ドラゴンボール
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「おぉ!歌音でねぇか!」
「歌音ねえちゃんおかえりなさい!」
「えへへありがとう!」
今日はめでたいブルマの生誕祭。1番にやってきたチチさんと悟天と挨拶がてら世間話が始まる。
ブルマは私が第1宇宙へ戻った事を言っていたらしく、色んな人と顔を合わせる度におかえりコールを頂いた。
この前の帰った日からトランクスとベジータと協力して、船や使用人の手配を始めたらどうにか誕生日までには間に合ったのだ。
「ブルマ!!」
「「「「誕生日おめでとう!!」」」」
豪華客船でのサプライズはブルマに喜んでもらえたようである。
妻の誕生日と言うことでベジータはいるのだが、悟空は界王様の所で修行しているらしくこの場にいない。さすがとしか言い様が無い。
私は気が済むまでご飯を食べて、パーティーの風景をイ●スタにアップした。うん、良い感じに映ている。
ベジータはどこに行ったと生体反応を感知してみると、船の後方にいた。ここは日がめちゃくちゃ当たるので日焼け対策も兼ねて、この後の予定を確認しに行こう。主にビンゴ大会について。
船の裏でベジータを見つけたのだが、1人で何かブツブツ呟いている。冷静では無く、様子がおかしい。
「ベジータ、何かあったの?」
「ッ!?なんだ、歌音か...」
肩をビクつかせながら振り向いたベジータの顔には汗が滲んでいる。そこまで暑くないし、まさか戦いをした訳でもないだろう。それに彼がここまでビビっているなんて、やはり何かあるな。
「な、何があったか教えて」
「ああ...。歌音驚くなよ、今から"破壊神ビルス"が地球にくるらしい」
「...えええ!?」
「やはりお前なら事の重大さがわかるか」
何故知っているのかと言うと、授業で習ったからである。その時に警告もされた。絶対に近寄るなと。
創造を司る界王神に対極する存在で、破壊神の性格にもよるが、大体は躊躇すること無く星や生き物を破壊する恐ろしい存在だと教わった。取り敢えず会ったら命は無いと認識している。一生会う事は無いと思っていたのに。
「な、なな、なんで...」
「やぁ、ベジータ王子と...お嬢さん」
「ひっ」
「なっ!?」
ベジータと背中合わせで見回す。しかし誰も見当たらない。少しすると、生体反応が私の目の前に現れた。紫色の猫の見た目をした人が私を見ている。彼の服の模様、後ろで腕を組んでいるのは神の特徴だ。
声を出そうとすると、顔を鷲掴みされた。痛い痛い痛い!!ミシミシと骨が軋みそうだ。
本当にこの猫さんが破壊神なのか、それにしてもベジータは何故気なり気配なりで気付かないのだろう。
猫さんは私の顔を横へずらし、ベジータのうなじに指を向けた。爪がキラリと光る。
「バン!!」
「うわぁ!?」
「わっ!」
ベジータは5mくらい後ずさりして、ついでに私の顔もぱっと離された。顎から輪郭にかけてじんじんと痛む。余程強い力だったらしい。
「歌音ねえちゃんおかえりなさい!」
「えへへありがとう!」
今日はめでたいブルマの生誕祭。1番にやってきたチチさんと悟天と挨拶がてら世間話が始まる。
ブルマは私が第1宇宙へ戻った事を言っていたらしく、色んな人と顔を合わせる度におかえりコールを頂いた。
この前の帰った日からトランクスとベジータと協力して、船や使用人の手配を始めたらどうにか誕生日までには間に合ったのだ。
「ブルマ!!」
「「「「誕生日おめでとう!!」」」」
豪華客船でのサプライズはブルマに喜んでもらえたようである。
妻の誕生日と言うことでベジータはいるのだが、悟空は界王様の所で修行しているらしくこの場にいない。さすがとしか言い様が無い。
私は気が済むまでご飯を食べて、パーティーの風景をイ●スタにアップした。うん、良い感じに映ている。
ベジータはどこに行ったと生体反応を感知してみると、船の後方にいた。ここは日がめちゃくちゃ当たるので日焼け対策も兼ねて、この後の予定を確認しに行こう。主にビンゴ大会について。
船の裏でベジータを見つけたのだが、1人で何かブツブツ呟いている。冷静では無く、様子がおかしい。
「ベジータ、何かあったの?」
「ッ!?なんだ、歌音か...」
肩をビクつかせながら振り向いたベジータの顔には汗が滲んでいる。そこまで暑くないし、まさか戦いをした訳でもないだろう。それに彼がここまでビビっているなんて、やはり何かあるな。
「な、何があったか教えて」
「ああ...。歌音驚くなよ、今から"破壊神ビルス"が地球にくるらしい」
「...えええ!?」
「やはりお前なら事の重大さがわかるか」
何故知っているのかと言うと、授業で習ったからである。その時に警告もされた。絶対に近寄るなと。
創造を司る界王神に対極する存在で、破壊神の性格にもよるが、大体は躊躇すること無く星や生き物を破壊する恐ろしい存在だと教わった。取り敢えず会ったら命は無いと認識している。一生会う事は無いと思っていたのに。
「な、なな、なんで...」
「やぁ、ベジータ王子と...お嬢さん」
「ひっ」
「なっ!?」
ベジータと背中合わせで見回す。しかし誰も見当たらない。少しすると、生体反応が私の目の前に現れた。紫色の猫の見た目をした人が私を見ている。彼の服の模様、後ろで腕を組んでいるのは神の特徴だ。
声を出そうとすると、顔を鷲掴みされた。痛い痛い痛い!!ミシミシと骨が軋みそうだ。
本当にこの猫さんが破壊神なのか、それにしてもベジータは何故気なり気配なりで気付かないのだろう。
猫さんは私の顔を横へずらし、ベジータのうなじに指を向けた。爪がキラリと光る。
「バン!!」
「うわぁ!?」
「わっ!」
ベジータは5mくらい後ずさりして、ついでに私の顔もぱっと離された。顎から輪郭にかけてじんじんと痛む。余程強い力だったらしい。