Morning*glory
──ピピッ
『緊急の話なんですけど、ベルモットが――…。』
『それは助かります。ありがとうございます、降谷さん。』
流石だなぁ、ベルモットの思惑に気付いてた。
組織に干渉されない境地(仮住まい)を用意してくれるのは、正直とても助かる。
これで、志保やあの噂の少年とも組織の目を気にせず関われるよね。
「先ずは志保に連絡しないと…、どんな
反応が返ってくるのか楽しみだなぁ。」
そんな事を思いながら携帯を開いて、
メールを打ち込んでいく。
ーーーー彼女の返信は、今までで1番早かった。
「「貴方に逢えるなら、どの道嬉しいけど」」
吾亦紅[(環境の)変化]
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補足
ロゼである桜海は、宮野明美の死に
よって組織に嫌気が差し、
ノックである公安の降谷零に
組織の情報を流すようになった。