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ドラゴンボール

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夢主
双子の妹

ビルス様はウイス様を呼びつけるが、彼は屋台でお寿司を食べていた。怒り心頭に発しているビルス様を見ても慌てている様子はない。恐らく破壊の範囲外の人物なのだろう。
後ろから子供の声と合体する様な音が聞こえた。

「スーパーヒーローゴテンクス登場!」

またベジータは止めようとするが、ゴテンクスは構わず飛び上がって攻撃を始めてしまった。ビルス様の顔は怒りそのもので、ゴテンクスはしっぺをされてあっさりとデコピンで吹っ飛ばされる。むしろこの程度で済んだのが幸いで、落ちてきたゴテンクスをキャッチしてほっぺたを軽く抓っておいた。

「ごめんなさぁい」


ふわりとピッコロさんと18号さんと天津飯さんが飛んでいった。3人とも静かな怒りを滲ませている。

「地球が無くなるとは聞き捨てならんな」

「いい加減にしな、小さい子もいるんだよ」

「一体何者だ!!」


「知る必要はない、全て破壊する」


3人が同時に攻撃するが全く当たらない。それどころか一瞬で気絶させられて落ちてきた。体を揺さぶるがしっかり気を失っているようだ。これでは暫く起きない。

「18号さん、ピッコロさんと天津飯さんも起きてよぉ」

「チッ、馬鹿共めッ」

ビルス様は未だに上空で待ち構えている。果てのない圧倒的な強さにくらりとした。


「本気で怒ったぞーーー!!!!」

ブウさんが復活し、高速パンチを繰り出すが当たってない。ただならぬ雰囲気に、事情を知らない地球人達はザワザワとし始めた。
その後、悟飯さんまでもが倒されてしまう。こんなに怒らせてしまったのだから、彼を倒さないと助からない。説得は意味が無いだろうし地球が破壊されるまで怒りは収まら無さそう。この際いっちゃえ。

「ベジータごめん」

「や、やめろ!お前は分かっているはずだ!!」


「おや、君も痛い目に合いたいのかい?」

「いえ、地球を失いたくなくて。まあ適うとは微塵も思ってませんよ」

「ほぉ、キミは僕の偉大さを知っていて来るんだね。最初の震えていた時とは大違いだ」

「ありがたきお言葉、嬉しいです!」

電気を含んだ気を放ったがさらっと躱される。
小さく振りかぶったビルス様のパンチを間一髪で避けたが、後ろ髪の一部が動きについてこれなくて欠けてしまった。ひゅっと喉から空気が漏れる。
その動きは読まれていたらしく、ビルス様は目の前へ来ていて「電気は水に弱いよね」と肩を押されて急行下していった。バシャンという音が背中からして、水が皮膚に触れる。
やがて水中に全てが沈むと自分の電気が体を駆け巡った。

ビリビリビリ
「!?ガボッゴボゴボ」
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