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I will never be sea bubbles.






「───くん、このかぎ持っててほしいの」

「これって、おばあさんからもらったって言ってたアクセサリーじゃないのか?」

「うん。でも2つもらったの、ペアなんだって」


女の子が首にぶらさげていたアクセサリーを
目の前の男の子に見えるように持ち上げる



「でも、なんで急に?」

「ペアって聞いたら──くんが思い浮かんだから
なんだけど…、嫌だった、かな?」

「いや、うれしいよ。嫌では無いし…大切にする」

「よかった〜、ありがとう!!」

受け取ったアクセサリーを付ける男の子を
見て、本当にうれしそうに笑う女の子

その女の子は…────







コポコポと泡が揺蕩う音がして
目を覚ました

「「小さい頃の夢をこのタイミングで見る
なんて…、何だか導かれてるみたい」」

首元に付けているペンダントを触りながら
そっと呟いた
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