2人の生活
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結局、授業を抜け出して校舎裏でタバコを咥えながらぼーっとする。
少し遠くから苦しそうな呪霊の声が聞こえてきたのは無視した。
私が火を持つと呪霊は逃げていく。
これが私の術式だと思うけどこの2ヶ月、悟は呪術について何も言わないし私も聞かなかった。
一緒に暮らして分かったのは悟はとても多忙だということ、そしてデリカシーが無い。
呪術について何も言ってこないのは悟なりに考えがあるのだろうけどあいにくそれを察せられるほど私は器用じゃないし言ってくれないと分からない。
少し考えてスマホを取り出して悟に
メッセージを入れる。
『聞きたいことがあるんだけどいい?』
『どうしたの?』
『てか今授業中でしょ、サボり?』
『いけないんだー』
『ごめん、1人になりたくて』
『私が火を持ってると呪霊が逃げていくんだけど、これって術式ってやつと関係あったりする?』
『なんだ、気付いてたの?』
『なんとなくそうかなーって』
『伊織の家、キャンドルだらけだったもんね』
やっぱりそうなんだ。
じゃあこの力を使えば逃げていくだけの呪霊を祓う事ができるのだろうか。
というか私にそんなことできるのか?
『ま、詳しくはまた話そう。授業はちゃんと頑張って出るんだよ』
少し遠くから苦しそうな呪霊の声が聞こえてきたのは無視した。
私が火を持つと呪霊は逃げていく。
これが私の術式だと思うけどこの2ヶ月、悟は呪術について何も言わないし私も聞かなかった。
一緒に暮らして分かったのは悟はとても多忙だということ、そしてデリカシーが無い。
呪術について何も言ってこないのは悟なりに考えがあるのだろうけどあいにくそれを察せられるほど私は器用じゃないし言ってくれないと分からない。
少し考えてスマホを取り出して悟に
メッセージを入れる。
『聞きたいことがあるんだけどいい?』
『どうしたの?』
『てか今授業中でしょ、サボり?』
『いけないんだー』
『ごめん、1人になりたくて』
『私が火を持ってると呪霊が逃げていくんだけど、これって術式ってやつと関係あったりする?』
『なんだ、気付いてたの?』
『なんとなくそうかなーって』
『伊織の家、キャンドルだらけだったもんね』
やっぱりそうなんだ。
じゃあこの力を使えば逃げていくだけの呪霊を祓う事ができるのだろうか。
というか私にそんなことできるのか?
『ま、詳しくはまた話そう。授業はちゃんと頑張って出るんだよ』