その衣装、とりかえっこプリーズ!-Part1-








『貴方達・・・ありがたや、ありがたや。』



『心得た・・・これより、四神・西方守護、白虎のアンバー。推参する。』






アンバー『ネブラ様のご衣装、大正時代の女性の和装が元になっていますので、違和感は全くありませんね。以前から思っていましたが、可憐さと上品さと懐かしさを感じる、素晴らしいご衣装です。』
ネブラ『お主の服も、正しく撫子な出で立ちで、良き造りぞ・・・?』
アンバー『お褒めのお言葉、感謝致します。そんなご衣装を着た、眼帯を外されたネブラ様のお姿も、非常に優雅で素敵ですよ。』
ネブラ『それは、ワタシとて同じ・・・お主はワタシに合わせ眼帯を巻いているが、その眼帯の無き姿は多分に、眼帯無き多紀理に瓜二つなのだろうの・・・』
アンバー『この眼帯は、貴方の見る「世界」を体感する意味合いもあったのですが・・・それでは、眼帯を外した姿をお見せしますね・・・』






『あの御方は、昔からここにいるだけなのです・・・』



ネブラ『!』
アンバー『心の眼で見えた、今のわたくしのお姿は・・・如何でしょうか?』
ネブラ『・・・ありがたや、ありがたや・・・!』

[Part2も、お楽しみに!]
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好釦