独り言小ネタ
悪夢
休日、母さんと穏やかな1日を過ごすはずだった実家。
なのにその日、母さんと力河さんが並んで待っていて。力河さんは母さんの肩を抱いていて。互いを見て微笑んだあと、ぼくに顔を向けて笑顔で言った。
「私・俺たち、結婚します!」
「いや母さんそれはちょっとまって!?」
「紫苑!?」
ネズミの声で我に返る。
今のは、夢だったと。
「あんた大丈夫か、一体どんな夢見てたの」
と聞かれ、夢の衝撃から立ち直りきってないまま内容を話した。
「力河さんは良い人だし、色々助けてもらったけれど。ちょっと無理だ。本当に、無理」
思わず顔を両手で覆いながら呟けば、ネズミも同情してくれた。
「おれもあのおっさんがパパは無理。ほら見ろよ、今口にしただけで鳥肌立っちまった。とっとと忘れるに限るね」
「・・・うん、そうだね」
「と、言うわけで寝直すぞ。おいで紫苑。おれの抱き枕」
「うん、ぼくの抱き枕、ネズミ。だけど蹴飛ばさないでくれよ」
「守れない約束はできないね」
「ネズミ・・・」
おわりー。
オチがうまくいかない。
久々過ぎて書き方、忘れた。
そしてごめんね力河さん。
ご両親、離婚はしてなかったと思うし。
お目汚ししつれいっ!