このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

ドラゴンボール

夢主設定

この小説の夢小説設定
夢主
双子の妹

いつの間にか寝てたということを繰り返したり、孤独で死にそうになりながらブルマ達とテレビ電話をしたりして約1週間が経った。
ふと外を見ると第1宇宙のあの星が見えている。
真っ黒な宇宙に浮かぶ雲に覆われた灰色の星、地球とほぼ似た大きさで、沢山の第1宇宙の人間が住んでいる。通称は見た目そのままで灰色の星だ。

☆☆☆

ガシャン

どうやら街から少し離れたところに着陸したようだ。立ち上がると暫く座りっぱなしだったので腰がぽきぽきと鳴る。あれデジャヴ。
辺りを見回すと見慣れた街がある。出発日と変わらない曇天の空、薄汚れた建物、日中でも薄暗いので所々光っているネオンカラーの看板も変わらない。まるでコンクリートの塊のような街だ。ぬるい風が髪を揺らした。
見覚えのあるこの場所は学校からそんなに遠くない。すぅっと深呼吸をして学校の方角へ進んだ。

☆☆☆

目の前には、街の郊外にひっそりと建っている研究所と学校を囲う壁がある。若干の恐怖心はあるが覚悟を決めた。
敷地内の入り口では、門番である図体の大きい2人の男が警備している。キャリーケースのガラガラと言う音で気づいたのか、2人とも私の方を向いた。

「貴様、何者だ」

「コッペリオンです」

「あぁ、例の人形の1人か(ボソッ
どうぞ、入ってください」

「.....はい」

人形じゃない...ふざけるな......。
内心腸はぐつぐつと煮立ちだしたが、ぐっと拳を握りしめて表情に出さないように努めた。所詮一般人にはその様な認識なんだろう。気にしない気にしない。
長い廊下を歩き、何回か角を曲がったりして突き当たりの大きな部屋に着いた。ここは出発する前にも集まった場所だ。主に会議室に使われる場所で、床にカーペットが敷いてある。


プシューと開いたドアを入ると、既に荊とタエ子と真奈と刹那と姫愛と狼さんがいた。
20/102ページ
スキピ