ドラゴンボール
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「ご、悟空さん、マイは、歌音さんは何があったんですか!?」
「悪ぃ、マイは自分の意思で残ったんだ。オラが行った時に歌音もやられちまった」
「トランクス、くん、ごめんねぇ...私のせいで...」
「歌音さん無理しないでください、マイが選んだのなら僕はそれで...」
先程の瞬間移動で力を使い果たしたのか、悟空はその場にズルズルと座り込んだ。ベジータはぴくりとも動かず、呼吸はとても弱々しい。心臓に掠ってないだけ本当によかった。
ビー ビー ビー ビー
「この音、まさか...」
「燃料、足りないてないから、電力で補うよ」
「けんどよぉ、その傷だと...」
「わ、たし、このために着いて、きたんだよ」
「ぅぐっ」ビリリッ
「止血します、包帯巻きますよ」
「あ...ありがとう」
カッターシャツの胸より下のボタンを外すと、顔が少し赤くなっているがあまり見ないようにトランクスくんは配慮してくれて巻いてくれた。しかし電流を流す時はわずかながらも筋肉に力が入るらしい。いつまで経っても腹の出血は止まらず、包帯からも段々と血が滲んできている。
少し時間が経ってくると鮮明な痛みで、意識を保つのも精一杯だった。なんで生きているのか自分でも不思議だ。
シュン
「おい、ベジータ、トランクス、歌音、地球についたぞ!」
「も、むり...」ベシャッ
「歌音さん!」
☆☆☆
上空にあのタイムマシンが現れた。どうやら戻ってこれたようだね。
着地するなりカパッと開いたガラスからは、トランクスに背負われたベジータと悟空が出てきた。
「や、やべぇんだ!歌音を持ち上げようとしたら血が出てきて止まんねぇ!せ、仙豆はどこにあんだ!?」
悟空があの豆を探しに急いでブルマ邸へ入って行く。どんなものかとタイムマシンの中にいる歌音の様子をウイスと見に行った。
「はっ、はっ、」
「これは、思ったよりもひどいですねぇ」
想像を超えた光景だった。タイムマシンの床には血が広い範囲で広がっていて、歌音が腹を押さえている手は真っ赤、時折苦しそうに血を吐き出している。どうやらど真ん中に穴を開けられたようだね。血のむわっとした臭いが立ちこめていた。
「歌音姉ちゃん大丈夫なのか?おい悟天見に行くぜ!」
「う、うん!」
「ダメだ、子どもは来るんじゃない」
いつもよりも僕の低い声に勘づいたらしく、周りの奴らは仙豆はまだかと騒ぎ始めた。
悟空がやっと見つけたらしい豆をサイヤ人3人が食べると傷がどんどん癒えていき、次は歌音だと悟空が豆を1粒持ってきた。しかし、ごぼりと血を吐き出した歌音に関しては食べられそうではない。
この出血量で生きていられるなんて凄いね、僕でも死んじゃってるかもしれないのに。
「悪ぃ、マイは自分の意思で残ったんだ。オラが行った時に歌音もやられちまった」
「トランクス、くん、ごめんねぇ...私のせいで...」
「歌音さん無理しないでください、マイが選んだのなら僕はそれで...」
先程の瞬間移動で力を使い果たしたのか、悟空はその場にズルズルと座り込んだ。ベジータはぴくりとも動かず、呼吸はとても弱々しい。心臓に掠ってないだけ本当によかった。
ビー ビー ビー ビー
「この音、まさか...」
「燃料、足りないてないから、電力で補うよ」
「けんどよぉ、その傷だと...」
「わ、たし、このために着いて、きたんだよ」
「ぅぐっ」ビリリッ
「止血します、包帯巻きますよ」
「あ...ありがとう」
カッターシャツの胸より下のボタンを外すと、顔が少し赤くなっているがあまり見ないようにトランクスくんは配慮してくれて巻いてくれた。しかし電流を流す時はわずかながらも筋肉に力が入るらしい。いつまで経っても腹の出血は止まらず、包帯からも段々と血が滲んできている。
少し時間が経ってくると鮮明な痛みで、意識を保つのも精一杯だった。なんで生きているのか自分でも不思議だ。
シュン
「おい、ベジータ、トランクス、歌音、地球についたぞ!」
「も、むり...」ベシャッ
「歌音さん!」
☆☆☆
上空にあのタイムマシンが現れた。どうやら戻ってこれたようだね。
着地するなりカパッと開いたガラスからは、トランクスに背負われたベジータと悟空が出てきた。
「や、やべぇんだ!歌音を持ち上げようとしたら血が出てきて止まんねぇ!せ、仙豆はどこにあんだ!?」
悟空があの豆を探しに急いでブルマ邸へ入って行く。どんなものかとタイムマシンの中にいる歌音の様子をウイスと見に行った。
「はっ、はっ、」
「これは、思ったよりもひどいですねぇ」
想像を超えた光景だった。タイムマシンの床には血が広い範囲で広がっていて、歌音が腹を押さえている手は真っ赤、時折苦しそうに血を吐き出している。どうやらど真ん中に穴を開けられたようだね。血のむわっとした臭いが立ちこめていた。
「歌音姉ちゃん大丈夫なのか?おい悟天見に行くぜ!」
「う、うん!」
「ダメだ、子どもは来るんじゃない」
いつもよりも僕の低い声に勘づいたらしく、周りの奴らは仙豆はまだかと騒ぎ始めた。
悟空がやっと見つけたらしい豆をサイヤ人3人が食べると傷がどんどん癒えていき、次は歌音だと悟空が豆を1粒持ってきた。しかし、ごぼりと血を吐き出した歌音に関しては食べられそうではない。
この出血量で生きていられるなんて凄いね、僕でも死んじゃってるかもしれないのに。