ドラゴンボール
夢主設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
あ、武舞台がボッコボコになってる...。
悟空に抱えられて戻っているのだが、まず目に入ったのは凹凸の目立つ闘技場だった。うーんひどい。語彙力も壊滅級である。
自分のブレザーに視線を落とすと、ほつれや破れが目立った。結構前の事だけど、教頭に追加の制服頼んでおいてよかった。
観覧席へ戻るとシン様が「歌音さんナイスファイトでした」とお声をかけてくださる。親善試合の時もいらっしゃったので知っていると思うが、マヤさんの時も然りまた引き分けで申し訳ないです。
そういえば、ブラックの件からシン様と仲良くなり初めている気がする。まあ神様と親睦を深めるのに悪いことはないよね。
すると「歌音さんお強いんですね!」と空気を読んでいるのか読んでいないのか、多分後者だけどサタンさんが私の両手を握りながら言った。苦笑いが顔に出てしまったがありがとうございますと返しておいた。
今になって全王様からのお言葉と力の大会についての狙いが説明された。
「前から全王様は宇宙が多すぎる、とぼやいておられました」
“丁度良かったので、選手が全員負けた宇宙は『消して』頂く事に決定しています”
まじか、そんな理由で負けたら消されるなんて。
神々がどよめきも聞こえる。
一応出場する籍である第1の観覧席へ目を向けると、暗くてシルエットしか分からないが界王神様と破壊神様は少し焦っているようだった。出場免除されていたのにわざわざ私達を出そうとするから...。
そういえば第1の神様って見たことないけど、なんか...ス●モみたいな形...。
「ですが、今回出場免除の第1宇宙からはコッペリオンの皆さんが出場されます。これは例外とし、全員が武舞台から落ちても消滅はされません。何せ人間レベルが1番高い宇宙ですからね」
ええ、よかった...とほっと胸を撫で下ろす。すると近くにいたビルス様から両肩を掴まれて揺さぶられ、悟空からは顎が外れそうほど口を開いた顔で見られた。
「な、何だと~!?」
「おめぇも出場すんのか!?」
「ぐっぐえぇ、一応第1で...」
ビルス様によって首がガックンガックンする。あぁぁ脳みそシェイクやめてぇぇぇぇ...。
「あのぉ、もし宇宙が消滅したら我々神はどうなるのですか?」
「もちろん、天使以外は消滅です」
と、何の躊躇いもなく大神官様は言い放つ。
ビルス様がウイスさんにずんずん詰め寄るが、彼はそっぽを向いて「ビルス様とは格が違いますからねぇ」と言いのけた。さすが大神官様のご子息だ。
愕然とした空気の中、第3試合出場者が呼び出される。とても続けられる雰囲気では無い気がするが。
第三者目線で考えると全ての元凶である悟空はケロっとした顔で武舞台へ上がっている。最後の相手は青い狼、ベルガモさんだ。
この戦いは長くなるだろう、ボロボロになったブレザーを膝掛け代わりにして座った。
そういえば、気にしなければ大丈夫なレベルまで気分の悪さはどこかへ飛んでいたようだ。慣れたのかもしれない。
悟空に抱えられて戻っているのだが、まず目に入ったのは凹凸の目立つ闘技場だった。うーんひどい。語彙力も壊滅級である。
自分のブレザーに視線を落とすと、ほつれや破れが目立った。結構前の事だけど、教頭に追加の制服頼んでおいてよかった。
観覧席へ戻るとシン様が「歌音さんナイスファイトでした」とお声をかけてくださる。親善試合の時もいらっしゃったので知っていると思うが、マヤさんの時も然りまた引き分けで申し訳ないです。
そういえば、ブラックの件からシン様と仲良くなり初めている気がする。まあ神様と親睦を深めるのに悪いことはないよね。
すると「歌音さんお強いんですね!」と空気を読んでいるのか読んでいないのか、多分後者だけどサタンさんが私の両手を握りながら言った。苦笑いが顔に出てしまったがありがとうございますと返しておいた。
今になって全王様からのお言葉と力の大会についての狙いが説明された。
「前から全王様は宇宙が多すぎる、とぼやいておられました」
“丁度良かったので、選手が全員負けた宇宙は『消して』頂く事に決定しています”
まじか、そんな理由で負けたら消されるなんて。
神々がどよめきも聞こえる。
一応出場する籍である第1の観覧席へ目を向けると、暗くてシルエットしか分からないが界王神様と破壊神様は少し焦っているようだった。出場免除されていたのにわざわざ私達を出そうとするから...。
そういえば第1の神様って見たことないけど、なんか...ス●モみたいな形...。
「ですが、今回出場免除の第1宇宙からはコッペリオンの皆さんが出場されます。これは例外とし、全員が武舞台から落ちても消滅はされません。何せ人間レベルが1番高い宇宙ですからね」
ええ、よかった...とほっと胸を撫で下ろす。すると近くにいたビルス様から両肩を掴まれて揺さぶられ、悟空からは顎が外れそうほど口を開いた顔で見られた。
「な、何だと~!?」
「おめぇも出場すんのか!?」
「ぐっぐえぇ、一応第1で...」
ビルス様によって首がガックンガックンする。あぁぁ脳みそシェイクやめてぇぇぇぇ...。
「あのぉ、もし宇宙が消滅したら我々神はどうなるのですか?」
「もちろん、天使以外は消滅です」
と、何の躊躇いもなく大神官様は言い放つ。
ビルス様がウイスさんにずんずん詰め寄るが、彼はそっぽを向いて「ビルス様とは格が違いますからねぇ」と言いのけた。さすが大神官様のご子息だ。
愕然とした空気の中、第3試合出場者が呼び出される。とても続けられる雰囲気では無い気がするが。
第三者目線で考えると全ての元凶である悟空はケロっとした顔で武舞台へ上がっている。最後の相手は青い狼、ベルガモさんだ。
この戦いは長くなるだろう、ボロボロになったブレザーを膝掛け代わりにして座った。
そういえば、気にしなければ大丈夫なレベルまで気分の悪さはどこかへ飛んでいたようだ。慣れたのかもしれない。