ドラゴンボール
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タエ子「す、すごい」
姫愛「でっかーーい!」
と、2人が言うように、目の前の建物はとても大きくてホテルみたい。2階建てなのだが、何故かアパート3、4階分はある。自動ドアをくぐると、そこには無駄に大きな空間が広がり、そこから続く階段も無駄に大きかった。ここは2階まで吹き抜けになっていて天井がとても高い。あ、飛ぶの楽しそう。
荊「12人にここまでするか?普通 」
とりあえずカウンターへ行ってみると、ひとりでに動くロボットが案内を始めた。人間の上半身だけの形をしていて、小柄な姫愛と同じくらいの大きさである。配色や顔が違うだけでまんまペッ〇ーくんだ!と感心していると、胸元についたタブレットを指し示しながら説明が始まった。どうやら人工AIで自由自在に喋れるらしく、ロボットはノーセンスだと名乗る。誰が付けたんだその名前。
ノーセンスによると、この階にはカラオケやカフェの雰囲気が楽しめる部屋、小さい図書館みたいなのもあるらしい。
娯楽までついているなんて凄いぞ。
荊「後から来た人にはうちが説明しとくわ。じゃあ!」
まずは仮新居探索だ。
大きな階段を登ると、私の部屋は一番奥で隣の部屋が詩音、向かいが遥人だった。斜め前は姫愛である。なるほどこれも宇宙の順番なのか。
扉を開けるとこれまた大きな部屋。白を基準としていてシンプルイズベストだ。清潔感のある部屋だし私の好みかもしれない。程よい大きさのソファやテーブルがリビングにあって、ご丁寧に大きなインチのテレビも付いている。キッチンも多分使いはしないのに広い。寝室に行くとクローゼットやベッドが置いてあった。あれだ、1LDKのマンションみたいな間取りをしている。
持ってきたスーツケースの服をクローゼットに入れながら考える。たった12人であるからこんなに豪華に出来るのか、私達の故郷への気持ちを留めておくためなのか。
しかし三教授の財力は侮れんな。あれだけ手下や研究員を雇ってるんだからただの金持ちではないのだろうけど。一体その金は何処から湧いてくるのか...想像もつかない。
手持ち無沙汰になってしまった私は特にすることも無いので、教頭に制服の追加を頼むことにした。この制服デザインも良いし着ていてあまりゴワゴワしないのだ。普段地球では着崩したり、地球の服と合わせたりして過ごしていた。
職員室へ行こうと部屋を出ると向かいの扉から出てきた遥人とばったり会う。いつの間に帰ってきたんだ。
遥人「やぁ歌音、久しぶりだな」
「やっほー」
マッドサイエンティストでなければイケメンの部類に入る遥人は荊と両思いだ。それでもお互いにピュアでアホ...いや天然なので気付いていない。やっぱりアホだ。仲は良いのに何故だろう...
荊の居場所を聞かれる。そういえば荊は解散した後どこ行ったんだろう。まあみんな部屋見てるし同じことしてるだろうな。彼女の部屋を教えてあげ、それから暫く立ち話をした。
遥人「そうか、君は唯一人間がいる星が派遣先だったな」
少し同情を含んだ目を向けられる。そうでもなかったよ、と言っておいた。
ちなみに遥人は人間が嫌いだ。コッペリオンの中でも嫌悪感が強い方。理由は、彼等の勝手な都合でコッペリオンを作った上に人形扱いするし、それから何も学ばないから。いつまで経ってもこの星に私達の人権がないのはそのせいだと彼は言っている。
遥人曰く人間は愚かな生き物らしい。私も好きだという訳では無かったが、地球に行ってからは少々考えも改まった。地球は良い人達ばかりだ。
遥人はこの先、人間に会ったらどうするつもりなのだろう。
姫愛「でっかーーい!」
と、2人が言うように、目の前の建物はとても大きくてホテルみたい。2階建てなのだが、何故かアパート3、4階分はある。自動ドアをくぐると、そこには無駄に大きな空間が広がり、そこから続く階段も無駄に大きかった。ここは2階まで吹き抜けになっていて天井がとても高い。あ、飛ぶの楽しそう。
荊「12人にここまでするか?普通 」
とりあえずカウンターへ行ってみると、ひとりでに動くロボットが案内を始めた。人間の上半身だけの形をしていて、小柄な姫愛と同じくらいの大きさである。配色や顔が違うだけでまんまペッ〇ーくんだ!と感心していると、胸元についたタブレットを指し示しながら説明が始まった。どうやら人工AIで自由自在に喋れるらしく、ロボットはノーセンスだと名乗る。誰が付けたんだその名前。
ノーセンスによると、この階にはカラオケやカフェの雰囲気が楽しめる部屋、小さい図書館みたいなのもあるらしい。
娯楽までついているなんて凄いぞ。
荊「後から来た人にはうちが説明しとくわ。じゃあ!」
まずは仮新居探索だ。
大きな階段を登ると、私の部屋は一番奥で隣の部屋が詩音、向かいが遥人だった。斜め前は姫愛である。なるほどこれも宇宙の順番なのか。
扉を開けるとこれまた大きな部屋。白を基準としていてシンプルイズベストだ。清潔感のある部屋だし私の好みかもしれない。程よい大きさのソファやテーブルがリビングにあって、ご丁寧に大きなインチのテレビも付いている。キッチンも多分使いはしないのに広い。寝室に行くとクローゼットやベッドが置いてあった。あれだ、1LDKのマンションみたいな間取りをしている。
持ってきたスーツケースの服をクローゼットに入れながら考える。たった12人であるからこんなに豪華に出来るのか、私達の故郷への気持ちを留めておくためなのか。
しかし三教授の財力は侮れんな。あれだけ手下や研究員を雇ってるんだからただの金持ちではないのだろうけど。一体その金は何処から湧いてくるのか...想像もつかない。
手持ち無沙汰になってしまった私は特にすることも無いので、教頭に制服の追加を頼むことにした。この制服デザインも良いし着ていてあまりゴワゴワしないのだ。普段地球では着崩したり、地球の服と合わせたりして過ごしていた。
職員室へ行こうと部屋を出ると向かいの扉から出てきた遥人とばったり会う。いつの間に帰ってきたんだ。
遥人「やぁ歌音、久しぶりだな」
「やっほー」
マッドサイエンティストでなければイケメンの部類に入る遥人は荊と両思いだ。それでもお互いにピュアでアホ...いや天然なので気付いていない。やっぱりアホだ。仲は良いのに何故だろう...
荊の居場所を聞かれる。そういえば荊は解散した後どこ行ったんだろう。まあみんな部屋見てるし同じことしてるだろうな。彼女の部屋を教えてあげ、それから暫く立ち話をした。
遥人「そうか、君は唯一人間がいる星が派遣先だったな」
少し同情を含んだ目を向けられる。そうでもなかったよ、と言っておいた。
ちなみに遥人は人間が嫌いだ。コッペリオンの中でも嫌悪感が強い方。理由は、彼等の勝手な都合でコッペリオンを作った上に人形扱いするし、それから何も学ばないから。いつまで経ってもこの星に私達の人権がないのはそのせいだと彼は言っている。
遥人曰く人間は愚かな生き物らしい。私も好きだという訳では無かったが、地球に行ってからは少々考えも改まった。地球は良い人達ばかりだ。
遥人はこの先、人間に会ったらどうするつもりなのだろう。