その後大会に出るメンバーを悟空達が勝手に決めて、悟空、ベジータ、ピッコロさん、ブウさん、モナカさん、私となり、ビルス様もすぐにOKサインを出した。
ちなみにモナカさんとは誰だという話になるが、ビルス様曰く「第7宇宙でボクの次に1番強い」方らしい。生体反応も一般並で強さは全く計り知れないが、緑色のシングレットからでも分かる大きな乳首が特徴だ。


そして今日は待ちに待った運動会！ではなくて親善試合当日です。
ここはシャンパ様とヴァドスさんが用意した名もなき星。速攻目に入ったのは地球には無いお菓子の屋台で、甘党の血がうずくぜ！と阿呆丸出しで悟空と食い漁り、今はエントリー待ちで大人しくしているところです。
あ、出た。私は1番手らしい。相手は黄色いクマ、ボタモさんと言うらしい。意外とかわいい感じだった。
いざ闘技場へ出るとめちゃめちゃ緊張してくる。お互いに向き合うと、ボタモさんは意外とデカかった。それにニタニタ笑っている。試合のコングが鳴り響くと、ボタモさんは意外と俊敏に動き始め、意外にも可愛らしい威嚇をしているっぽかった。いや違う、どうも殴ってくださいと言わんばかりにお腹はガードしていない。
はっはーん？何かあるな？触れないでおこう。
ここまで1歩も動かないでいると「なんだー！ビビってんのかー！」と外野のシャンパ様から挑発される。すると素早い動きでボタモさんが目の前までやってきて拳を突き出してきた。寸止めで鼻ギリッギリに拳があり、風圧で髪の毛がそよぐ。ボタモさんも挑発に乗ってきたようだ。
1歩下がって、私の何倍もある大きな拳に私の手をそっとくっつけた。

「おおっ！？何してんだお前！」

あっボタモさんが初めて喋った。結構チンピラみたいだ。
一気に電撃を解放して、電気を放った。さすがにこのくらいでは、と期待していたがボタモさんはまっ黒焦げになって後ろへ倒れてしまう。レフリーが死んでないことを確認してカウントするが意識は無かったようで、私が勝ってしまった。1試合目にしてはあっさり決着がついてしまったなぁ。
シャンパ様が悔しさで地団駄を踏んでいるのが視界の端に映る。ビルス様の方を向けば、よくやった的なドヤ顔で腕を組んでいた。
次の相手はマヤっていう28歳の殺し屋らしい。


☆☆☆

⚠️オリキャラ

マヤ 28歳
容姿 美形、人型の異星人
性格 ナチュラルドS
能力 相手の記憶やトラウマを無理矢理引っ張り出して脳裏に再生させる。
大きな組織に雇われている殺し屋、同じ殺し屋でもヒットとはだいぶ違う
爪が種族の関係でめちゃくちゃ長い、能力使用によく使う