ドラゴンボール
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誘導されて掴まったのはウイスさんの首で、あっという間に横抱きにされる。
間もなく想像もできないスピードで圧がかかり、ウイスさんの肩らへんに顔面が埋まった。
恥ずかしさで顔が赤くなるよりも、突然マックスになった恐怖値で真っ青だ。魂も抜けそう。
「うえぇ...早すぎて、意識が...」
「おっほほほ、まだ出発したばかりですよ」
それっきり記憶は途切れ、界王神界へ着いたところで目が覚めた。気絶していたらしい。
「時間ギリッギリすぎるぞ!もっと近い所にいろ!」
「そんな無茶な...」
ぷんぷん怒っているビルス様はすぐ理不尽なことを言ってくる。ウイスさんがめちゃくちゃ頑張ってくれたおかげでちょっと早くついたようだが、それも1分とか2分なのでどのみち遅れそうなのには変わりない。
全覧試合の出場選手は3人だと聞いていたので辺りを見回すと、悟空とブウさんとサタンさんがいる。多分サタンさんはブウさんの付き添いだろうか、このメンバーなら若干の心配はあるが大丈夫そうだ。
シン様の”カイカイ”という呪文で宮殿へと瞬間移動する。私達を待っていた大神官様の案内で中に入ると、第9宇宙のメンバーと初めて対面した。彼らは3人とも狼の様な見た目で、性格も随分獣臭そうな感じだ。
次に会場へ移動すると全ての宇宙の界王神と破壊神、天使が集っている。すると、神様が多すぎて膨大な量の生体反応とプレッシャーを感じてしまい、だんだんと気分が悪くなってきた。ぐぇぇ、何だか乗り物酔いに似てる気がする...。この中で1番反応が小さいサタンさんの生体反応が全く感じられなくなった。感知機能がバグってきてる。
大神官様の説明が始まったのだがあまり集中して聞けない上に、全王様が出てこられてから更に気持ちが悪くなる。
ここまで神が集まると、感知しなくても身体に情報が入ってきてしまうらしい。そんなこと初めて知ったよ...。
「うっ...」
「歌音さん、どこか具合が悪いのですか?」
「す、すみません...ちょっとムリ...」
「オイオイ嘘だろ、試合の前に体調を崩したのか」
事情を説明してから座り込む。時間が経ったら慣れていくのではないかとウイスさんがまとめてくれたが、本当にそうなってくれるのを祈るしかない。
間もなくして1番手ブウさんの試合が始まった。2番手は私、3番手大トリが悟空のようだ。
相手は赤い狼でバジルだと声高に名乗っている。始まった瞬間にブウさんは蹴飛ばされ、バジルさんは勝てるぞと高笑いをする。気が大きくなった第9の界王神は大分下品な声でマウントをとり始めた。
「その弱っちいピンクなどトリオ・デ・デンジャーズ、バジルが叩き落とすわァ!」
トリオ...なんだ?名前ダサ。
悟空が言うには、あのグループ狼の気が感じられないらしい。悟空達からすると位置が分からないし相手の強さもあやふやで戦いずらいのだ。私も感知機能がイカれているので全く同じである。
暫くブウさんも笑顔を見せながら闘いをしていたのだが、バジルさんの攻撃で瓦礫がサタンさんに当たってから試合の流れは変わった。気絶した彼を見るとブウさんが本気で怒ってしまい、猛攻が始まる。
ドーピングのようなものを飲んでパワーアップしたバジルさんに苦戦したが、最後はブウさんのかめはめ波に似た気弾で勝利した。
第9の界王神様はとても狼狽えている。
はしゃごうとして「やっ...!」と言いかけた矢先に吐き気がやってきてしまい、口元を抑えて耐えていると心配した悟空が背中をさすってくれた。君優しいね。軽くハイタッチをしておいた。
「おいウイス、こいつの体調不良どうにか出来ないのか」
「こればっかりはどうにも出来ませんねぇ」
