出会い
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資料に目を通し、事前に聞いていた山の中の家へ向かうとそこには着物を着た老婆が美しい姿勢で立っていた。
「おばあちゃんが弥生さん?高専からの使いで宿儺の指の回収に来たんだけど」
「お待ちしておりました、まさか五条さんに来ていただけるとは思ってもみませんでした」
こんなおばあちゃんにまで知られてるなんて僕ってば有名人。
「中へどうぞ、指をお渡しします。それと、良かったらお茶でも」
「じゃあ、ありがたく」
そう言って笑う弥生は本当に病人なのかと疑ってしまうくらいしっかりとした足取りで家に案内してくれた。
「どうぞ、こちらへ」
通されたのは茶室。
お茶を点ててくれるらしい。
心得はあるがあえて気にせずお茶を頂く僕はかなり無作法だっただろうに弥生は
人のいい笑みを浮かべるだけで
茶菓子にと出された練り切りは
非常に美味しかった。
「美味しいねコレ、どこで買ったの?」
「私が作ったものです、お口にあったようでよかった」
それからというものの、僕は定期的にその山を訪れ呪霊を祓い、弥生のお茶とお菓子を頂く交流を続けていた。
「おばあちゃんが弥生さん?高専からの使いで宿儺の指の回収に来たんだけど」
「お待ちしておりました、まさか五条さんに来ていただけるとは思ってもみませんでした」
こんなおばあちゃんにまで知られてるなんて僕ってば有名人。
「中へどうぞ、指をお渡しします。それと、良かったらお茶でも」
「じゃあ、ありがたく」
そう言って笑う弥生は本当に病人なのかと疑ってしまうくらいしっかりとした足取りで家に案内してくれた。
「どうぞ、こちらへ」
通されたのは茶室。
お茶を点ててくれるらしい。
心得はあるがあえて気にせずお茶を頂く僕はかなり無作法だっただろうに弥生は
人のいい笑みを浮かべるだけで
茶菓子にと出された練り切りは
非常に美味しかった。
「美味しいねコレ、どこで買ったの?」
「私が作ったものです、お口にあったようでよかった」
それからというものの、僕は定期的にその山を訪れ呪霊を祓い、弥生のお茶とお菓子を頂く交流を続けていた。