クイズ アンバーの100のコト
2019年・10月13日、午後11時。
旧岩屋村跡地、林中・・・
アンバー『もうすぐ、「神域」に到着しますね。今の時間なら、生誕日までには確実に間に合うと思います。』
「‐」バラン『其うだな・・・』
アンバー『やはり、あの地に行くと昔の事を思い出しますか・・・?』
「‐」バラン『当然だ。「神域」は私にとって、好いも悪いも様々な記憶が回顧される地だからな。』
アンバー『そうですね・・・では、去年の生誕日の事を回想しましょうか。あの時も色々ありましたが、今は良い雑談のタネですし。』
「‐」バラン『去年の生誕日を?彼(あ)の馬鹿馬鹿しい問答(クイズ)の事をか?全く、御前と言う奴は時々珍妙な発言をするな?』
アンバー『駄目、でしょうか?』
「‐ 」バラン『・・・まぁ、時間潰しには最適か。付き合って遣る。』
アンバー『ありがとうございます、バラン。さて・・・』
ーー・・・やや強引で申し訳ありません、バラン。
ですがわたくしは、辛い事も思い出している貴方を出来れば見たくありませんので・・・
それにわたくしとしては、あの時の事は喜ばしい思い出なのですよ?
ちょっと・・・恥ずかしくもありますけど。
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