ドラゴンボール
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「で、ここの部屋は...」
部屋を出ると私を警戒している2人に出会ったのだが、ブルマさんが髪の毛が逆だった目つきの悪い人に事情を説明しているようだった。凄い悪役顔の人な気が...。すかさず頭を下げると、鼻であしらわれたのを覚えている。怖い人だ。
私を連れて建物内を歩くうちに、ブルマさんと気兼ねなく会話が出来るようになった。呼び捨てしても良いということなのでそうさせてもらおう。
自分の部屋になる場所やその他生活で使っていく部屋を教えてもらっているのだが、天性の方向音痴なので徒歩3分で行ける範囲でないと配置を覚えることが出来ない。これは特殊能力ではなくただの持病だ。
かれこれ十数分も歩き回って口頭で説明されている今では、もうここがどこなのかすらも危うくなってきていた。本当に広い家だなぁ。
「大丈夫?まぁ日に日に覚えればいいわよ」
「う、うん」
「それじゃあベジータ達のところに行きましょ!」
「多分リビングにいるかも」と呟きながら、交差している廊下を曲がった。あ、リビングそっちなのか。
ベジータさんというのはブルマの旦那さんらしい。さっき話してた怖い人だ。
壁を挟んでもひしひしと警戒されていたので、ちょっと心配。目付き悪いし、眉間にはシワが寄っていたし、受け入れて貰えるだろうか。もう1人の道着を着ていた男性は、素っ頓狂にかわいい顔でぱちくりと瞬きをしていた印象がある。しかしこの中で一番のガチムチ体型なので油断は禁物だ。
同性であるブルマは、その場のノリもあってかなり軽く話せたが、特徴しかない男性陣はそうとはいかないと思う。部屋に入って早々、ブルマの旦那さんと目があってしまった。うわぁ怖い。
「は、はじめまして、歌音と申します...」
堅苦しくなるのは仕方ない。
先程ブルマにしたような説明と自己紹介をして、ついでに好きな物と電撃という特殊能力があることを伝えておく。ブルマの雰囲気で”こいつは悪くないよ”感があるのかは分からないが、かなり警戒心は解かれているようだった。名前を教えてもらえたということは、そう捉えても構わないよね。
さっきのベジータさんと息子のトランクスくん、苗字がある孫悟空さんと息子さんの孫悟天くん。悟空さんと悟天くんは見た目がそっくりだ。
頭の中でひたすら名前を復唱していると、悟空さんが口を開いた。
「おめぇ電撃使えるんなら強えんか?」
純粋なキラキラした目で見つめられ、うーんと唸る。戦闘力を測るとかそういうのはやったことが無い。体育の成績は上の下と言ったところだ。
「う〜ん、運動はちょっと得意なくらいかなぁ」
「へぇ」
悟空さん、ずっと道着を着ているし生体反応も結構ある。絶対強い人だ。
部屋を出ると私を警戒している2人に出会ったのだが、ブルマさんが髪の毛が逆だった目つきの悪い人に事情を説明しているようだった。凄い悪役顔の人な気が...。すかさず頭を下げると、鼻であしらわれたのを覚えている。怖い人だ。
私を連れて建物内を歩くうちに、ブルマさんと気兼ねなく会話が出来るようになった。呼び捨てしても良いということなのでそうさせてもらおう。
自分の部屋になる場所やその他生活で使っていく部屋を教えてもらっているのだが、天性の方向音痴なので徒歩3分で行ける範囲でないと配置を覚えることが出来ない。これは特殊能力ではなくただの持病だ。
かれこれ十数分も歩き回って口頭で説明されている今では、もうここがどこなのかすらも危うくなってきていた。本当に広い家だなぁ。
「大丈夫?まぁ日に日に覚えればいいわよ」
「う、うん」
「それじゃあベジータ達のところに行きましょ!」
「多分リビングにいるかも」と呟きながら、交差している廊下を曲がった。あ、リビングそっちなのか。
ベジータさんというのはブルマの旦那さんらしい。さっき話してた怖い人だ。
壁を挟んでもひしひしと警戒されていたので、ちょっと心配。目付き悪いし、眉間にはシワが寄っていたし、受け入れて貰えるだろうか。もう1人の道着を着ていた男性は、素っ頓狂にかわいい顔でぱちくりと瞬きをしていた印象がある。しかしこの中で一番のガチムチ体型なので油断は禁物だ。
同性であるブルマは、その場のノリもあってかなり軽く話せたが、特徴しかない男性陣はそうとはいかないと思う。部屋に入って早々、ブルマの旦那さんと目があってしまった。うわぁ怖い。
「は、はじめまして、歌音と申します...」
堅苦しくなるのは仕方ない。
先程ブルマにしたような説明と自己紹介をして、ついでに好きな物と電撃という特殊能力があることを伝えておく。ブルマの雰囲気で”こいつは悪くないよ”感があるのかは分からないが、かなり警戒心は解かれているようだった。名前を教えてもらえたということは、そう捉えても構わないよね。
さっきのベジータさんと息子のトランクスくん、苗字がある孫悟空さんと息子さんの孫悟天くん。悟空さんと悟天くんは見た目がそっくりだ。
頭の中でひたすら名前を復唱していると、悟空さんが口を開いた。
「おめぇ電撃使えるんなら強えんか?」
純粋なキラキラした目で見つめられ、うーんと唸る。戦闘力を測るとかそういうのはやったことが無い。体育の成績は上の下と言ったところだ。
「う〜ん、運動はちょっと得意なくらいかなぁ」
「へぇ」
悟空さん、ずっと道着を着ているし生体反応も結構ある。絶対強い人だ。