ドラゴンボール
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「歌音!歌音しっかりして!」
「も、戻った!戻ったから!」
一応正気を取り戻せた。ブルマが私の肩を強く揺すってくれていたからである。ちなみにがっくんがっくん脳みそがシェイクされていたし、ベジータに放り投げられた時背面で着地していたので背中が痛かった。
地球に帰ってくると、未来のマイと小さいマイちゃんが初めて対面しているなんとも不思議な光景が出来上がった。2人とも不思議そうにお互いを見つめている。この小さいマイちゃんがこんなに美人に成長するなんて、これからの成長が楽しみだなぁ。
あ!あっちでやるつもりだったけど忘れてた!未来の私、追悼するよ。安らかに眠っておくれ、歌音おつかれ様と念じながら暗くなった空を見上げた。
そこへビルス様とウイスさん、界王神様達がやってきた。ゴワス様はビルス様に頭を下げており、シン様は突き飛ばされて助かった礼を私へ言ってきた。取り敢えず謙虚な対応をしておこう。
「なぁブルマ、タイムマシンもう1回使えっか?」
「ええ、丁度1往復分あるわよ」
「悟空さん、僕もついて行きます」
「おう!歌音も来いよ、全ちゃんお前の事気に入ってたかんな!」
「え”っ」
こ、これから全王様の所へ何しに行くんだよ...。
仕方ないよとでも言いたげな顔でトランクスくんは肩を叩いてくる。何なんだこのやろう!
再度未来へ行くとさっきまでの酷い世界とはうってかわって、モノクロの世界に虹色の結晶が光る綺麗な景色になっていた。
ふわふわと浮いている全王様に悟空が話しかけて「いいよー」と着いてきた全王様は、私を見ると目の前でくるっと方向を変えた。恐る恐る腕を巻き付けると一言、「いいのね」。トランクスくんが隣で吹き出した。
帰りのタイムマシン内では誰も喋らなかった。あの悟空でさえ口を開かないほど空気がアレ、重すぎ。
地球へ移動した。私が抱えている全王様を見るとビルス様とウイスさんはぎょっとした表情でこちらを見てくる。走ってくるビルス様に続いて、割と早歩きでウイスさんもやってきた。2人ともどうして私が人形のように全王様を抱いているのかが分からないみたいだ。私も分かんないけど成り行きだから助けてください。
そしてビルス様が全王様に挨拶をし始めた隙に、神様ウイス様どうにかしてくれませんか!と彼に視線を向けた。しかし''無理です''と言わんばかりに視線を逸らされる。
正直泣きそうになった。
「なぁ界王神様!連れてってくれよ!」
☆☆☆
大神官様と言う方に案内されているのだが、物珍しそうに私と腕の中の全王様を見ている。この建物の威圧感といい、抱いている全王様と大神官様の生体反応でいつ気を失ってもおかしくない。大きすぎて生体反応が勝手に流れ込んでくるのだ。
大人しい全王様を見て、大神官様が「歌音さんの腕の中が居心地が良いのでしょうね」とおっしゃると、全王様は「うん!この枕も気持ちいいのね!」と後頭部で私の胸をぱふぱふした。全く悪気のない無邪気な顔で。半分飛びかけていた意識が戻ってきた。
横では、悟空が「それおっ」といいかけた所で界王神様が悟空の口を塞ぐファインプレー、反対側をちらっと見ると、ウイスさんは顔を背けて笑いを堪えていた。
シュールな絵面だなァ!
しばらくして、全王様は途中から自分で歩きたくなったのか腕からするっと抜け出る。その拍子に頭が顎に当たって変な声が出たのは滅多にない経験となった。ちなみに全王様の頭は思っていたよりも少し硬い。
「も、戻った!戻ったから!」
一応正気を取り戻せた。ブルマが私の肩を強く揺すってくれていたからである。ちなみにがっくんがっくん脳みそがシェイクされていたし、ベジータに放り投げられた時背面で着地していたので背中が痛かった。
地球に帰ってくると、未来のマイと小さいマイちゃんが初めて対面しているなんとも不思議な光景が出来上がった。2人とも不思議そうにお互いを見つめている。この小さいマイちゃんがこんなに美人に成長するなんて、これからの成長が楽しみだなぁ。
あ!あっちでやるつもりだったけど忘れてた!未来の私、追悼するよ。安らかに眠っておくれ、歌音おつかれ様と念じながら暗くなった空を見上げた。
そこへビルス様とウイスさん、界王神様達がやってきた。ゴワス様はビルス様に頭を下げており、シン様は突き飛ばされて助かった礼を私へ言ってきた。取り敢えず謙虚な対応をしておこう。
「なぁブルマ、タイムマシンもう1回使えっか?」
「ええ、丁度1往復分あるわよ」
「悟空さん、僕もついて行きます」
「おう!歌音も来いよ、全ちゃんお前の事気に入ってたかんな!」
「え”っ」
こ、これから全王様の所へ何しに行くんだよ...。
仕方ないよとでも言いたげな顔でトランクスくんは肩を叩いてくる。何なんだこのやろう!
再度未来へ行くとさっきまでの酷い世界とはうってかわって、モノクロの世界に虹色の結晶が光る綺麗な景色になっていた。
ふわふわと浮いている全王様に悟空が話しかけて「いいよー」と着いてきた全王様は、私を見ると目の前でくるっと方向を変えた。恐る恐る腕を巻き付けると一言、「いいのね」。トランクスくんが隣で吹き出した。
帰りのタイムマシン内では誰も喋らなかった。あの悟空でさえ口を開かないほど空気がアレ、重すぎ。
地球へ移動した。私が抱えている全王様を見るとビルス様とウイスさんはぎょっとした表情でこちらを見てくる。走ってくるビルス様に続いて、割と早歩きでウイスさんもやってきた。2人ともどうして私が人形のように全王様を抱いているのかが分からないみたいだ。私も分かんないけど成り行きだから助けてください。
そしてビルス様が全王様に挨拶をし始めた隙に、神様ウイス様どうにかしてくれませんか!と彼に視線を向けた。しかし''無理です''と言わんばかりに視線を逸らされる。
正直泣きそうになった。
「なぁ界王神様!連れてってくれよ!」
☆☆☆
大神官様と言う方に案内されているのだが、物珍しそうに私と腕の中の全王様を見ている。この建物の威圧感といい、抱いている全王様と大神官様の生体反応でいつ気を失ってもおかしくない。大きすぎて生体反応が勝手に流れ込んでくるのだ。
大人しい全王様を見て、大神官様が「歌音さんの腕の中が居心地が良いのでしょうね」とおっしゃると、全王様は「うん!この枕も気持ちいいのね!」と後頭部で私の胸をぱふぱふした。全く悪気のない無邪気な顔で。半分飛びかけていた意識が戻ってきた。
横では、悟空が「それおっ」といいかけた所で界王神様が悟空の口を塞ぐファインプレー、反対側をちらっと見ると、ウイスさんは顔を背けて笑いを堪えていた。
シュールな絵面だなァ!
しばらくして、全王様は途中から自分で歩きたくなったのか腕からするっと抜け出る。その拍子に頭が顎に当たって変な声が出たのは滅多にない経験となった。ちなみに全王様の頭は思っていたよりも少し硬い。