。」
隼薙「あいつ、ここじゃなくて岩屋村に行った方がいいんじゃねぇか?」
穂野香「うーん、そうね。他のバランやアンバーの方が喜びそうだし・・・」
アーク『キャスティングミス、だな。』
異界バラン「・・・そうか、では帰る。」
コンドウ「待ってぇ!帰らんとってぇ!!」