愛を叫んじゃお⭐︎

そっちの方向に視線を向けると、見知った彼が走って来た。

そこにいた五人は、予期せぬ人物の登場に目を見張った。

「はぁはぁ、異議有り!!」

大分走ったのか、肩で息をしながらの登場だ。

「ここは裁判所じゃねぇ。で、何でお前まで来たんだ?ツナ。」

「だ、だって!!家のテレビつけた瞬間、こんな番組が映るから飛んで来たんだよ!!;
ってかお前、前回の放送どんなとこに流してんだよ!!」

「まぁ、いろいろとな(笑。今回の放送は、ツナの所にしか流してねぇから安心しろ。」

(笑)って…、こいつまだ何か企んでるな;

「クフフ、こんな番組だなんて失礼ですよ綱吉くん★今日は婿候補が来ていると言うのに」

「何で婿なんだよ!!要らないからね!?しかも、骸!白蘭!」

「「?」」

俺は二人を指差して、今一番突っ込まなければいけない事を叫んだ。

「お前らKじゃないじゃん!!」
骸はMだし、白蘭はBだよね!?

「そうだよ、何で来てんの君たち。」

「そう言えば…何で来たんですか白蘭様?」

「一緒に来たときに気づいて下さい…;」
どんだけ無関心なの!?

「クフフ、綱吉くんもおバカさんですねぇ。
muKuroで、Kがあるじゃないですか。」

「そうだよ、byaKuranもKがあるよ♪」

「誰がKが付く人って言ったんだよ!!;Kってイニシャルのことだからね!?因みに、雲雀さんと桔梗さんにも言っておきますけど俺、男ですよ?」

「「知ってるよ(ますよ)?」」

「来るのおかしくない?」

「ハハン、愛に性別などと言うものは関係ありませんよ。」

「僕と綱吉なら、何の問題もない。」

雲雀さん、自信有り気に言わないで下さい;

「寝言は、寝て言いってほしいものですね。綱吉くんとベストカップルなのは、ずっと昔から僕だと決まってます!!」

骸…その自信はどこから来るんだ;
ってか、勝手に決めんなよ!!

「何言っちゃってんの?君達より僕の方が優れてるじゃん♪だから、綱吉クンは僕の嫁!!
あーんな事や、こーんな「んなぁぁー!!!!;お前こそ何言ってんだよ!!」」

暴走発言をしかけた白蘭に割って入り阻止をする。
家庭教師ヒットマンREBORN!は、お子様も見れる番組なんです!!

「その常識は、ここでは通用しねぇだろ。」

ワタワタしている俺に、リボーンの一言。
って、勝手に心読むな!!

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