銀行での事件に巻き込まれた夜
志保からメールが届いた。




「「貴方、犯人が持ってた銃に向かって
拳銃を撃ったみたいね。
彼に怪しまれてるし、後々大変になっても
知らないわよ。
それと、何時逢えるのかしら…
待ってるんだけど。」」



相変わらずのツンデレ具合の文面に
なんだか懐かしくてふと、笑みが零れる。



「怪しまれてるから、拗れない内に
志保たちと関わりを持てって事だよね。」



志保が言ってることだし、動こうかな。
遠くから見守るだけだったけど
今なら近くで護れるから。



「「何処で逢えば良いの?志保。」」
打ち込み返信すると直ぐに


「「ここの喫茶店かしら。
上に、あの探偵も居るから会えるんじゃない?」」
と、返って来た。







ポアロかぁ…





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