2人の生活
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稽古を付けると言われて悟と共に高専のグラウンドに行くと機嫌の悪そうな男の子が居た。あれが一緒に稽古を受けるもう1人なのだろうか。
「遅刻ですよ、五条さん」
「ごめんごめん」
…きっといつもの事なんだろうな。
「恵、今日から一緒に稽古する伊織だよ。同級生だし一緒に高専行くんだから仲良くね」
「浅倉伊織です、よろしくお願いします」
「伏黒恵…よろしく」
「ちなみに伊織は呪術についてなーんにも知らないからサポートしてあげてね」
「なんにも?」
不可解そうに眉をひそめた伏黒君と目が合う。どう返せばいいか分からず小さく首肯すると彼は1つため息をついた。
「…分かりましたよ」
「なんか、ごめんね?」
「いや、いい。この人はこういう人だ」
私に対してと言うよりは悟に対して色々思うところがあるらしい。2人は長い付き合いなのだろうか、少し気になるがそれよりも今日の目的を果たすのが先だろうと悟に向き合う。
「悟、稽古って何するの?」
「とりあえず…恵と伊織、今から僕と組手しよっか、2対1でね」
組手ってことは…
「私喧嘩とか空手とかやったことない」
「いーからいーから。とりあえずかかってきなさい」
ねえ悟。
そういうのなんて言うか知ってる?
無理ゲーって言うんだよ。
「遅刻ですよ、五条さん」
「ごめんごめん」
…きっといつもの事なんだろうな。
「恵、今日から一緒に稽古する伊織だよ。同級生だし一緒に高専行くんだから仲良くね」
「浅倉伊織です、よろしくお願いします」
「伏黒恵…よろしく」
「ちなみに伊織は呪術についてなーんにも知らないからサポートしてあげてね」
「なんにも?」
不可解そうに眉をひそめた伏黒君と目が合う。どう返せばいいか分からず小さく首肯すると彼は1つため息をついた。
「…分かりましたよ」
「なんか、ごめんね?」
「いや、いい。この人はこういう人だ」
私に対してと言うよりは悟に対して色々思うところがあるらしい。2人は長い付き合いなのだろうか、少し気になるがそれよりも今日の目的を果たすのが先だろうと悟に向き合う。
「悟、稽古って何するの?」
「とりあえず…恵と伊織、今から僕と組手しよっか、2対1でね」
組手ってことは…
「私喧嘩とか空手とかやったことない」
「いーからいーから。とりあえずかかってきなさい」
ねえ悟。
そういうのなんて言うか知ってる?
無理ゲーって言うんだよ。