ドラゴンボール
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「ザマスが近くまで来てる!私が時間を稼ぐから、」
「いいえ、私に任せて」
「えっ!?」
なんと私の言葉遮ったのはブルマだった。意外すぎて彼女を見ると、固い意思の決まった顔だった。どうやら時間稼ぎができる秘策があるらしい。予想出来ないので少し心配である。念のためにマイが持っている小型の銃を借り、シェルター近くの瓦礫に身を潜めた。
ブルマがずんずん歩いていくと、ザマスもゆっくり降りてくる。
さて、ブルマの言う秘策とは...
「ザマス様ぁ~うっふ~ん♡」
えっ
「世界を自分で作っちゃうなんてぇ、スケールおっきぃ~!」
秘策って...
「もし神様の奥さんになったら、どんな願いも叶っちゃったりする~?」
さすがブルマだ...
「あぁ~ん、私、イケナイ恋に落ちちゃいそ~~♡」
「...」
ザマスの顔はそれはもう恐ろしかった。
恐怖で気絶したブルマが胸ぐらを掴まれて持ち上げられる。トドメの攻撃をされる前に瓦礫から身を乗り出し、ザマスの顔に照準を当てて発砲した。
パァンという乾いた音と共にザマスのこめかみへ銃弾がめり込む。腕は落ちていないようだな。反対側へ貫通していき、頭の傷口は秒で塞がった。
手にジーンと響く感覚が残っている。
「神であり不死身である私にそんなものが効く訳が無いだろう。学習能力の無い奴だな」
酷いディスられ方をしたが、ぽいとブルマを投げたザマスは嘲笑しながらこちらを向く。
一応ブルマから気をそらす作戦は、
「(上手くいった)」
「まあいい、あの様な人間など何時でも始末できる」
「そう言えばいくら痛めつけても死にはしなかった貴様に興味を持ったことがあった。貴様らコッペリオンは愚かな人間に作られた人間、いや人形らしいな」
「っ!!違う、人形じゃない...!」
「では何だ。貴様は醜い人間だとでも言うのか?」
「私は、私は...」
私は、一体何なんだ?
人間に作られた、人形?それとも人間?
いや違う。コッペリオンは新人類なのだ。少なくとも人間と同じではない。それは、私達コッペリオンの人間に対する嫌悪感から生まれた共通認識。だって、記憶の人間達はいつでもクズなのだから。
「違う...人間じゃない...」
銃を持つ両手がふるふると震えた。
「貴様の奥底に眠っているモノは人間に対する憎悪。そう、私達と同じだ」
「貴様が人間と人形、どちらも嫌だと言うのなら私についてこい。この私と等しい地位、神へと導いてやる」
「今の貴様は孫悟空達の仲間だ。私を一度倒せたその実力があれば、奇襲なりで奴らを簡単に始末できる。そうすれば貴様を苦しめる悪も私達で消せる。もう悩むことは無い。宇宙は私達のものだ」
「いいえ、私に任せて」
「えっ!?」
なんと私の言葉遮ったのはブルマだった。意外すぎて彼女を見ると、固い意思の決まった顔だった。どうやら時間稼ぎができる秘策があるらしい。予想出来ないので少し心配である。念のためにマイが持っている小型の銃を借り、シェルター近くの瓦礫に身を潜めた。
ブルマがずんずん歩いていくと、ザマスもゆっくり降りてくる。
さて、ブルマの言う秘策とは...
「ザマス様ぁ~うっふ~ん♡」
えっ
「世界を自分で作っちゃうなんてぇ、スケールおっきぃ~!」
秘策って...
「もし神様の奥さんになったら、どんな願いも叶っちゃったりする~?」
さすがブルマだ...
「あぁ~ん、私、イケナイ恋に落ちちゃいそ~~♡」
「...」
ザマスの顔はそれはもう恐ろしかった。
恐怖で気絶したブルマが胸ぐらを掴まれて持ち上げられる。トドメの攻撃をされる前に瓦礫から身を乗り出し、ザマスの顔に照準を当てて発砲した。
パァンという乾いた音と共にザマスのこめかみへ銃弾がめり込む。腕は落ちていないようだな。反対側へ貫通していき、頭の傷口は秒で塞がった。
手にジーンと響く感覚が残っている。
「神であり不死身である私にそんなものが効く訳が無いだろう。学習能力の無い奴だな」
酷いディスられ方をしたが、ぽいとブルマを投げたザマスは嘲笑しながらこちらを向く。
一応ブルマから気をそらす作戦は、
「(上手くいった)」
「まあいい、あの様な人間など何時でも始末できる」
「そう言えばいくら痛めつけても死にはしなかった貴様に興味を持ったことがあった。貴様らコッペリオンは愚かな人間に作られた人間、いや人形らしいな」
「っ!!違う、人形じゃない...!」
「では何だ。貴様は醜い人間だとでも言うのか?」
「私は、私は...」
私は、一体何なんだ?
人間に作られた、人形?それとも人間?
いや違う。コッペリオンは新人類なのだ。少なくとも人間と同じではない。それは、私達コッペリオンの人間に対する嫌悪感から生まれた共通認識。だって、記憶の人間達はいつでもクズなのだから。
「違う...人間じゃない...」
銃を持つ両手がふるふると震えた。
「貴様の奥底に眠っているモノは人間に対する憎悪。そう、私達と同じだ」
「貴様が人間と人形、どちらも嫌だと言うのなら私についてこい。この私と等しい地位、神へと導いてやる」
「今の貴様は孫悟空達の仲間だ。私を一度倒せたその実力があれば、奇襲なりで奴らを簡単に始末できる。そうすれば貴様を苦しめる悪も私達で消せる。もう悩むことは無い。宇宙は私達のものだ」