‐Great‐ 2012年の思い出




岸田「あっ、俺ちょっと飲み物注文して来ます・・・すみませ~ん!」
従業員「はい。ご注文ですか?」
岸田「ホワイトチョコレートモカフラペチーノのグランデに、追加でキャラメルソースヘーゼルナッツシロップ。あとチョコレートチップエキストラホイップの、エスプレッソショットを頼んます。」
首藤「・・・はっ?」
従業員「かしこまりました。」
首藤「ちょっと待てぇ!あの呪文、通じたのかよ!?」
引田「この喫茶店、個人でドリンクに色々追加出来るのよ。首藤さんって、スターバックスとかに行った事ないの?」
首藤「ねぇよ!」
岸田「首藤さんもまだまだですねぇ。ちゃんみおスペシャル、知らんのでっか?」
首藤「ち、ちゃんみお?」



穂野香「じゃあ、次の今年の出来事はっ!」
ジュリア『バリィさん!』
遥「爆弾低気圧?」
紀子「劇場版まどマギよ。」
パレッタ『金環日食!173年前も日本で見たけど、いいよね~。』
穂野香「そうそう!日本は暗くなんかない!まだまだ元気よ!」


樹――今パレッタさんがさらっと、凄い事言った気がするんだけど。
みんな、気付いてるのかな?
それに穂野香、しばらく見かけないかと思ったら、別人みたいになってる・・・


志真「しっかし、ゴジラ松井がまさか引退するなんてな・・・アニキ金本もだし、寂しいなぁ。」
蓮浦「日本の野球界は一体、どうなるのでしょうか・・・」
穂野香「落ち込む事はありませんよ!移籍したイチローも頑張ってますし、高校野球で活躍した若い選手がいつか日本の野球界を担ってくれます!ですから元気を出すんだ・・・」
穂野香・ジュリア・パレッタ・チェリィ「『『『ゼーット!!』』』」
志真「・・・そっちの方のアニキ?」
弦義「ジュ、ジュリア?何を言っているんだ?それに他の連れも・・・」
隼薙「パレッタはともかく、テンションMAXの穂野香と一緒によく乗れたな、あの子ら。いつ合わせたんだろうな。」
弦義「・・・やはり、ジュリアにテレビはしばらく見せない方が・・・」
隼薙「流行りの物真似してるだけだっての!まぁ、一度穂野香がテンションMAXになったら止まんねぇし、諦めんだな?」



遥「そうだ、穂野香。今日はアンバーの声がしないけど、どうしたの?」
穂野香「ふふっ、アンバーならバランと日本アルプスでデートだって!」
遥「えっ!」
蓮浦「デ、デート!?」
穂野香「それは冗談として、会いに行ってるだけでしたっ!・・・あれ、蓮浦さん?」
志真「見るからにネガティブになったな・・・」
蓮浦「やはり・・・同族がいいのか・・・やはり・・・人間なんて・・・」
パレッタ『よく分かんないけど、残念だったね~?無念だね~?』
遥「びっくりした・・・でも、同族と仲良くなれて良かったね。バラン。」
志真「怪獣界のお似合いコンビの誕生だな。」
蓮浦「お似合い・・・」
チェリィ『も、もっとくらくなっちゃったデス!』
穂野香「蓮浦さん!落ち込んでちゃ駄目!明日を信じるんだ・・・」
穂野香・ジュリア・パレッタ・チェリィ「『『『ゼーット!!』』』』」
穂野香「じゃっ、次はあっちに行くわよ!」
パレッタ『おっけ~☆』
チェリィ『はい!』
ジュリア『つ~けまつ~げ、まつげまつげ~♪』
弦義「・・・お前の妹は、ジュリア達に何をさせたいんだ?」
隼薙「お前、俺と同じぐらいのくせにバラエティをほんと知らねぇんだな・・・」
蓮浦「・・・Z、最後と言う意味か・・・ふふふ・・・女々しくて、辛い・・・こうなったら、自分が百獣の王になって・・・」



瞬「そう。第三極や政党の乱立、投票率の低下などが起こるようでは、諸外国に太刀打ち出来ない。」
亨平「実に正論。毅然とした態度で臨まない故に、オスプレイの配備を許してしまったのだ。」
チェリィ『へんみサン、そんなおかたいはなしばっかりしてちゃだめデス!』
亨平「き、君は・・・?」
穂野香「今日は年末ですよ、瞬さん!」
瞬「初之?ここへ何をしに来た?」
穂野香「何って、暗い話題ばかりしてる瞬さんと樹のお父さんを元気付けに来たんだ・・・」
穂野香・ジュリア・パレッタ・チェリィ「『『『ゼーット!!』』』」
亨平・瞬「「・・・?」」
穂野香「はーい!出席取りますっ!」
遥「いち!」
穂野香「にっ!」
ジュリア『さん!』
チェリィ『し!』
パレッタ『ごっ☆』
瞬「・・・妃羽菜まで、何をしている?」
穂野香「もう!そこは『ろく!』って言わないと駄目じゃないですか!瞬さん!」
ジュリア『おにぃちゃん、ももクロしらないの?』
瞬「ももクロ・・・?」
亨平「・・・君、俺に分かるように説明してくれ。」
遥「えっとですね、『ももいろクローバーZ』と言うアイドルグループの子達が今年大人気でして、それの物真似です。すみませんが、合わせてあげて下さい。」
亨平「なるほど・・・アイドルグループの事など、俺に分かる筈がないのだが・・・」
穂野香「あっ!アイドルグループだからって軽く見ましたね!樹のお父さん!ももクロって毎回すごい激しいダンスを頑張って踊って、努力して、それでも楽しく歌ってるんですよ!AKBだってそう!なのに・・・アイドルってだけで・・・っ!」
ジュリア『ないちゃだめだよ、ほのか!』
パレッタ『キミ達、それでも武士(もののふ)精神の男達なの?』
チェリィ『へんみサン、ほのかにあやまってくださいデス!』
亨平「わ、分かった。偏見の目で見てしまい、すまなかった。アイドル達も日々、切磋琢磨しているのだな。」
穂野香「そうですよ!これからは、見かけで判断したらいけませんよ!」
瞬「・・・なんだ、このテンションの差は・・・俺にはとても付いていけん・・・だが、初之がずっと俺を見ている・・・妃羽菜、俺はどうすればいい。」
遥「えっと・・・頑張ってついて来て下さいね、瞬さん。」
瞬「・・・」
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好釦