「さっきよりはマシになったので何とか...」
「それでは第2試合、出場者は武舞台へ上がってください」
間もなく想像もできないスピードで圧がかかり、ウイスさんの肩らへんに顔面が埋まった。
恥ずかしさで顔が赤くなるよりも、突然マックスになった恐怖値で真っ青だ。魂も抜けそう。
「うえぇ...早すぎて、意識が...」
「おっほほほ、まだ出発したばかりですよ」
それっきり記憶は途切れ、界王神界へ着いたところで目が覚めた。気絶していたらしい。
「時間ギリッギリすぎるぞ!もっと近い所にいろ!」
「そんな無茶な...」
ぷんぷん怒っているビルス様はすぐ理不尽なことを言ってくる。ウイスさんがめちゃくちゃ頑張ってくれたおかげでちょっと早くついたようだが、それも1分とか2分なのでどのみち遅れそうなのには変わりない。
全覧試合の出場選手は3人だと聞いていたので辺りを見回すと、悟空とブウさんとサタンさんがいる。多分サタンさんはブウさんの付き添いだろうか、このメンバーなら若干の心配はあるが大丈夫そうだ。
シン様の”カイカイ”という呪文で宮殿へと瞬間移動する。私達を待っていた大神官様の案内で中に入ると、第9宇宙のメンバーと初めて対面した。彼らは3人とも狼の様な見た目で、性格も随分獣臭そうな感じだ。
次に会場へ移動すると全ての宇宙の界王神と破壊神、天使が集っている。すると、神様が多すぎて膨大な量の生体反応とプレッシャーを感じてしまい、だんだんと気分が悪くなってきた。ぐぇぇ、何だか乗り物酔いに似てる気がする...。この中で1番反応が小さいサタンさんの生体反応が全く感じられなくなった。感知機能がバグってきてる。
大神官様の説明が始まったのだがあまり集中して聞けない上に、全王様が出てこられてから更に気持ちが悪くなる。
ここまで神が集まると、感知しなくても身体に情報が入ってきてしまうらしい。そんなこと初めて知ったよ...。
「うっ...」
「歌音さん、どこか具合が悪いのですか?」
「す、すみません...ちょっとムリ...」
「オイオイ嘘だろ、試合の前に体調を崩したのか」
事情を説明してから座り込む。時間が経ったら慣れていくのではないかとウイスさんがまとめてくれたが、本当にそうなってくれるのを祈るしかない。
間もなくして1番手ブウさんの試合が始まった。2番手は私、3番手大トリが悟空のようだ。
相手は赤い狼でバジルだと声高に名乗っている。始まった瞬間にブウさんは蹴飛ばされ、バジルさんは勝てるぞと高笑いをする。気が大きくなった第9の界王神は大分下品な声でマウントをとり始めた。
「その弱っちいピンクなどトリオ・デ・デンジャーズ、バジルが叩き落とすわァ!」
トリオ...なんだ?名前ダサ。
悟空が言うには、あのグループ狼の気が感じられないらしい。悟空達からすると位置が分からないし相手の強さもあやふやで戦いずらいのだ。私も感知機能がイカれているので全く同じである。
暫くブウさんも笑顔を見せながら闘いをしていたのだが、バジルさんの攻撃で瓦礫がサタンさんに当たってから試合の流れは変わった。気絶した彼を見るとブウさんが本気で怒ってしまい、猛攻が始まる。
ドーピングのようなものを飲んでパワーアップしたバジルさんに苦戦したが、最後はブウさんのかめはめ波に似た気弾で勝利した。
第9の界王神様はとても狼狽えている。
はしゃごうとして「やっ...!」と言いかけた矢先に吐き気がやってきてしまい、口元を抑えて耐えていると心配した悟空が背中をさすってくれた。君優しいね。軽くハイタッチをしておいた。
「おいウイス、こいつの体調不良どうにか出来ないのか」
「こればっかりはどうにも出来ませんねぇ」
「さっきよりはマシになったので何とか...」
「それでは第2試合、出場者は武舞台へ上がってください」