ドラゴンボール
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『あたしを守ることがあなたの役目、あたしのために闘いなさい』
頭の中で強く念じた思考を両手から相手にとばす。瞳が全て見えるように見開いてじっと相手を見れば、操った選手はゆっくりと立ち上がってきた。
あたしが解除しないとこの人は死ぬまで闘う。
「あっ、ごめん私ムリだわ」
カニのような目に虫みたいなグロテスクな口元。歌音はあたしの操った選手から目を背けた。確かに歌音が苦手そうな顔だ。
名前も知らない異星人だけど、あたしの前に立ち塞がって敵を面前に構えた。
「おいメチオープ!何してんだ」
この人の仲間であろう人がそう言った。多分、第10宇宙とかだと思う。
刀馬「残念だったな、こいつは姫愛の傀儡になったんだよ」
「な、なんだと〜!?」
「おい!目を覚ませメチオープ!」
覚ます訳ない。動揺している仲間たちの元へ、メチオープさんは飛び込んで行った。
☆☆☆
「あんのチビめがぁ!」
「ラムーシ殿、落ち着いて」
「ええい喧しい!クスッ何を笑っておる!ワシを愚弄しておるのか!?」
「滅相もございません」
苛立ちを隠す気がサラサラ無いラムーシ様をあしらい、宥めるゴワス様を横目でチラリと拝見する。
あの小娘は確か第11宇宙のコッペリオンだったか。恐らくマインドコントロールによって敵を傀儡化させる能力だから、敵が強ければ強いほど有利になる。その気になれば破壊神もコントロール出来るレベルなのか、些細な疑問が頭をよぎった。
それにしても突然参戦してきたコッペリオンという集団、トップの三教授は初老の人間だったが、一体何を考えて彼女達を作り出したのか。
神々の間でも様々な憶測が飛び交っているが、中でも1番提唱されているのは‘’第1宇宙征服‘’。そもそも宇宙を乗っ取る前提として神々を殺すか立場を無効とする必要があるが...まあ神がそう易々と倒される訳が無いのだが、まあぶっちゃけ天使からすると他宇宙が荒廃しようがどうでもいい。
第10に被害が及ぶのならラムーシ様が黙ってはいないだろうが、宇宙の秩序が乱されるなら大神官様が直々に手を下すだろう。
コッペリオンがそのような目的で作り出されたのなら警戒する必要があるが、ベースが人間なので限界が知れている。ウイスによれば成長性は未知数との事だったが、第1の破壊神や界王神、全王様はまだしも大神官様が自由に泳がせているのだから、むしろその成長を見守るという暇つぶしになるだろう。
まあこれもウイスから聞いたことだが、コッペリオンは他生物の遺伝子的特徴を組み込まれているそうだから、三教授の力量によっては無限の可能性があるかもしれない。果たして人間がどこまで化けるのだろうか。誰一人としてマッチョは居ないが興味が湧いている。
第10のコッペリオンは確かリョウガと言ったか。どんな活躍をするか見ものである。
頭の中で強く念じた思考を両手から相手にとばす。瞳が全て見えるように見開いてじっと相手を見れば、操った選手はゆっくりと立ち上がってきた。
あたしが解除しないとこの人は死ぬまで闘う。
「あっ、ごめん私ムリだわ」
カニのような目に虫みたいなグロテスクな口元。歌音はあたしの操った選手から目を背けた。確かに歌音が苦手そうな顔だ。
名前も知らない異星人だけど、あたしの前に立ち塞がって敵を面前に構えた。
「おいメチオープ!何してんだ」
この人の仲間であろう人がそう言った。多分、第10宇宙とかだと思う。
刀馬「残念だったな、こいつは姫愛の傀儡になったんだよ」
「な、なんだと〜!?」
「おい!目を覚ませメチオープ!」
覚ます訳ない。動揺している仲間たちの元へ、メチオープさんは飛び込んで行った。
☆☆☆
「あんのチビめがぁ!」
「ラムーシ殿、落ち着いて」
「ええい喧しい!クスッ何を笑っておる!ワシを愚弄しておるのか!?」
「滅相もございません」
苛立ちを隠す気がサラサラ無いラムーシ様をあしらい、宥めるゴワス様を横目でチラリと拝見する。
あの小娘は確か第11宇宙のコッペリオンだったか。恐らくマインドコントロールによって敵を傀儡化させる能力だから、敵が強ければ強いほど有利になる。その気になれば破壊神もコントロール出来るレベルなのか、些細な疑問が頭をよぎった。
それにしても突然参戦してきたコッペリオンという集団、トップの三教授は初老の人間だったが、一体何を考えて彼女達を作り出したのか。
神々の間でも様々な憶測が飛び交っているが、中でも1番提唱されているのは‘’第1宇宙征服‘’。そもそも宇宙を乗っ取る前提として神々を殺すか立場を無効とする必要があるが...まあ神がそう易々と倒される訳が無いのだが、まあぶっちゃけ天使からすると他宇宙が荒廃しようがどうでもいい。
第10に被害が及ぶのならラムーシ様が黙ってはいないだろうが、宇宙の秩序が乱されるなら大神官様が直々に手を下すだろう。
コッペリオンがそのような目的で作り出されたのなら警戒する必要があるが、ベースが人間なので限界が知れている。ウイスによれば成長性は未知数との事だったが、第1の破壊神や界王神、全王様はまだしも大神官様が自由に泳がせているのだから、むしろその成長を見守るという暇つぶしになるだろう。
まあこれもウイスから聞いたことだが、コッペリオンは他生物の遺伝子的特徴を組み込まれているそうだから、三教授の力量によっては無限の可能性があるかもしれない。果たして人間がどこまで化けるのだろうか。誰一人としてマッチョは居ないが興味が湧いている。
第10のコッペリオンは確かリョウガと言ったか。どんな活躍をするか見ものである。
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