その衣装、とりかえっこプリーズ!-Part2-
「必殺!!マンダ、アターック!!」
『そのとおりですわ!!はるかさん!!』
チハル「・・・あれ?ジュリアさんの衣装、ですわよね?私の普段着と、あまり変わりが無い気がするのですが・・・?」
ジュリア『あれ~?ちはるの服、だよね?わたしのいつもの服と、あんまり変わらないね~?』
チハル「あんまりと言うか、トップスとスカートが見事に同じ衣装の色違いですわね・・・買ったお店が一緒なのでしょうか?それとも・・・」
ジュリア『それより、ちはるの「マンダ、アタッ~ク!」、いい感じだね!かっこいい~!』
チハル「お褒めに預かり、光栄ですわ。やはり、この台詞はジュリアさんを代表する台詞ですし、必殺技の名前はしっかりはっきり叫ぶのが、今も昔も大原則ですから♪そう言えば、ジュリアさんが選んだこの台詞、私は言った覚えが無いのですが・・・?」
ジュリア『これ、はるかにヴィクトライザーについておしえた時のだよ?ちはるもヴィクトライザー見てるんだ!って思ったんだ~。』
チハル「なるほど、ヒロフミさんと一緒にハルカさんを私の部屋に招待した時の・・・あら?えっと、ジュリアさん?今、なんと仰いました?」
ジュリア『えっ?ちはるもヴィクトライザーを見てるんだ!って・・・』
チハル「つまり、ジュリアさんもヴィクトライザーを見ていらっしゃる、と言う事で宜しいのですか?」
ジュリア『うん!どようびはぜったいはやおきして、ちゃんと見てるよ!』
チハル「リアルタイム視聴までしていらっしゃるなんて・・・!嗚呼、似た衣装と言う共通点がこんな素晴らしいファンの鑑のような方と、お会いする機会を与えて下さるとは・・・人生、一期一会だと言うのは真実なのだと思うと共に、この衣装を着ていた偶然に心から感謝しなければ・・・」
ジュリア『ちはる、どうしたの?』
チハル「・・・はっ!いえ、このジュリアさんとの出会いの素晴らしさに取り乱してしまっただけですので、お気になさらず。では、本題に入りまして・・・私もヴィクトライザーが大好きで、全話毎週欠かさず拝見していますのよ。」
ジュリア『そうなんだ!じゃあちはるってしまさんと、れんたろーと、じょーさんと、コンドウさんと、それからわたしといっしょだね!』
チハル「はい♪私達は同じヴィクトライザー、ひいては特撮を愛する仲間なのです!それで、ジュリアさんはヴィクトライザーの中では誰がお好きですか?」
ジュリア『シャークライザー!つるぎみたいでかっこよくって、ロボットのシャークミーティアーも「斬星刀」でぶった切るのがかっこいいよね!我が「斬星刀」に、断てぬものなしっ!!』
チハル「シャークライザー、確かに蘭戸弦義さんを彷彿とさせる、男気に満ちたサムライキャラですから、ジュリアさんがお好きになるのも分かりますわ。巨大な「斬星刀」で敵を一刀両断するシャークミーティアーにも、男のロマンを感じますわね・・・!ちなみに私は、ビートルライザーが一番好きなんですの。」
ジュリア『ビートルライザーもかっこよくってとってもやさしくって、いいよね!ロボットのビートルミーティアーの、てんせいてんがいちげき・・・ええっと・・・』
チハル「『天星天下一撃必殺砲』、ですね。あれこそまさに正しき『ロマン砲』ですわ・・・!玩具でも非常にポージングが捗ります!」
ジュリア『えっ、おもちゃ持ってるの!?いいな~!わたしも欲しいのに、つるぎがダメって言うの!』
チハル「そうなのですか・・・ヴィクトライザーの玩具は神玩具揃いですのに、なんとお辛いのでしょう・・・では、今度玩具を持参してジュリアさんのお宅へ参りますわ!勿論、好きなだけ触って宜しいですわよ♪」
ジュリア『ほんと!?やった~!!ちはる、だ~いすきっ!』
チハル「まぁ、ジュリアさんったら・・・抱き付き魔なのは、本当ですのね。何だか妹が出来たようで・・・私も幸せですわ♪」
[ライザー!装、着ッ!!]