ドラゴンボール
夢主設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「歌音、ビーデルさ退院しただ!」
そう朝から嬉しそうに電話をかけてきたのはチチさんだった。目が覚めて間もなくかかってきたのでテンションがめちゃくちゃ低かったのだが、それを聞いた途端に頭と目がすんと冴えた。待ってました!
ビーデルさんは赤ちゃんを産んでから暫く入院していたのだ。チチさんによると退院したのはつい先日らしい。実は出産のお見舞いで、入院中にブルマとトランクスと病院を訪れていた。その時赤ちゃんは別室の保育器にいたので、今日初めて様子が見れるのだ。一応女の子というのは聞いている。
午後になり、手土産であるお菓子を持って悟飯さん宅の扉を叩くと、のびのびとした返事とともにビーデルさんが出迎えてくれた。今日は学会が休みなのか悟飯さんも一緒に出てきてくれる。2人に手土産を渡した後、リビングに案内されたので大人しく座っていると、悟飯さんが赤ちゃんを連れてやって来た。
「この子が娘のパンちゃんです!」
「ほ、ほわぁ...」
悟飯さんの腕に抱かれている赤ちゃん、もといパンちゃんはまん丸のおめ目で私を不思議そうに見上げる。なんとも言えない可愛さに間抜けな声が口から出た。
試しにほっぺたをつんつんしてみると、ぷにぷにしていて気持ちいい。見るだけで癒されるなぁ、赤ちゃんって不思議だ。あ、人差し指握られた!可愛いすぎ!
☆☆☆
「抱っこしてあげてください」
と僕が言うと、歌音さんはとても嬉しそうな顔をする。「はい!」と元気よく返事をする歌音さんの腕に優しくパンちゃんを乗せると、ぎこちない手つきで抱っこをした。次第にデレデレと解れていく顔を見るのはとても面白かったです。ビーデルさんも隣で微笑みながらそれを見ていた。
「あ、悟飯さんパンちゃんが笑いました!かわ、可愛い」
「でしょお?」
「ふふふ、歌音ちゃんも可愛い顔になってるわよ〜」
☆☆☆
赤ちゃん特有のふにふにとした感触を支えている左手で感じると、自然とニヤニヤが止まらない。そして軽くもあり重くもある体重は、僅かに私を緊張させた。しかしパンちゃんがふにゃ、と笑うとそんなものはどこかに行って悟飯さんと私は一気にデレる。もう可愛くて仕方が無いのは悟飯さんも同じで、「カメラカメラ!」と言いながら急いでシャッターを切っていた。
まだ首が座っていない時期なのだが、何となくこの子はしっかりしている気がする。人並みに赤ちゃんは抱いたことはあるので間違いでは無いはずだ。これもサイヤ人の血かなぁ。
普段真面目で誠実な印象の悟飯さんがこんな風になるなんてちょっと意外だ。良い育メンパパになりそう。
その後何処からかピッコロさんやサタンさんも帰宅してきて、皆で私の腕の中のパンちゃんを観察する。
その後私がブルマ邸に帰ったのは、空がオレンジ色に染まった夕方だった。スマホの写真もパンちゃんでいっぱいだ。
そう朝から嬉しそうに電話をかけてきたのはチチさんだった。目が覚めて間もなくかかってきたのでテンションがめちゃくちゃ低かったのだが、それを聞いた途端に頭と目がすんと冴えた。待ってました!
ビーデルさんは赤ちゃんを産んでから暫く入院していたのだ。チチさんによると退院したのはつい先日らしい。実は出産のお見舞いで、入院中にブルマとトランクスと病院を訪れていた。その時赤ちゃんは別室の保育器にいたので、今日初めて様子が見れるのだ。一応女の子というのは聞いている。
午後になり、手土産であるお菓子を持って悟飯さん宅の扉を叩くと、のびのびとした返事とともにビーデルさんが出迎えてくれた。今日は学会が休みなのか悟飯さんも一緒に出てきてくれる。2人に手土産を渡した後、リビングに案内されたので大人しく座っていると、悟飯さんが赤ちゃんを連れてやって来た。
「この子が娘のパンちゃんです!」
「ほ、ほわぁ...」
悟飯さんの腕に抱かれている赤ちゃん、もといパンちゃんはまん丸のおめ目で私を不思議そうに見上げる。なんとも言えない可愛さに間抜けな声が口から出た。
試しにほっぺたをつんつんしてみると、ぷにぷにしていて気持ちいい。見るだけで癒されるなぁ、赤ちゃんって不思議だ。あ、人差し指握られた!可愛いすぎ!
☆☆☆
「抱っこしてあげてください」
と僕が言うと、歌音さんはとても嬉しそうな顔をする。「はい!」と元気よく返事をする歌音さんの腕に優しくパンちゃんを乗せると、ぎこちない手つきで抱っこをした。次第にデレデレと解れていく顔を見るのはとても面白かったです。ビーデルさんも隣で微笑みながらそれを見ていた。
「あ、悟飯さんパンちゃんが笑いました!かわ、可愛い」
「でしょお?」
「ふふふ、歌音ちゃんも可愛い顔になってるわよ〜」
☆☆☆
赤ちゃん特有のふにふにとした感触を支えている左手で感じると、自然とニヤニヤが止まらない。そして軽くもあり重くもある体重は、僅かに私を緊張させた。しかしパンちゃんがふにゃ、と笑うとそんなものはどこかに行って悟飯さんと私は一気にデレる。もう可愛くて仕方が無いのは悟飯さんも同じで、「カメラカメラ!」と言いながら急いでシャッターを切っていた。
まだ首が座っていない時期なのだが、何となくこの子はしっかりしている気がする。人並みに赤ちゃんは抱いたことはあるので間違いでは無いはずだ。これもサイヤ人の血かなぁ。
普段真面目で誠実な印象の悟飯さんがこんな風になるなんてちょっと意外だ。良い育メンパパになりそう。
その後何処からかピッコロさんやサタンさんも帰宅してきて、皆で私の腕の中のパンちゃんを観察する。
その後私がブルマ邸に帰ったのは、空がオレンジ色に染まった夕方だった。スマホの写真もパンちゃんでいっぱいだ。