ゴジラ4‐守護神の祈り‐
『『貴方達は、いつまでここにいるのですか?』』
その頃、インファント島ではまだ東と西が島に居座っていた。
「納得のいく答えを聞くまで、だ。」
「俺、帰りたい・・・」
「お前、さっきからうるさいぞ!」
「だってさ、俺はこんな虫だらけな所から早くおさらばしたいんだよ!」
「ばか、ここで引き下がれるか!」
「ばかだぁ?この野郎!何かのひとつ覚えみたいに居座るお前の方が馬鹿だろうが!この阿呆!」
「何だとこの・・・」
「いい加減にしろ!」
そこに現れたのは、なんと瞬だった。
「しゅ、瞬殿・・・」
「おお瞬殿、来てたんですか?」
「全く、入れた覚えの無いアルコールが鍋にあったかと思えば、やはりお前達だったか・・・」
「すんません・・・」
「それで、何故瞬殿がここに?」
「お前達の事だ、俺に独断で馬鹿な真似をするのかと心配になった・・・あと、少しばかり謝罪だ。」
「謝罪?」
「ああ。とにかくお前達は帰れ。」
「でも、しかし・・・」
「西は早く帰りたいみたいだが。」
「やったー!やっとおさらばだー!」
「あの馬鹿・・・」
「融通がきかない、と言う面ではお前も馬鹿だと俺は思うがな。」
「・・・それはsey (セイ)と言う事で。」
「おい東!俺は早く帰りたいんだ、ちんたらすんなよ!」
「分かった分かった!じゃあ瞬殿、ここで。」
「さいならー!」
東と西は手を振りながらその場を去っていった。
「とりあえず邪魔者は去ったな。俺の部下が迷惑をかけた、すまない。」
『やはり、貴方の知り合いでしたか。』
『それで、貴方の用件は何ですか?』