銀魂
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「おはよう。動けますか?」
「ふわぁぁ...はい」
おかゆを食べてまた眠ったあと、まだしょうようせんせいは座っていた。体はだるいけど、立てる。ふすまから見えた外はオレンジいろで、わたしはまた長く眠っていたとせんせいが教えてくれた。いつの間にかボロボロだった着物も替えられていて、青緑いろのキレイなのを着ている。あれ?いつの間に。
せんせいに手をひかれて、おふろ場にやってきた。
「君は...もうかさぶたの痕も無くなっている」
着物をぬいでせんせいがほうたいを取ったら、少しだけおどろいてた。
わたしはパパと同じくらいケガがすぐ治っていた。せんせいに言うと、そうですか、とクスリと笑われた。
せんせいも服をぬいで、一緒にシャワーをあびた。何度も何度もあたまを洗ってくれて、それが終わるのをじっと待った。その間、せんせいはこの寺子屋のことを教えてくれた。みんなわたしより歳上で、たまに兄弟が遊びに来るくらい。わたしが1番子どもだった。
おふろから上がるとまた青緑の着物をきて、髪のけを乾かす。
次はみんなの所へ行きましょうと手をつないだ。せんせいの手は、とても大きくて柔らかい。
☆☆☆
「ここは道場といって、皆立派な侍になる修行をしています」
ちょっと歩いて、道場と書いてあるおおきな部屋についた。
そこではみんな、パパやママを傷つけたのと同じ、刀とかたちが似た棒をもっていた。すこし怖くて1歩下がると、せんせいは背中をぽんぽんしてくる。ちょっとだけマシになって、傍にあったせんせいの服をぎゅっと掴んだ。
せんせいがいることに気付いた何人かがやってきて、銀いろのもじゃもじゃと、ポニーテールと、紫いろの髪の人。ポニーテールは、おへやにご飯を持ってきた人だ。
「丁度良かった。君達に任せようと思っていた所だったんですよ」
「へぇ〜、コイツがお前らの言ってたガキか」
「そうだ」
「前より顔色が良くなってますね先生」
「勿論、私が面倒を見ましたから」
3人がわたしをじっと見てきた。やっぱり、どうしても怖くてせんせいの後ろから出れなかった。
「おやおや」
「嫌われてしまったようだな」
「コイツの目付きが悪ぃからだろ」
「てめぇ...俺のせいにすんじゃねぇ」
「...どうしたんですか?」
「か、刀がこわい...です」
少し怯えた様子の少女を前に、坂田銀時、高杉晋助、桂小太郎の3人はキョドった。刀に恐怖心となれば、と小太郎が察し、彼が最初に竹刀を背中に隠した。それを見た2人が真似をして、少女の前に竹刀が無くなる。恐る恐る出てきた彼女を松陽が促すと、「か、歌音です...」と恥ずかしそうに言った。この寺子屋に幼い子は1人2人と数えるくらい、それも松下村塾に通う生徒の兄弟である。
「基本私が面倒を見ますが、頼む事があるかもしれません。その時は何分、よろしくお願いしますね」
「おう」
「あぁ」
「はい」
「ふわぁぁ...はい」
おかゆを食べてまた眠ったあと、まだしょうようせんせいは座っていた。体はだるいけど、立てる。ふすまから見えた外はオレンジいろで、わたしはまた長く眠っていたとせんせいが教えてくれた。いつの間にかボロボロだった着物も替えられていて、青緑いろのキレイなのを着ている。あれ?いつの間に。
せんせいに手をひかれて、おふろ場にやってきた。
「君は...もうかさぶたの痕も無くなっている」
着物をぬいでせんせいがほうたいを取ったら、少しだけおどろいてた。
わたしはパパと同じくらいケガがすぐ治っていた。せんせいに言うと、そうですか、とクスリと笑われた。
せんせいも服をぬいで、一緒にシャワーをあびた。何度も何度もあたまを洗ってくれて、それが終わるのをじっと待った。その間、せんせいはこの寺子屋のことを教えてくれた。みんなわたしより歳上で、たまに兄弟が遊びに来るくらい。わたしが1番子どもだった。
おふろから上がるとまた青緑の着物をきて、髪のけを乾かす。
次はみんなの所へ行きましょうと手をつないだ。せんせいの手は、とても大きくて柔らかい。
☆☆☆
「ここは道場といって、皆立派な侍になる修行をしています」
ちょっと歩いて、道場と書いてあるおおきな部屋についた。
そこではみんな、パパやママを傷つけたのと同じ、刀とかたちが似た棒をもっていた。すこし怖くて1歩下がると、せんせいは背中をぽんぽんしてくる。ちょっとだけマシになって、傍にあったせんせいの服をぎゅっと掴んだ。
せんせいがいることに気付いた何人かがやってきて、銀いろのもじゃもじゃと、ポニーテールと、紫いろの髪の人。ポニーテールは、おへやにご飯を持ってきた人だ。
「丁度良かった。君達に任せようと思っていた所だったんですよ」
「へぇ〜、コイツがお前らの言ってたガキか」
「そうだ」
「前より顔色が良くなってますね先生」
「勿論、私が面倒を見ましたから」
3人がわたしをじっと見てきた。やっぱり、どうしても怖くてせんせいの後ろから出れなかった。
「おやおや」
「嫌われてしまったようだな」
「コイツの目付きが悪ぃからだろ」
「てめぇ...俺のせいにすんじゃねぇ」
「...どうしたんですか?」
「か、刀がこわい...です」
少し怯えた様子の少女を前に、坂田銀時、高杉晋助、桂小太郎の3人はキョドった。刀に恐怖心となれば、と小太郎が察し、彼が最初に竹刀を背中に隠した。それを見た2人が真似をして、少女の前に竹刀が無くなる。恐る恐る出てきた彼女を松陽が促すと、「か、歌音です...」と恥ずかしそうに言った。この寺子屋に幼い子は1人2人と数えるくらい、それも松下村塾に通う生徒の兄弟である。
「基本私が面倒を見ますが、頼む事があるかもしれません。その時は何分、よろしくお願いしますね」
「おう」
「あぁ」
「はい」