各々の幸せ
名前変更
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Ver 緋村剣心
「……////」
「………なんでそんな遠いの?」
部屋の片隅にちょこんと座る剣心をジッと見る。
「せ、拙者…」
もじもじとする剣心がチラリと視線を上げた時、目の前に紅杏がいた。
「!?!?!?」
驚く剣心にククッと笑って手を引いた。
「こっち来いよ」
歳上のくせにやたらと照れ屋な剣心に紅杏は笑う。
窓際まで剣心を連れてくると、杯を渡した。
「飲めるっしょ?」
「あ、あぁ…」
酒を注ぐと、自分も杯を手にとる。
「………」
無言で酒を飲むと窓の外に浮かぶ月を見上げた。
「剣心」
「何でござろう」
「肩を並べてるなんて、不思議だな」
「…そうでござるな」
ククッと笑い、剣心を見る。
「落ち込むなよ。怒ってないって言ったろ?」
頭を撫でると、剣心は恥ずかしそうに笑った。
「紅杏は優しいでござるな」
「当たり前だろ」
ニッと笑い、剣心に口付けた。
「…//」
「これぐらいで照れてたら先がもたねぇぞ??」
これからずっと俺の側にいるんだろ?
紅杏の言葉に、剣心は恥ずかしそうに笑った。
(剣心)
(何でござるか?)
(これから初夜だけど)
(………む、無理でござる///)
剣心END