世界最強のヒットマンは固まっていた
1週間の長期任務を終え、報告書を片手に執務室に入って来たのはいいが、そこにはコロネロに抱きついたツナがいたのだ

「あっリボーンお帰り」

「あぁてめぇ帰って
来やがったのかコラ」

「....」

「長期任務お疲れ様」

「....」

「今回は大変だったでしょ怪我とかしなかった?」

「....」

「ん?どうしたのリボーン?」

「あ?何固まってんだコラ」

バンっ!!

未だコロネロに抱きつきながら話すツナに
しびれを切らしたリボーンが2人に向かって銃弾をぶっ放した

「なっ何するんだよっ!?」

「何しやがるんだコラ!!」

「....出ていけ」

「ふへっ?」

「はっ?」

「出ていけっ言ってんだこのヘタレ筋肉馬鹿野郎」

「リボーン!!」

「んだとコラ!!」

「ツナは黙ってろ
さっさと出ていけヘタレ」
　
「てめぇには関係ねぇだろ」

「目障りなんだよこの筋肉馬鹿出ていかねぇとぶっ殺すぞ」

「上等だ、こっちこそぶっ殺してやるぜ!!」

ドス黒いオーラを放ちながらチャキっと武器を構えるリボーンとコロネロ

お互いの殺気が
いつもと違うことに気づいたツナは慌てて2人を止めだした

「ストップ!ストップ!
2人とも落ち着いて!!」

「「あﾞぁﾞ?」」

「リボーン!!いきなりどうしたんだよ!!
コロネロもごめん
今日は帰ってあげて
任務のことは
後でまた連絡するから」

「.....」

「....分かったぜコラ
おいリボーン勝負はまた今度だからな!!」

と言い残してコロネロは執務室から出て行ったのだが執務室にはなんとも言えない雰囲気になっていた