歩み
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初めての稽古を受けてから、私は呪術について学び始めた。
悟との組手は恵と2対1でも厳しくていつも負けるし気が付くといつも地面に転がされるか関節を極められているから受け身ばかり上手くなった。
「伊織の術式は解釈次第で色々出来そうだよね。呪力の制御も上手くなってきたしとりあえず術式ありで組手してみる?」
「術式ありって俺もですか」
「恵はダメ〜。式神出しても今の伊織と連携とれないでしょ」
「でも私、術式についてよく分からないんだけど…」
「そこを理解するためにもまずは使ってみないとね!」
「…投げやり」
「五条さんだから…」
とりあえず組手をしようと構えながら考える。今自分の術式について分かっているのはどうやら火が関係しているらしい事と煙も対象ということ。
もはや何も分かっていないに等しいのだがちらりと恵に目を向けると諦めたような顔をしていた。
少し考えてジッポに火をつける。
「…やけどしないかなって思ったけど悟だしいっか」
「酷いよ伊織、どうせ当たらないけど少しは気にしよう?」
「どーせって…」
悟との組手は恵と2対1でも厳しくていつも負けるし気が付くといつも地面に転がされるか関節を極められているから受け身ばかり上手くなった。
「伊織の術式は解釈次第で色々出来そうだよね。呪力の制御も上手くなってきたしとりあえず術式ありで組手してみる?」
「術式ありって俺もですか」
「恵はダメ〜。式神出しても今の伊織と連携とれないでしょ」
「でも私、術式についてよく分からないんだけど…」
「そこを理解するためにもまずは使ってみないとね!」
「…投げやり」
「五条さんだから…」
とりあえず組手をしようと構えながら考える。今自分の術式について分かっているのはどうやら火が関係しているらしい事と煙も対象ということ。
もはや何も分かっていないに等しいのだがちらりと恵に目を向けると諦めたような顔をしていた。
少し考えてジッポに火をつける。
「…やけどしないかなって思ったけど悟だしいっか」
「酷いよ伊織、どうせ当たらないけど少しは気にしよう?」
「どーせって…」
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