独り言小ネタ
ネズミさんに紫苑さんを。
ひんむいてほしくなった小バナシ。
「ていっ」
「わーーーっ!!?い、いきなり何すんだネズミ!?」
「別に。ただなんとなくあんたの蛇が見たくなっただけ」
「だ、だからって不意打ちで脱がさなくても……」
「不意打ちじゃないだろ。正面から堂々と脱がしに掛かったんだし」
「…う。でも脱がされるなんて普通思わないだろ」
「そう?あんた見てると、時々無性に脱がしたくなるけど」
「は!?」
「風邪でも引かれたら面倒だからな。普段は抑えてやってる」
「そうだったのか……。知らなかった」
「だろうな」
「でも、それならそうと言ってくれれば、ぼくは脱いでも構わないぞ?」
「え」
「だってネズミだし。ぼくのこの身体の痕をきみが気に入ってくれてるって事だろう?だから。ぼくは、きみが見たいと言うならいつでも脱ぐぞ」
「……それじゃつまらない(ボソリ)」
「?…あ、いつでもって言っても、きみとぼくの2人だけの時だからな」
「おれだって、あんたの身体を他の奴になんて見せたくないさ」
「ぼくも。他の人には見せたくない。…ん……は…くしゅんっ」
「あ。あんたひんむいてそのままだった。半裸じゃ寒いよな、わるい」
「いや、平気だ。だけどこのままだと本当に風邪引きそうだ。お風呂で温まってきていいか?」
「ああ。ならおれも一緒に入る。そうすればあんたの身体、思う存分見れるしな」
「……ネズミ。なんか少し変態くさいぞ」
「失礼な。あんただっておれの身体、見たいくせに」
「……否定は、しない」
「ふふっ、いい子だ。さ、お手を。共に湯浴みへ参りましょう」
「うん。きみの背中流したい」
「………お手柔らかに。……そうそう紫苑。おれが気に入ってるのは、あんたの蛇だけじゃあないぜ」
「知ってるさ」
「あ、そ」
「ネズミ」
「なに」
「大好きだ。きみの全てが」
「…知ってる」
おわり
あれ?話がどんどんずれてった。
おっかしーなー。
私の頭が。